睡沢日記 #28
「真面目に英語の勉強を再開したい期」と「DeepLにぶん投げればいいや期」が交互に訪れる。PDF読み込めるようになったらもう最強なんだよな、DeepL。
もちろん、機械翻訳は用語の訳が苦手だったり、文脈を把握できなかったりする。でもそれは技術の進歩とともに解決される問題だし、私はDeepLに賭けたい。自動運転技術に賭けて自動車免許取らないのが許されるならDeepLに賭けてTOEIC受験しなくてもいいだろ!
「AIに仕事が奪われる」という言論はそこそこ昔からあるし、なんならすでにVBA導入するだけで失われる仕事はある。技術の進歩とともにユニットが陳腐化していくのはcivでみんなやったろ? やってない? 嘘だあ。
史上最も仕事を失わせた技術って何かなと考えたとき、最初に浮かんだのが「三角関数」だった。三角関数は面白い。学生にとっては一番何の役に立つのかわからない道具だし。
この日記を書きながら私のPCは裏で動画をエンコード中。これもいつかは人間が手でやる工程をほとんど喪失していく作業なのかも。
今日は166回芥川賞・直木賞の発表。あんまりピンとくる作品がなかった。普段は何作か興味を惹かれる候補作があるんだけど、珍しいかも。今注目のテーマに関する過激で攻撃的な言論がSNSに溢れすぎててうんざりしているのも原因のひとつ。でも読むなら今だよな。
読んだ候補作の中で言えば、『同志少女よ、敵を撃て』はハリウッド的画作りとアクションの躍動感がかなり完成した現代的な作品だった。いわゆる「後味最悪の教訓に満ちた戦争文学」よりも「戦争の悲惨さも味のひとつとして取り入れたエンタメ文芸」に近い。時代劇観るときのテンションがちょうどよかったかも。
『黒牢城』は読み途中だけど、好きな人はすごく好きなタイプの作品。黒田官兵衛がホームズ役、荒木村重がワトソン役で安楽椅子探偵の定石に乗っかりつつ歴史ドラマを展開するのはいいね。私がもっと戦国時代ものを好む読者だったら絶賛してた。
最近は歴史を扱った作品に対して「史実ではないからこの作品はダメ!」と斬り捨てる感想を目にする機会が多くて、少しうんざり。フィクションだぞ。司馬遼太郎が流行しすぎて史実だと思い込まれちゃったあたりから齟齬が生じてる気がする。
未読だけど「皆のあらばしり」はあらすじで少し気になってきた。あとで読んでみようかな。今月は本を買いすぎたので来月になるかもしれないな。
今日やった偉いこと:
・仕事の作業を進めた
・記帳した
・作業の進捗が目標達成するまでゲームしなかった
・間食取らなかった
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