オセロのような運命の日 2011-04-30 (Sat)
※過去の日記を投稿しています
この前の水曜日、いつものように基礎体温表を持って漢方薬局に行ってきた。
漢方の先生から
「今回もしかしたら、妊娠の可能性があるかも知れないわよー?」
なんて言われて、一瞬、ほんの一瞬だけその気になってしまったけど、自分では今回はなんか上手く行かないんじゃないかな?って予感がずっとあった。
体温は高温だったけどそこまで高くはなかったし、胸の張りも前回妊娠(流産したとき)した時よりも少なくて。何より薄茶色いおりものが出てたので、こりゃーダメなんじゃん?て思ってました。
だけど、先生から望みを持たせるような台詞を聞かされちゃったから。赤ちゃん待ちをしてる人なら誰だって期待しないワケない。
予想どおり昨日の夜遅くに本格的に出血が始まってしまった。今は生理2日目くらいな感じ。
実は高温期12日目にこっそり妊娠検査薬を使ってみたけどその時は陰性だったし、普通に生理が来ただけなんだと思いたい。でも前回妊娠して流産した時と体調がそっくりだったから、内心は複雑だった。
また、ダメだった?
もしかして流産だった?
私、流産の体質なのかな?
不育症…なのかな?
と思うと、もう、負のスパイラル。
何だか訳がわからなくなり、もう何もかもダメだーって思って、自暴自棄になって夫にわーわーと泣きついていたその時、最悪のタイミングで双子の妹から「妊娠しました~」と電話がありました。
すごいタイミング。
神様っているの?
「おめでとう。良かったね」って言えたし、何とか泣かずに済んだけど、「私は今回ダメだったみたいで…」って話してみたのに、なかなか電話を終わらせようとしない妹。
向こうから状況を察して、さっさと電話を切って欲しかった。すごく苦しくて「辛いから……もう、切るね」と言って電話を切ってしまった。
人生のすべてを妹と比べられて育ってきた私は、なぜだか恋愛も就職も結婚も不妊治療も妊娠も流産も、すべて先に経験してきた。だから、今回くらい妹に先を譲ったって全然平気なハズだったんだけど、、今回はタイミングが悪すぎだ。
心から笑顔で妹を祝えなかった自分が惨めで悔ししかった。
今回は、期待してなかったのに!先生が期待させるような事言うから!!
だから、先生には悪いけど、自分を責めずに、心の中で先生と神様を責めることにしました。
ふと、オセロの中島さん(病気で休養を取る)と松嶋さん(妊娠で休養を取る)のことを思い出して、あぁ、この状況…似てるなぁ。なんて思った1日でした。