【リサーチ】アジア圏のこどもの睡眠が悪い
近年は睡眠負債などが
日本でも注目されて
日本が睡眠後進国であると認識をもたれているかもしれません
最近はこどもの「ねんねトレーニング」について
リサーチをしていて
論文を見ながら「日本のこどもの睡眠」の実情を調べています
(独身、妻なし、こどもなしですがw)
調査をする中で
さらにわかったことで
実は欧米と比較して
「アジア圏のこどもの睡眠も悪い」
ということです
しかも前から
2010年に 「Sleep Medicine」に
掲載された論文で
Jodi A. Mindellらの研究グループが
世界のアジア圏と欧米圏の17カ国の0~3歳のこどもの睡眠の状況を調査した大規模調査で
「日本のこどもが最も睡眠が短い」ということが明らかになっています
参加国は、
アジア圏:日本、韓国、中国、香港、マレーシア、シンガポール、インド、インドネシア、タイ、台湾、フィリピン、ベトナム
欧米圏:オーストラリア、カナダ、イギリス、アメリカ、ニュージーランド
そして、
この論文をさらに見てみる
睡眠が悪いのは、実は日本だけではないんです
実は「アジア圏」でこどもが
寝付けなかったり
睡眠が遅くなったり
時間は取れているけど
就寝困難も問題が起きています
その多くの課題やこどもが
自力で寝つけるようになることを妨げる要因になっているのが
「添い寝」です
日本では、「添い寝」文化が主流ですが
添い寝はこどもが自力で寝付くようになるのを遅らせるだけでなく
ママがいないと寝付けないというこどもの問題引き起こします
これが、実は日本だけでなくアジア圏全体で
似たようなことが起きています
欧米圏は部屋そのものが別
できなくてもベッドは別にするという文化が昔からあります
アジア圏は生活に際し
家が狭く
こども部屋がない建築になっていることも大きな要因です
生まれたての新生児は別ですが
月齢を重ね
6か月以上になってきたら
1人で寝付く「トレーニング」が必要です
この文化が日本にないことが
日本の課題
リモートのできる大企業勤務の方を除く
中小企業のパパを持つママさん達は
ワンオペ育児も多い日本の中で
「文化と認識のアップデート」が必要な時期に来ていますね
これからのこども達が
睡眠に問題なく過ごせるように
「日本の睡眠文化」を改善してきたいです
もし「こどもの睡眠を改善したい」や
「睡眠を改善して日中のパフォーマンスを上げたい」という方
興味がある方は、個別にご連絡ください!