私のストーリー #0
こんにちは。きし さちこです。
不登校ママのこころのサポートをしています。
大阪府在住
夫と10代の3人の息子とウサギちゃんと暮らしています。
結婚をして、次男君の出産を機に退職をして、専業主婦になりました。
ほんとはね、仕事を続けたかったのです。
ずーっと仕事が出来るように、管理栄養士の資格をとって、地方自治体の職員にもなれて、やったね!!って思ってたのですが、、、、。
ほぼワンオペのフルタイム勤務は無理でした。残念。
子どもが小さいうちは、子育てに専念しよう。
そんな風に自分を納得させました。
3人の息子達との日々は目の回るような忙しさで、毎日へとへと。
夫に守られ、子どもとの時間がたっぷりある毎日で、
幸せな環境にあるけれど、どこか満足できない思いを抱えていました。
主婦は、どんなに頑張っても、務めていた時のようにお給料という分かりやすい形での評価がもらえなくて、自分の価値が分からなくなっていました。
自分の事は後回しにして、とにかく子どものために、夫のためにと頑張っていました。
私はやっぱり、評価というものを分かりやすくもらいたい。
子どもが学校へ行くようになったら、私ももう一度社会に出て働こう!
そう思い、今だけ我慢をすることにしました。
そして、末っ子ちゃんが小学生になったのをきっかけに栄養士の仕事を始める事になりました。
が、末っ子ちゃんが小学2年の3学期から突然不登校になりました。
またしても、私の社会での活躍の場がなくなる、、、、。
子育てに振り回されて私は自分のしたい事はさせてもらえないんだ、、、。
専業主婦になって、満たされない思いを抱えたまま、我慢をしてきた私は、
学校に行かない子どもの事がどうしても許せなくて、自分でも怖くなるくらい、こころがかき乱されました。
私が荒れると、子ども達も私の顔色をうかがうようになり、夫との関係もぎくしゃくし始めました。
とにかく自分の気持ちがおされられなくなり、笑顔が消えてしまいました。
家庭内の雰囲気は殺伐として、とても居心地の悪いものでした。
私が求めている家庭の姿とは全く違う状況になってしまいました。
このままでは、自分も不幸だし、子ども達も、夫ともバラバラになってしまう。
私は自分の家庭を壊してしまうかもしれない。
そんな怖さを感じました。
思春期にさしかかった子ども達とのコミュニケーションが上手くできない。
自分の気持ちを抑える事が出来ない。
夫との関係が上手くいっていない。
なんとかしないと!と思いました。
私が変わらないといけないんだろうな、、、。
漠然とそんな思いを持っていました。
自分のことを見つめるために、
こころの声の聴き方を教わりました。
今まで聞いたことが無かった自分のこころの声は、
とても小さく、弱々しく、今にも泣きそうな自信のない声でした。
「怖い」
何度も何度も聞こえてきました。
自分に寄り添いながら、
こころの声をゆっくり丁寧にきいていくと、
仕事を続けたかったのも、
専業主婦で満たされない思いを感じていたのも、
子どもが不登校になった時の思いも、
全部「怖さ」につながる思いでした。
私は、常に怖さを打ち消すために行動していたのです。
幸せになるために行動しているのではなく、
怖さを打ち消すために行動している。
これではいつまだたっても、
私が満足いく幸せなんて来ないやん!!
さちこ42歳にして大事な事に気づく(笑)。
こころの声を聴くことと、
自分が喜ぶことをすること、
大切な思いは言葉にして伝える事
そんなことを続けていると、
家の中の雰囲気が柔らかくなり、
子どもや夫との会話も弾むようになり、
居心地の良い家になりました。
自分のこころの声を素直に聞いて、
自分が喜ぶことをする。
たったそれだけで、幸せを感じられる私になれる。
仕事をして評価をもらう事や、
子育てにすべてをささげる事もとても素晴らしいことだけど、
周りの人からもらう価値や喜びだけじゃなく、
自分から生み出す喜びや幸せがあることに気が付きました。
幸せや愛をまき散らす人になれちゃうんですね(笑)
子どもの不登校でこころが大きく揺さぶられて
とってもとっても大変な思いをしたことがきっかけで、
こころの仕組みについてたくさん学ぶことが出来ました。
自分のこころの声を聴くことで、
気持を整えて穏やかにいられることや、
日常に転がっている幸せに気づけるママを増やしたいと思い、
現在は、不登校ママのこころのサポートをしています。
一緒に幸せまき散らすママになりましょう(^^♪
子どものこころのコーチング協会インストラクター
UMIカウンセラー
エミークコーチ