KOREAN CULINARY RESEARCHER × SLACK FOOTWEAR|対談ブログ Vol.04
今までとは全く切り口の違う!!異文化との交わりが実現!!
こんにちは。SLACK FOOTWEARのデザイナー安田です。
対談ブログVol.4は僕が前からやりたくてしょうがなかった企画です。
そうです…スニーカーの垣根を超えた対談です!!
そして、国まで飛び越えていくという極端に振り切った対談になりました。
今回は「韓国料理を作って食べてみよう」と思います!!
ちょっとした料理番組みたいな企画なんですが(笑)
でもただやみくもに料理企画をするわけではありません。
もちろんスニーカーも深く関わっている人にご協力を頂きました。
僕の靴関係の仕事で仲良くさせて頂いている「李さん」がこの度、本場韓国の料理が誰でもすぐに作れる「ミールキット」の会社Cookeasyを始めたとお聞きしたので早速食べてみようと思ったのですが、僕の友人に新大久保に行けば必ずいるんじゃないかというほどに韓国料理を追求し色んなアレンジ方法まで編み出す研究家がいることを思い出し急遽連絡して対談してみる事に決めました。
李さんらしいかわいらしいキャラクター(笑)
今回の対談の相手は韓国料理研究家の「松浦 智香 (マツウラ チカ)」さんです。
もちろんスニーカーも大好きで毎月のように買い漁っております。
韓国の事をこよなく愛する美人料理家のチカさんです!!韓国とチカと言うワードを聞くとパラサイト半地下の家族をイメージしてしまう素人の安田です。
韓国料理の対談スタート!!キムチの浅漬け編
安田 / 「休みの日に家にまで押しかけてしまい申し訳ないです!!」
チカさん / 「全然大丈夫ですよ!!早く作って食べたいです。」
そう!!この地点で既に13時を過ぎております。焦っております。
安田 / 「チカさんの家、もう韓国料理を楽しむ為の調味料と酒酒酒!!すごいんですけど!!」
チカさん / 「そんなことより先に浅漬けキムチ作っちゃいますよ−。ていうかもうできたよ!!」
安田 / 「いや!!いくら何でも早過ぎない!!!!!作る過程なし??」
チカさん / 「このキムチ既に野菜が切ってあるしボールに入れてキムチの元入れてかき混ぜたら1分くらいでできちゃったよ!!」
一応、決定的瞬間を収めた写真があるので見て頂こう!!
美人と二人で料理って最高だなぁ!!
これこれ!!ミールキットの醍醐味。混ぜるだけでできちゃう手軽さです。
野菜は完全に切ってあり袋にまとまって入っていますので野菜クズが出ずに捨てる部分もなくサスティナブル。おうちで本場の韓国キムチがものの1分で完成しました。
まず最初はこの「Cookeasy の浅漬けキムチ」作ってみました。
安田 / 「ちょっと味見してみます!!おおぉ!!みずみずしい!!キムチの酸っぱさがなくて、とにかくさっぱりして食べやすい!!」
チカさん / 「このキムチは日本でいうサラダの感覚で食べれるし、しっかり野菜が取れるね。コスパも非常に良いのでたっぷり食べれる!!通常のキムチは漬け込む前に塩で水分をしっかりと抜く作業と発酵させる作業が入るから長持ちするけど浅漬けは水分が多く長持ちしないから、もし余ってしまったらチゲ鍋がおすすめ!!
火を通してお肉を入れて鍋にももってこいです!!」
安田 / 「豆知識!!チカさんとやっている意味があるなぁ!!僕はチゲ鍋にミルクとバター入れたりしてまろやかにするのも好きです。」
だから太るんです。と現在ヤジが飛んでおります。
では次にジャージャー麺編!!
安田 / 「次はジャージャー麺!!噂ではこちらが売上ナンバー1のランキング1位の商品らしいよ!!」
チカさん / 「実は…私、有名なお店で昨日ジャージャー麺食べっちゃって。」
安田 / 「なら食べ比べってことじゃないでしょうか!!対決でしょ!!」
ちなみに偉そうなことを言っているけどジャージャー麺を食べたこともないし全く未知の食べ物だったのでチカさんに完全に任せています。
こちらもミールキットのすごさ!!すぐに完成しました!!
安田 / 「すごいスピードで料理ができていくね!!よし!次の料理に行こう行こう!!」
チカさん / 「ちょっと待って!!ジャージャー麺は油分が多いからこのまま冷めると美味しくないからすぐに食べよう。私は美味しいものは美味しい時に食べなきゃ気が済まないの」
安田 / 「すごい!!研究家らしい発言だ!!早速食べよう」
2番目はこの「Cookeasy のジャージャー麺」を作ってみました。
安田 / 「すごい食べ応えあるね!!グイグイに箸で混ぜて食べるのがいいよね!!麺もすごく美味しい。」
チカさん / 「若い時は毎回食べてたけど、油分が多いから最近は特別な時に食べるようにしてるよ。見栄えは悪いかもしれないけどこれでもかってくらいしっかり混ぜた方が絶対おいしい。ちなみにこのミールキットはかなりクオリティーが高いと思うし、昨日食べたジャージャー麺と同じくらいおいしい!!」
では次にプルコギ編!!
安田 / 「もうジャージャー麺食べたら食欲が増してきて!!早く食べたいからプルコギいっちゃいましょ!!」
チカさん / 「このプルコギのお肉、しっかり味付けされたまま入ってるから焼くだけなんだね!!本当に作りやすいよ。」
やっと肉が食える!!韓国はやっぱり豚のイメージあるよね。
安田 / 「え!!もうできたの??」
チカさん / 「これすごく美味しそうな匂いがするから正直、春雨入れてスープ吸わせて全部体に行き渡らせたいくらい美味しそう。」
安田 / 「うめーーーー!!米!!米に乗せたい!!この味噌の味がいいよねー!!」
チカさん / 「このお肉の下味がしっかりついているからやっぱり存在感があるんだと思う。春雨入れるのは絶対にあり!!あとプルコギは味噌じゃなくて醤油だよ。ここを見て!!醤油って書いてあるよ…」
安田 / 「味噌くらい深いコクがあるよって意味に決まってるじゃない!!」
3番目はこの「Cookeasy の醤油プルコギ」を作ってみました。
最後にチヂミ編!!
安田 / 「もう最後かー!!作るのが早いからあっという間だね。」
チカさん / 「ミールキットって本当に簡単で早いよね!!」
安田 / 「チカさん!!僕すごいことを考えちゃったよ!!さっきのキムチの浅漬けを混ぜてキムチチヂミにしちゃうってどうかな?」
チカさん / 「残念!!浅漬けは水分多いからチヂミに入れるとバシャバシャになっちゃうかもだから浅漬けは入れない方がいいかも!!」
安田 / 「だよね!!そうだと思ったんだよ!!」
チカさん / 「チヂミは焼くというよりは揚げるイメージで焼く方が美味しいから程よく焼けたらぐるっと一周油を回しいれてごま油で香り付けしてあげても美味しいよ。」
できました!!サクサク、もちもちでニラが効いていて最高でした。
チカさん / 「このチヂミは海鮮の出汁がしっかりと生地に入っているから美味しい。タレなしでもしっかりと味付けがされているし、量もちょうどいいね。」
最後はこの「Cookeasy の海鮮チヂミ」を作ってみました。
最後に料理とスニーカーのクロストーク
いやー!!今回スニーカーとはかけ離れた対談でしたがとにかく刺激が多過ぎました。視野を広げる良い時間でした。何事からもデザインヒントはあるし、ただ作るのではなく専門家のアドバイスで世界観が一瞬にして変わるのもまた面白かった!!料理は頭も使うし作品を作る感覚なのでクリエイティブなことだと思います。こう言った対談はどんどんやっていきたいです!!
ミールキットも全く何も知らない人が作ることができるようにいろんな工夫が隠れていました。何より美味しいし手軽でコスパも良い!!本場の味が楽しめるし、まだまだ種類が豊富で食べてみたい物だらけでした。
パッケージデザインもすごく良かったし、美味しいので是非皆さんも食べてみてほしいです!!
安田 / 「今日チカさんの料理を作っているのを見て思った事が実はあります。料理って素材の良さを引き出すタイミングがあるんだと感じました。」
チカさん / 「スニーカーをデザインする時は素材の配置とか気にしてデザインするでしょ??それと同じだと思うよ。」
安田 / 「実はSLACK FOOTWERAのスニーカーはスエード素材は特に気をつけて配置しているよ。色落ちがしやすいので内部に使用する時はグレーを多用している。白だと汚れやすいし、黒だとソックスが真っ黒になってしまうし、スエードって柔らかいし足あたりもいいから素材的には最高だと思う。」
チカさん / 「すごい!!料理も見栄え、野菜の甘みが出るタイミング、順番とかもすごく考えてる。まさかスニーカーと共通点があるなんて思いもしなかった笑」
チカさん /「スニーカーは結構買っちゃうアイテムの1つ。普段からSLACKはチェックしてます!!最近購入したのはこれ!!」
チカさん /「私、普段ボリュームのあるスニーカーが好きなんだけど、なぜかこれは見た瞬間にビビっと来ました!!韓国料理も同じ感覚の時があるんだけどそうなると一直線!!ずっと履きたいと思うし突き詰めたくなっちゃう!!このスニーカーは無駄がないし合わせやすいと思って!!」
安田 / 「確かに!!チカさん一直線なタイプだからこういうシンプルなスニーカーに愛情を持ってくれると全体のまとまりに共感してくれていると感じてうれしいです。」
チカさん /「どんどん色んな柄とか組み合わせとかも楽しみにしてます!!」
お腹もいっぱいでスニーカー談義にも花が咲きました。
次は「スン豆腐チゲ」挑戦したいなぁ!!
李さん、チカさん今回は本当にありがとうございました!!
★SLACK FOOTWEAR
革靴のテクニックと現代的な機能素材を融合し、新たなデザインを模索する、東京発のスニーカーブランド。革靴ブランドとスポーツメーカーの両ステージで経験を積んだ、デザイナーの技術とノウハウを踏襲した、制作へのこだわり。手工業と機械工業の工程や構造をブレンドし、これまでにない履き心地と着まわし力を備えたハイブリットな一足を提案する。