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「知ることの艱きに非ず、 行なうことこれ艱し」


皆さんこんにちは!

気付けばあっという間に11月も終わりですね。

本当に時が経つのは早いです・・・

毎日を後悔しないように生きないと、ですね!


今日は学ぶという事について考えていました。

今、学校に行っている人は何故学校に行っているのかです。

私もSBI大学院大学2年生で、このまま上手くいけば来年春には卒業する予定です。

社会人になって、十数年。

また学校に行こう、と思うという事は

自分に足りない何かを手に入れたくて学校に行っているという事です。

では何が足りないのか?と考えたときに、

何かに追い込まれる事が足りなかったと感じていました。

今の会社は正直なところ、風通しもよく、社員にも恵まれ

殆どメール一本で事が済みます。

あと、オフィスでロッキーのテーマを流したり

チームの皆を鼓舞するようにしています。

それが楽しくて、特にストレスにならないからです。

勿論、外資系なので海外の上司から結果を求められたり、

夜中に電話会議があったりしますが、私としては全然苦にならないレベルのことなのです…(不規則な生活しているせいで夜中でも起きていたりします。)


でも、このままでいいのか、と考えます。

結局、本社はアメリカなので組織的にも市場規模が小さい日本から、

本社へステップアップできると言うことは不可能に近いでしょう。

でも本社の役員になれればストックオプションがもらえます。

以下はアメリカのサイトですが、

企業の持ち株を誰がいくらで売っていくら利益を得たか、が記載されています。

https://www.marketbeat.com/stocks/NASDAQ/AAPL/insider-trades/


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私も前CEOなど見覚えのある名前が並んでいますね。。。かなりの数のストックを売り出して利益にしています。このサイトでアップルなどを見ると桁が違うので面白いです。

アメリカの会社は転職、転職でステップアップして最終的にはストックオプションを売り、また別会社に行く、という事を繰り返していくのが普通のようですね。

こういう人生も良いかもしれません。

でも飽き性の私はもっと色々な世界を知りたい、と思って

大学院に行き、MBAを学ぶことにしたのです。

何故なら私は、自分が知らない世界を知りたかったのです。

大学院というのはどんなところで、何を勉強するところか?

行ったことがない世界なので判らなかったからです。

これって、私の好きなに似てるかも知れません。

は行った事がない場所や

会った事がない人、

食べたことがない味、

嗅いだ事がないにおい、に触れることで自分が新しい世界に飛び込んだように感じます。

世界の色んな国、もっと行ってみたいです。

それと同じように日本の中でも知らない世界を知っていくことで

自分がまた生まれ変わった気分になります。

いつまでも過去に縛られるのでなく、

常に新しい自分に出会えるように変えていくしかないんです。

そうしたら毎日少しずつ新しくなる→ワクワクする→良い方向に進める、という事だと思います。

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ところで、MBA(経営修士)を取得すれば、偉いのか?

立派になれるのか?というとそうではありません。

東大卒でも仕事ができない人もたくさんいます。

結局は、学んだことをどう使うか?

まさに、知るのは簡単だけど、行動するのが難しい。

「知ることの艱(かた)きに非ず、行なうことこれ艱(かた)し」

知行合一、と同じような意味ですね。


マンガ「インベスターズZ」に登場したホリエモンが同じことを言っていますね。言動には少々難がありますが、古典の言い伝えを実践している人でもあります。

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中国古典の一つである書経には、今から3千数百年前の殷王朝の時代の22代王武丁(高宋)の補佐役として名高い傳説(ふえつ)の言葉として、次のような王への進言が残されています。

「その善をありとせばその善を喪(うしな)い、その能を衿(ほこ)ればその功を喪う」

素晴らしい能力に恵まれ、大きな功績を立ててもそれを鼻にかけて人を見下したりすればせっかくの功績まで台なしにしてしまうのだという意味です。

その傳説の進言の最後は次のような言葉で締めくくられています。

「知ることの艱(かた)きに非ず、行なうことこれ艱(かた)し」

知ることはやさしい、実行することが難しいのだという意味です。「知行合一」で知られる陽明学は、この思想が更に深められたとされています。

MBAデザイナーのnakayanさんのnoteから拝借しました。

艱き=かたき、むずかしいと読むのですね。

現代で余り使われない感じなので覚えるのが難しいですね。


この傳説という人は、

元々は建築現場で働いていた人だそうです。

しかし、王様が夢に出てきた似たような人物を探して来い、と臣下に命令して探し出した人だそうです。

もし、本当に建築現場からの成り上がりなら、

学ぶことより行動することの方が重要だと言っていることに納得がいきます。


名家の出身でもなく、社長のご子息でもなく

平民から成りあがった人物は、人より数倍も実践してきたからこそ

歴史に名を残す人物になれたのでしょう。

現代にもそういう人はいますね。

若くして起業している人たちは、とにかく行動されていますね。


この間、ぼーっとYouTubeを見ていて、ふと思いました。

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誰かが発信しているコンテンツを見るだけって

すごく楽なんですよね。

でも実際に自分が発信しようとすると

非常に大変。

でも自分が発信しないと、見る側になってしまう。


せっかく高い授業料を支払って、学んでも

見る側で終わってしまったら、死ぬときに後悔しないかな?

と思います。

だから、行動するしかないですね。


みなさんは失敗するのは怖いですか?

誰かに恥ずかしいと思われたくないですか?


実は、失敗したり、ミスしたり、笑われたりすることは

案外対したことなかったりしますね。

というか他人は自分の事が大事だから

人の事なんて気にしなかったりします。


だから、誰にも見られてなくても、読まれてなくても

ひたむきに行動している人は尊敬します。

いつか、どこかで繋がると思うからです。


note書くのも発信と言えば発信ですが、

私もいつか死に床で、昔の記事を読み返したりすることがあるかも知れません。

ですので、今覚えたことを書いています。

とりあえず学校を卒業するまでは書こうと思います。


皆さんも色々と好きな事を発信してみてはどうでしょうか。

でも良い方向に向かえる事を書く方が善です。


なぜなら、思考は現実になるからです。


良い事、楽しい事を想像しましょう。

きっといつか、どこかで誰かに伝わります。

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という事で今回は、


「知ることの艱きに非ず、行なうことこれ艱し」


という言葉を紹介しました。


それでは、寒さに負けないよう

お体をご自愛下さいませ。


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