ぶりっ子なアイツのストーリー
うちの職場には
最近若手が増えてきた。
2年目の女の子は
鼻に付くほど、ぶりっ子だ。
鼻に付くし、褒められたがりな性格に
イラッとくる。
正直なところ
女性の感情うずまく僕の職場には
受け入れられないんじゃないかと不安だった。
でも
みんなから受け入れられている。
本当に良かったと思う。
でも彼女のぶりっ子なところを
嫌いになる奴がいても仕方ないとは思う。
でもぶりっ子というバイアスありきで
彼女の頑張りを否定するのは許せない。
彼女は本当に頑張ってる。
そんな矛盾っぽい感情になる。
ぶりっ子ってのはネガティブなワード。
嫌いになる理由にはもってこい。
でも僕はぶりっ子は鼻に付くけど
嫌いじゃない。
傷つくリスクを負ってでも自分をアゲる姿勢は賛否はあれど否定してはいけない。
彼女がぶりっ子になったのにはきっと
理由があるはず。
自分から動き出さないと…
褒められようとしないと…
分かりやすく魅せないと…
生き残っていけない環境で
育ってきたんだと思う。
そう思うとぶりっ子な彼女にも
親身になれる。尊敬できる。
人をなんとなく嫌うのはもったいない。
ソイツのストーリーを想像すれば
嫌いなソイツの嫌いなところに
エピソード0を感じられるし
きっと好きになれるはず。
難しいけどね。