生理のせいでか 滅茶苦茶なバットに入ってしまった。 頭が苦しくて 上手に呼吸ができない。 化粧をしようにも 手始めに何からしようか 考えがまとまらない。 皮疹も出ているし もう嫌になってしまった。 薬を飲んでも何もできない。 救急外来へ電話をしたけれど ちゃんと繋がらない。 たった一人の世界に 放り出されたような感覚。 孤独。 自傷したいような パニックになってしまった。 帰りの車の中で 今の状態をうまく消化できないまま 家
こんなに難しいことなのだろうかと 思い悩んでいた親孝行の機会。 母の他界の後から崩壊した メンタルと金銭感覚。 なんで過食嘔吐に月20万も使ってしまっていたのか。 なんで愛情に飢えてしまっていたのだろう。 愛を注いでくれる 家族はこんなにも近くにいたはずなのに。 血縁なんて関係ないって 納得するのに時間がかかりすぎた。 不幸を掲げていれば 救済してくれるなんて そんなに世間は優しくはない。 唯一の理解者だと思っていた母親よりも 確かにそばで一番守っていてくれた父親
小学校時代を思い出した。 いつもいじめられていた。 理由は転校生だから。 ブスだから、デブだから。 ずっと伸ばしていた髪の毛を ベリーショートにされていた。 可愛いと言って育ててもらっていたはずなのに いつの間にか虐められていた。 運動が苦手、音楽、図工は好きだった。 忘れ物が多かった。 ハンカチ、ティッシュ、リコーダー 体操着、教科書、靴下、なんだって忘れた。 合唱部に入っても、譜面忘れたり、 小道具を無くしたりした。 汚す、無くす、壊す。 日常茶飯事。
1型糖尿病、SLEなんて 目の前で自己注射しなかったり ハゲてたり、立てなかったり 顔が真っ赤じゃなかったり、 低血糖でぶっ倒れなければわからない。 レイノーが出たって、 関節痛で辛いのだって、 言わなければわからない。 向精神薬を飲んでいることだって 鬱で怠くて目に光ない、息ができなくて パニックになったとて、単なる変なやる気のない奴の レッテルを貼られることになるだけ。 頑張りすぎた日は身体が 倒れろと言わんばかりに鉛のようになる。 関節がじくじくと痛い。 もし健
昨日一人で用ご飯を食べた。 ラーメンが無性に食べたくなって 山岡家に入った。 普通、多め、濃いめ。 カウンターで着丼を待つ。 横にはサラリーマン２人。 会話が嫌でも入ってくる。 病気持ちで不安定な職に縋る私とは生きる世界がまるで違った。 朝が早い、お茶汲みのあの子が可愛い、 昇給した、ボーナスの話、取引先の話。 もし、19歳の私が難病を発症していなかったら。 なんてね少し考えてしまったよ。 いじめたりしてきた奴らに 立ち向かうにはキャリアで勝ちたかった。 収入で
正社員時代をよく思い出す。 過食嘔吐と自傷が酷かった。 輝きスタッフ、なんていう評価性。 売り上げを上げるためには ルックスも、接客力も求められていた。 社員になったら嘔吐辞められると思っていたが 母の死がきっかけで悪化する一方だった。 睡眠の質も悪く 毎日帰りのコンビニやスーパーで ありえないほどの食材を買いながら 運転中に詰め込みながら帰宅した。 吐いて、防風通聖散を飲んで ボロボロの状態で寝る。 繕った性格と生活。 過食のスイッチは切れることなく 1日が始
1型糖尿病になって7年目、 生まれて初めて低血糖で倒れた。 動悸と手足が冷たくなる感覚、 痺れで上手く動けない。 尿意をもようして布団から出た。 頭のてっぺんから血の気が引いて 視界が白くなって脳みそがグルンと回って 体は床に叩きつけられた。 星のような光がチカチカしていて 立ちあがろうにも地面に引き摺り込まれていく感覚。 何分気を失ったのかわからないが たまたま兄弟が見つけて父を呼んでくれた。 気を取り戻したが動悸と痺れで上手く喋れなかった。 ただジュースを飲
障害者手帳を取りに役場へ行った。 秋晴れで空気が澄んでいて気持ちよかった。 手帳を受け取るときに 1級の文字に衝撃を受けた。 生きにくいけど、 痛みとか色々あるけど そっか、1級なんだ。 やっと助けて貰えるんだ。 無理しないでいいんだって思えた。 言い訳にはしないつもりだけど… 生きるの難しいんだもの。 私、やっと解放されるように レールがひかれ始めてる。
早起きして 飛び出した。 いつもありがとうございますと言われた いつも寄るコンビニで。 存在を消して生きたいから 覚えられたくないのに。 私のことみんな忘れてしまって良いよ。 いなかったことにして欲しい。 人に浴びせた罵詈雑言も 浴びせられた悪口も痛みも。 こんなボロボロの私なんて知られたくないから。 暗闇に溶けて消えちゃいたい。 病院の中でぼろぼろで生きてる。 私よりも苦しんでる人がいる。 赤ちゃんを抱えて笑い合う家族を見て 胸が苦しくなる。 何で綺麗に
帰ってきて良かった。 猫が待っててくれた。 それだけでも私は幸せ。 レキサプロ10ミリ。 頭が苦しくなってきた。 日中激しい胃の痛みと うっすらとした頭の重だるさ。 ロラセバム1.5ミリ。 食欲無くて強制的に オートファジーだが何だ状態。 カフェインに負ける。 外の秋晴れの風が気持ちよく 窓から刺す光とひんやりした空気で うたた寝してしまう。 起きると頭痛。 水飲んで吐きたかった。 15時間の空腹。 打ち込むくら寿司。 帰路は吐き気。 打ち消すよう
ロラセバムとレキサプロで しっかり寝れた夜。 いつも見たいな食欲がない。 いつも食べてるものが 美味しそうに見えない コンビニの陳列棚。 スマホゲームをしようにも いつもなら出来るはずなのに 画面上で何が起きてるのか わからない感覚になった。 電子音が楽しくないな。 スマホの画面に詰め込まれた 情報、色彩がいつもよりも 激しく感じて疲れてしまう。 頭が刺激しないでと言っている気がする。 安らかに滑ならかな1日を過ごして欲しい。 私の中の小さい頃の私が泣いている。
どうか少しでも長生きして。 私より長く生きて。 どうかこれ以上私に病気を与えないで。 お願いなの。 痛い思いも 辛い気持ちも どうかこれ以上は… 明日産婦人科へ行く。 卵巣が腫れている。 7年放置された私の卵巣。 とっちゃえばいいのかな。 これ以上辛くなりたくない。 助かりたいです。 返済が終わるまでは どうか働ける体であって欲しい。 耐え忍ぶしかない。 痛くても、頭が苦しくても、、、。
鬱々とした日。 季節の変わり目だからか なんなのかわからないけど 起き上がっていられないほどの 身体のだるさと、頭の締め付け。 仕事出来ない、接客できない。 お茶を引いた。 雨がざんざんぶりで もう今日も理由つけて帰りたいと思ってしまった。 なんか今日可愛くないな、 なんか無性にイライラするな、 あの人に好かれてないな、 とか。 ネガティブな妄想ばかりしてしまった。 稼がないとって焦る気持ちと 動かない身体。 思考が歪んで針を刺されたように 時折走る痛みと苦しさ
食べれるようになった。 普通の食事ができるようになった。 吐かなくなった。 下剤も必要なくなった。 インスタを見る。 飲み会の写真だったり ランチの写真だったり キラキラしている食事に キラキラしている痩せてる子。 鏡に映る自分を見る。 醜いほど太っている。 胸も大きく尻もでかい。 腸下垂で下がって膨らんだ腹。 余白の多い顔。 触ると骨っぽいのに 出ていない鎖骨。 自分が嫌いになりそうだ。 吐いても何しても 痩を保てていた過去の自分の姿はない。 普通の
お母さん、ただいま。 今日はね、お客さんから可愛いって言われたよ。 化粧が濃いかもしれないけど 昔よりは上手くなったんだ。 お母さん、リップの色どうかな。 可愛い？ アイシャドウ、 キラキラ可愛いでしょ？ アイライナー長めにしたら すっごく目が大きいの笑 まつげ、こんなに伸びるんだよ！ ビューラーなしだったらお母さんも 可愛い感じに盛れる！絶対！ お母さんもオレンジっぽい色似合うから ここに入れたら可愛い！ ライブ行く時どんなメイクにしよー！ グッズのタオ
記憶を引き出す作業を始めてから なんだかフラッシュバックが酷くなった。 私は今幸せ中に居るから。 辛い記憶は目の前の景色が いつの間にか当時の時間に引き戻す。 黄色く夕日が差した 壁にあなの空いた部屋で泣いている母。 迎えに来るのが遅くなって 外が真っ暗な保育園。 なんで転校するのか問い質される私。 引っ越した先でのいじめ。 投げ捨てられたゴミ箱から出て来る私の着替え。 見張られている中読む本、馬鹿にされてる。 画鋲が刺さった私の絵。 あんなに仲が良かったの
