とやまのプロジェクト|香り立つ役立つ
富山のデザイン事務所 スカビ こと sky visual works inc. が手掛けたプロジェクトの紹介ページ
富山の皮膚専門製薬会社が立ち上げた、ホリスティックな考え方を大切にするアロマブランドのアートディレクションのご紹介です。
Outline / 仕事の概要
とやまのアロマ
富山県立山町にあるHealthian-wood構想のきっかけとなった、精油の抽出工房で作る精油と芳香蒸留水を生かし、商品化しているブランド。
製薬会社が開発するアロマブランドという、親和性と信頼性の高い商品作りをスタートする一方、ヘルスケアのマーケティング戦略とコミュニケーション設計の専門家として第一線で活躍する西根英一さんと共に、プロモーション戦略からクリエイティブワークが動き出しました。
ブランディングとクリエイティブ
クライアントが製薬会社というストーリーから、薬瓶の印象で展開するイメージを共有していました。
選択肢は3色、茶系、グリーン系、ブルー系の中から、シミュレーションを重ね、ブルーを選択。その後、樹脂の調合でカラーテストを繰り返しTaromaブルーを決定しています。
ロゴは既存のフォントwrittenから着想を得て、最終的には手描きでバランスを整えています。フォントはwritten for taromaを制作し、プロモーションで使用しています。
キービジュアルだけでなく、パンフレットのカットや、展開しているサロンのビジュアルも、ヘルジアン・ウッドのマークをお願いしている山口洋佑さんに依頼し、水と空気のキレイな富山、天然植物由来のTaromaの世界観を作り上げています。
ボディマッサージオイルをエントリー商品として始まった商品群が少しずつ広がり始める中、ブレずにブランドづくりができているのは、近い距離で寄り添いながら進んでいる関係が上手くいっているのだろうと思います。
立山のふもとの空気感
Taromaは、これから益々商品力を高め、その伝え方も今以上に世界観を大切にしながら、旗艦店のあるHealthian-woodの空気を皆さんにお届けしたいと思います。