ギャンパレと日比谷野音
⚫︎はてなブログで書いた記事を移行したものです。
2024年1月30日投稿
「冬の魔法 聞こえてるかな 白昼の夢の中に」
WINTER SONGやるかな、なんて話をしてたらあのキラキラしたイントロからライブが始まった。
ココちゃんとゆゆちゃんの作詞曲。ギャンパレから離れていても聴かない冬はなかった。
「拝見 元気にしてますか?」と何度も思った昔のこと、そんな記憶が走馬灯のように流れた。
日比谷野音に立つのは5年ぶりだと聞いて、そんなに月日が流れたのかと驚いた。
グループが続き、メンバーが歌い続けてくれることは決して当たり前じゃない。私が追いかけ始めた時と5年前の野音と、この日の野音は全てメンバー編成が違った。
大好きなゆゆちゃんは変わらずそこに立ってくれていた。スポットライトを浴びるゆゆちゃん。ロングスカートがふわっと揺れるゆゆちゃん。
踊る姿も指先もやっぱり大好きだ、たまらなく大好きだと思った。
ハピラキもppgも、血が沸騰しそうなぐらい楽しかった。でも新しい「躍動」もオギャーオギャーな曲も、初めてライブで聴く曲もめちゃくちゃ楽しくて新鮮でどの時期に好きになっていたとしても、誰も置いていかないセトリだと思った。
「どうか世界輝け」
この歌詞の「どうか」という願いも「世界」という広さも「輝け」というその言葉自体のもつ光も全てが大好きで、野音で聴きたいと漠然と思っていた。
みんなが手を挙げる空中を掴む会場の一体感と、すっかり暗くなって揺れるLEDライトの海。
本当に綺麗だった。客席から後ろから見るこの景色が私はずっと好きだった。日比谷野音という広い会場で見たその景色はもっと輝いてた。
「僕たちは君となら生きていける きっと」
INVOKE来たら動画撮る!と豪語してたのに、どうしても自分の目で見たくて撮ることは諦めた。
ゆゆちゃんの落ちサビ直前に「ごめん!ここ撮って!」と恋人にお願いした、そのぐらい見入ってしまった。
どの曲を聴いても一番耳に入るゆゆちゃんの声が、ゆゆちゃんの声だけが響く空間が大好きだなあって、胸が弾け飛びそうな想いがした。
ユアちゃんが遊び人がいるからと話したようにこの曲を聴く私(たち)もギャンパレがいるから、生きていける。
私は、ギャンパレを追えてない期間が中2〜3年ある。その間もずっとずっとギャンパレと前を向いて一緒に走り続けた、野音を埋め尽くした遊び人がいるから今もこうしてライブを見れているんだなあとふと考えた。
追わせるアイドルが素晴らしいのは勿論のこと、そんな遊び人も好きだなぁと思った。
アンコールは、CAN'T STOPやってくれるかなあなんて話してたらイントロが聞こえてきて膝から崩れ落ちるかと思った。
「続きはもっと大勢で見ていきたいな」
私はまたこうやってアイドルから、沢山の抱えきれないほどの希望を貰う。
月ちゃんのMCの「あなたは一人じゃない、GANG PARADEがいる」のセリフに、
サキちゃんが「GANG PAREDEの音楽は世界一、人を幸せにできる」と言ってたことを思い出した。
今のギャンパレが歌うROCKを止めるな‼︎
「これをギャンパレと呼ばずなんと言う」が、そうだと思った。
ギャンパレを追う人に取ってはギャンパレこそが青春で、歌って踊って笑っていられる存在だ。
メンバーがメンバーのことを思って歌ってという願いが込められた曲。きっとこれからこの曲もアンセム曲になるんだろうと感じた。
ぐわって心臓を掴まれた、ドクちゃんの落ちサビ。あの時の感覚忘れられないな。
ギャンパレちゃんはもっともっと大きな会場に立ってほしい、広いステージで今の13人で「どうか世界輝け」と空中を掴んでほしい。と話す私に
恋人が「そう思うのなら私たちが、ちゃんとライブに通わないとだめだよ。」と言った。
こう現実的に向き合わせてくれる恋人も好きだなあと思った。
ということで次のツアー、一緒に大阪に連れて行こうと思う。もっとギャンパレにハマってほしい。
ゆゆちゃんがいたからギャンパレちゃんがいたから生きていけた、どんなに時間が流れようとこの過去だけは変わらない。
「ああー!生きててよかったー!」と本気で思った。
とにかく楽しくて、全力で楽しくて
体が砕けて弾けてしまいそうなぐらい。
こっちを向けば、「あぁかわいい!!」とつい口に出してしまう、ゆゆちゃんはずっとずっとかわいくてこんなに楽しい日ってあるのか!?って問いたくなるぐらい楽しかった。
ライブ終わった後立てなくなりそうだった。地球丸ごと抱きしめたい!!と思うぐらい楽しかった。
「本当に楽しかった!!生きててよかった!!」と叫んでいたら
「よかったね。そんな風に思わせてくれる存在、瞬間はそうないんだよ。凄いことだよ。」
と言われて、本当にそうだと思った。
あの日の感情を、また走り出してしまいたくなるこの気持ちを何一つ忘れたくない。
それでもいつか少しずつ忘れてしまうだろうから、
またそんな瞬間に出会うために、ギャンパレのライブに行こう。そして繰り返して忘れないようにしよう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?