睡沢日記 #37
数日体調不良で完全にダウンしてしまっていたため、久しぶりの日記。
熱などはなく、吐き気と倦怠感に苦しめられていた。あと消化不良。うーむ、自律神経って感じの馴染み深いメンバーだ。何がいけないのかが気になって神経質になりそう。
ストレス源が「将来の不安」とかいう一番解決できない。それにもかかわらず諦めや妥協といった汎用性の高い択を解決策として選べない不器用な小賢しさ。
めちゃのくちゃに面白い本を読んでいる。紹介したい。しちゃおうかな!
『日本人のための日本語文法入門』(鈴木哲、講談社現代新書、2016年)
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000210659
日本語に主語は重要か? 「は」と「が」はどこが違う? なぜ自動詞が多用されるのか? 受身文に秘められた日本人の世界観とは?……学校では教えられない日本語の知られざる姿をわかりやすく紹介する一冊。これだけは知っておきたい日本語の基本!
これだけは知っておきたい日本語の基本!
日本語に主語は重要か? 「は」と「が」はどこが違う?
なぜ自動詞が多用されるのか? 受身文に秘められた日本人の世界観とは?……
学校では教えられない日本語の知られざる姿をわかりやすく紹介する一冊。
(紹介文は講談社BOOKクラブより引用)
日本語文法のわかりやすくて参照しやすい本を求めてたんだよ。これこれ、って感じ。
紹介文にもあるとおりだけど、学校で日本語を文法から教わる時間は極めて短い。ところが、言語というやつは感覚だけで使っていると自分の「なぜ?」に気づかないまま不適切な表現になっていったりするんだよな。
私はいまのところ「正しい日本語などというものは存在しないが、妥当な日本語は存在する」という姿勢で文章を書いているから、十分に妥当な日本語か吟味するために知識が必須。もちろん経験も。
ただ、いわゆる大学教科書スタイルって授業で補完されるのが前提だったりするじゃん? 新書はある程度「それ単体で市民が読む」のを見越して組まれてる傾向がある気がするから、ひとまず新書でおさらいした。
今月はもう一冊買った。
『英国建築の解剖図鑑』(マシュー・ライス、X-Knowledge、2021年)
https://www.xknowledge.co.jp/book/9784767829777
英国で長年愛されてきたベストセラー建築図鑑、待望の日本版!
ノルマン征服から中世、ヴィクトリア朝、そしてモダニズムまで、英国の建築スタイルをイラストで読み解いたビジュアルガイド。建物のパーツを英文でも記載、学習にも役立ちます。映画やドラマ、小説の背景を理解したり、創作をする人の参考資料としてもおすすめ。
英国らしいウィットあふれるイラストと解説、温かみのある手描き文字も楽しい、手元に置いておきたい一冊。
――建築の本というと何やら難しいイメージがあるかもしれませんが、建築は生活の背景です。大海原にいるときは別として、いつ、どこで何をしていても常に私たちの周りにある、ごく当たり前のものなのです。
――建物を構成するパーツの名前を覚えれば、“ほら、あの小さい節みたいのがついたやつ"とか“三角形の左にあるカーブしたところ"なんてあいまいな表現ではなく、そのものずばりの名前を言うことができます。そしてどんな建物を前にしても、古い友人に再会したような親しみを覚えるにちがいありません。
(紹介文はX-Knowledge商品ページより引用)
建物の構成パーツなんて建築分野の人しか名称を知らないこともザラで、でも名称がわからないと小説で描写するのが不便。具体的には「ここの描写をする上でもっと観察するための資料がほしい!」となったとき調べ方がわからない。
もちろん、本文にそのまま名称を出しても伝わらなきゃ意味がないから、この手の資料は冷静さがないとかえって毒な気がする。「とりあえず調べて出てきた言葉使ってるんだろうなー」って感じのちぐはぐなジャーゴンまみれ小説は読んでてストレスを強く感じる。
学びたいことがたくさん。
今日やった偉いこと:
・恵方巻き食べた
・豆まきした
・ベッドの修理した
・勉強した
・体調回復のために早めに寝た
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