ゲーム:君はBIOHAZARD RE:2をプレイしただろうか
⚠この記事には暴力シーンとグロテスクな表現が含まれております⚠
Once upon a time in RACCOON CITY.
ガチャガチャガチャガチャ ガチャガチャガチャガチャ ガチャ ガチャガチャガチャガチャ ガチャガチャ
ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ ガチャガチャガチャガチャ ガチャ…… カッカッ
You MUST fight back again
this NIGHTMARE……
ガチャガチャガチャ ガチャガチャガチャガチャ ガチャガチャガチャガチャガチャ ガチャガチャガチャガチャ ガチャガチャガチャガチャガチャ ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ…… ガッコン
【イントロダクション】
よくきたな。おれは slaughtercult 、しがない物書きワナビーだ。
今日は期待株のリメイク作『BIOHAZARD RE:2』の紹介記事を核に当たり、イントロダクションを逆噴射スタイルで書かせてもらうとしよう。
――――――――――
時は1998年9月29日、アメリカ中西部の街『ラクーンシティ』。
ここは今や、異業の徘徊する地獄の街……つまりメキシコだ。
無限武器で夢想プレイばかりしていたお前の、軟い根性を叩き直す場所だ。
お前は芯の男・レオン、真の女・クレア隣、地獄から生還せねばならない。
ここで必要なのは冷静な判断力と、何度倒されても立ち上がるガッツだ。
お前は旧作のプレイ体験を引きずっており、少し甘くて見るのではないか?
初プレイでHARDCOREの注意書きも読み流し、OKを連打してはいまいか?
隠してお前は、導入部でゾンビにかみ殺され、警察署にすら辿りつけない。
今作では雑魚的すら侮れないという事実を、すぐに実感することになる。
今作は初代リメイクと同様、R・E・A・Lなサバイバルの世界だ。
弾薬も回復もそこを突き、頼み綱のナイフすら圧し折れ、お前は絶望する。
ライターはどこ? キーピックはどこ? 金庫が2236で開かないよう……。
そうやって不用心に徘徊している内、飛び出したりッカーに刺されて死ぬ。
体力が少ないというのに弾をけ散り、半殺しのゾンビに掴まれて死ぬ。
タイラントから逃げ回っている内、袋小路に追い込まれ殴られて死ぬ。
犬にかまれて貴重な手榴弾を失い、ゾンビの大群い囲まれて死ぬ。
とにかく、死ぬ。何度でも死ぬ。幾度となく芯で、お前は途方に暮れる。
しかしお前は諦めない。悔しさに歯噛みし、何度死んでも立ち上がる。
そうやって数多の修羅場を潜り抜け、次第に戦い方を覚えてタフになる。
慌てるな。油断するな。諦めるな。タフになれ。勇気だけがお前の味方だ。
これから死地に赴く勇敢なお前に、俺が言えることはこれだけだ……。
能書きはこれくらいで充分だな。では、俺は一足先に失礼させてもらう。
生者よ、その道を往け。屍者の蔓延る煉獄の街が、お前を待っている。
DAYLIGHTとDEVILの加護が、お前に有らんことを。
……必ず、生きて戻って来い。
【おことわり】
私のプレイ環境はPC/STEAMの海外版(規制なし)です。
Gamesplanet(鍵屋)で購入した物と、ハッキリおことわりしておきます。
なお私こと slaughtercult は、鍵屋でのゲーム購入を一切推奨しません。
表現規制から解放されるのと引き換えに、何があっても自己責任です。
鍵屋の苦手な方・嫌いな方は、ブラウザバックを推奨いたします。
【本編開始】
どうも、slaughtercultです。
ここ暫くnoteの世界を離れ、『BIOHAZARD RE:2』に傾注しておりました。
今作の核心 HARDCORE モードは、看板に偽りない超絶難易度を誇ります。
試行錯誤の末、レオン編とクレア編の両方でS+クリアを達成できました。
一区切りということで、紹介記事を書かせていただいた次第です。
ところで皆様、BIOHAZARD RE:2はもうプレイされたでしょうか?
前作『BIOHAZARD 7 RESIDENT EVIL』同様、今作も難しかったですね。
私のワザマエは、BIO 7のMadhouseを何とかクリアできる程度です。
持ち込み武器・アイテムを全て駆使した上での話ですが……。
私の目標は無限武器の開放ですので、一先ずこれで目標達成。
(正確には不完全です……無限ナイフはまだ持っていませんので)
先達の方々のプレイ動画は何よりも参考になりました。本当に感謝です。
【BIOHAZARD RE:2とは?】
1998年に発売された『BIOHAZARD 2』のリメイク作品です。
海外版は旧作のタイトルを引き継ぎ、『RESIDENT EVIL 2』と呼びます。
当作品は、ファンが同人リメイクを作ったことでも知られています。
(註:『Resident Evil 2 Reborn』2015年公開、Unreal ENGINE 4 にて製作)
前作『BIOHAZARD 7』の発売から2年後、今年の1月に発売されました。
押しも押されぬビッグタイトルのリメイクであり、販売前から注目度MAX!
1回だけプレイできる体験版もありました(私はプレイしていませんが)。
前作同様、自社開発のREエンジンを使用しており、映像描写が素晴らしい。
余談ながら、システムの仕様上PC版は有利にプレイできます。
フレームレートを向上させると、ナイフのヒット数まで向上するとか(笑)
ナイフの耐久度(*後述)は同じなので、消耗は早くなりますがね。
今作のナイフはかなり有用なので、特にTAプレイでその威力を発揮します。
切りつける瞬間のスクショ撮るの難し過ぎ(涙)これで勘弁してください。
【難しいって聞いたんだけど、本当?】
本当です。
難易度の描写に関しては、イントロダクションで概ね網羅できているかと。上記が誇張した書き方かどうかは……プレイすれば解ります(暗黒微笑)
難易度は『ASSISTED・STANDARD・HARDCORE』の3段階。
それぞれ『EASY・NORMAL・HARD』に相当します、少なくとも額面上は。
いきなりHARDCOREに挑戦することもできますが、オススメはしません。
ぶっちゃけ、初見プレイならASSISTEDでも充分歯応えがあります。
STANDARDは、初見で弾薬と回復を使い切ってギリギリクリアできる程度。
HARDCOREは……吐き気がするほど難しいです、覚悟してください。
高難易度では、アクション慣れしてない方はクリアも覚束ないレベル。
無限武器のためにタイムアタック(TA)を目指すと、尚更です。
とにかく、練習あるのみです。ゲームの流れを覚えてください。
謎解きを覚えるのも良いですが、アイテム入手の順番は更に重要ですよ。
一番の近道は、先輩方のプレイ動画で立ち回りを学習することです。
【無限武器で無双プレイしたい!】
今回は残念ながら、無限武器を出すための条件が厳しめです。
特に4番と5番はマジで難しいので、気合い入れて頑張ってください。
1.無限コンバットナイフ ……ラクーンくん人形 15体(全て)破壊
2.無限ハンドガン ……STANDARDでSランククリア
3.無限サブマシンガン ……HARDCOREでSランククリア
4.無限ロケットランチャー……HARDCORE(レオン編)S+ランククリア
5.無限ガトリングガン ……HARDCORE(クレア編)S+ランククリア
*S+ランク……HARDCOREにのみ +α で設定される、特別ランク。
セーブ3回以内、無限武器は無限コンバットナイフのみ使用可能。
クリア時間は、表編/2時間30分以内、裏編/2時間以内で達成。
レオン/クレアそれぞれ、表か裏(2nd)のどちらかのみ達成すればOK。
正直、これはヤバいです。アクション初心者お断りレベルの難易度では?
BIO 7のMadhouseクリア(無限弾入手)がまだしも優しく感じられます。
クリア条件は概ね旧作と同じですが、本編の難易度が違い過ぎます。
私もプレイ動画を参考に、何とか無限武器の解禁までこぎつけました。
【所詮はゾンビと侮っていれば……】
秒で死にます。STANDARDであっても、全く油断できません。
今作では有用な追加武器がある一方、それ以上に敵が強化されております。
初代リメイク*を彷彿とさせる、極めて尖ったチューンナップです。
誰がここまでやれと言った。
(*クリムゾンヘッド化はしません、流石に。ごあんしんください)
マップ構成の再構築、ストーリー展開の一部改変、そして敵の強化。
CAPCOMがこのリメイクに、どれほど心血を注いだかが分かります。
ご新規さん、いらっしゃい。旧作ファン、是非いらっしゃい。
一見さんと常連さんの両方を楽しみ、驚かせる仕掛けが詰まっております。
今作は掛け値なしのサバイバルホラー、ホラーTPSなのであります。
皆様、初めてBIOHAZARD 4をプレイした時のことを覚えておいでですか?
(或いはBIOHAZARD GUNSURVIVORであっても構いません)
大雑把な自動照準の世界から飛び立ち、敵を正確に狙い撃つゲーム性へ。
今作はある意味、その時に覚えた興奮を思い出させてくれるでしょう。
脳天に弾を撃ち込んでも、平気で歩み寄るゾンビたちの姿によって。
国内版の残虐規制は、今回も賛否両論を巻き起こしたようでございます。
私はBIO 7ですっかり懲りた次第で、今作は海外版を購入しました。
ムービーシーンの残虐さはともかく、ゾンビの頭が砕けないのは困ります。
(逆に海外版RE 7の、蛇のカギを手に入れるシーンはやり過ぎです)
至近弾で脳髄を粉砕できなければ、私にはBIOHAZARDではないのです。
……でも今作では、そんなに簡単に頭、吹っ飛ばせないのよねぇ(小声)
【残り続ける死体が、お前の生存を証明する】
これには芸の細かさを感じると同時に、ハードの進化をも感じられました。
不要なオブジェクトを描写し続けるのは、メモリの負担を免れません。
PS時代は、ドアを跨げば即座に死体が消滅したことが、その証左です。
初代リメイクはそういったお約束を踏まえた、搦め手と言えるでしょう。
一度倒したゾンビが、クリムゾンヘッドとして再生する雌伏の時間。
そのため、部位破壊や焼却処分した死体は、ドア移動で消滅します。
次世代機であるBIO 4以降では、リアルタイムで敵死体が消滅する仕様に。
直近のBIO 7であっても、殺害したモールデッドは即座に消滅しました。
RE:2でようやく、演出として死体を残すという方法を選択したわけです。
事切れた場所に居座り続ける死体は、激しい生存競争の証明です。
砕けた頭……切断された手足……焼夷弾で全身が黒焦げの死体……。
それでもなお、もしかすると次の瞬間、また動き出すのではないか。
私には、そういった心理効果を期待しているとしか思えません。
【よりブラッシュアップされた操作性とUI】
過去作のいいとこどり……積み上げたノウハウの集大成ともいえます。
基本的には、前作BIO 7のUIを踏襲しているといっていいでしょう。
加えて、サブ武器/ディフェンスウェポンの概念が復活。
消耗武器を使い捨て、強引に敵陣を突破する戦略が再燃しました。
旧作では罰ゲームに近かったナイフが、今作では攻略の要となります。
スーパープレイヤーたちが鎬を削る、TA攻略動画は圧巻の一言。
敢えて突っ込み、手榴弾を投げ、掴み攻撃を無傷で食らい抜けます。
敵の間合いと、手榴弾の爆発時間を完全に把握した戦術です。
ナイフは消耗する上、1個で1枠を消耗するため、使い所が肝心です。
バリアとして使うもよし、ザコ掃討やボス戦で振るうもよし。
皆様も、ナイフと手榴弾の使い方には努々気を配られてください。
1個で2枠を消費する道具は、BIO 7で復活したことが記憶に新しい。
改造武器は、戦闘が有利になる一方でアイテム欄を圧迫します。
またBIO 7(及びBIO 3)同様、ガンパウダーでの弾薬作成もできます。
強装弾が作成できず、ショットガンの弾の作成数が少ないのは残念。
道中の配置弾薬も回収しつつ、うまいこと弾薬をやりくりしましょう。
【ショットガンは産廃だろうか?】
重要な点ですが、ゾンビの部位破壊は確率が絡んでるくさいです。
手足はそのうち千切れますが、ヘッドショット殺は完全にお祈りです。
国内版は頭部破壊を描写しないため、頭蓋骨が砕ける特有の音に注意です。
私はショットガンスキーなのですが、今作のショットガンは少し残念。
リッカーを一撃で怯ませられないことは、実に辛い点であります。
初代リメイク同様、ショットガンの部位破壊は不確定(改造後ですら)。
倒したゾンビに追撃を怠れば、再び立ち上がるかもしれません。
ここで、前述の残る死体に意味が生まれてくる、というわけです。
総じて、武器の使い勝手はクレア編が一歩先んじております。
万能武器グレネードランチャー、連射で圧倒するマシンピストル。
強装弾を装填したリボルバーは、ほぼ確定でゾンビをヘッドショット殺。
スパークショットは、リッカーやG成体をスタンさせつつ仕留められます。
レオン編は、旧来バイオの定番武器たちと言えるでしょう。
今作の火炎放射器は、特にボス戦において、想像以上に優秀な性能です。
改造ピストル、改造ショットガン、改造マグナム……フムン。
単発火力は確かに高いですが、リッカーやG成体にスタンを取り辛い。
スタンが取り辛いと、攻撃中に敵の反撃を貰う確率が高くなる……。
特にHARDCOREでは、シナリオ別の武器の性能差が如実に現れます。
【バイオの機銃は、枷に囚われた奔馬の如し】
一つ大きな文句は、改造ピストルの連射サイクルが遅過ぎること!
旧作2、CV、OB、4……どの過去作と比べても、今作は連射が遅すぎます!
モデルの銃は、分間 2,200発(秒間 36発強)の3点バーストだぞッ!?
連射が遅いなら狙い撃てばいいだろうと、そうは問屋が卸しません。
マズルジャンプが大きいため、頭を狙えば2発目以降は外れ弾になります。
胴体に向けてバラ撒くには遅いため、ちょっと用法に難がありますね。
クレア編のマシンピストルも、実銃は分間 1,200発(秒間 20発)以上。
旧作よりは早くなってましたが、体感で700~800発くらいかな……。
所詮はゲームですが、BIOHAZARDは連射武器の調整が酷すぎます。
無限サブマシンガンは、割合忠実な連射だったので少し感心しましたが。
マシンガンスキーの皆様は、無限武器で思う存分ヒャッハーすること推奨。
【まあそんなこんなで、総括】
愚痴もそこそこ、言いたいことは大体こんな感じですかね。
導かれる結論は……当然、とてつもなく面白かったに決まっています!
ともかく今作は、ザコ敵が意外にしぶといので、道中も油断できません。
時に冷静に、時に粘り強く、時に逃げ回り、時に立ち向かう。
ゾンビと戦う昔のBIOHAZARDが、やり応えたっぷりで再臨しました!
既プレイ者の皆様からは、3やCV、OBのリメイクを切望する声もあります。
現代の技術で作り直せば、旧来のTPSはこんなに変わるんですね。
スピード化した戦闘と、変わらない奇天烈な仕掛け(笑)
ニュービーとノスタルジストの横っ面を張り倒す、強烈な難易度。
ゾンビ物に関心の無い、普通のゲーマーたちの評価が気になる所ですね。
7に引き続き、こんなのバイオじゃないという声も多数ございますが(笑)
負けるなCAPCOM! 頑張れCAPCOM! 期待してるぞCAPCOM!
マシンガンの連射速度は、実銃に忠実にしてくれよな!(絶対無理だな)
というワケで『BIOHAZARD RE:2』の紹介記事と相成りました。
皆様、とてつもない長文をここまでお読み頂き、ありがとうございました。
またいつか、文章の世界でお目にかからんことを。
From: slaughtercult
THANK YOU FOR YOUR READING!
SEE YOU NEXT TIME!
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