お金をかけずに英語を勉強する方法
皆さんこんにちは
エストニアに留学しているすかいと申します。
僕は高校生の時に、全寮制の学校に通っていました。そこではインターネットが使えませんでした。
学校で限られた時間でインターネットが使えるだけで、その他はAmazonなんかも自由に使うことが出来ないので、僕は限られたものをお金をかけずに英語を勉強していました。
そんな僕の英語力といいますと、高校入学時は英語が全く話せませんでした。中学でも最底辺の英語力で、海外留学なんて全く考えていませんでした。
しかし、高校に入ってから英語と本気で向き合うようになり、高校3年間で、英検4級レベルから、IELTS 6.0(英検準一級レベル)まで上げることが出来ました。
巷では英検1級とか、ILETS 7.5とかの勉強法ばかりですが、今回は多くの人にとって、努力次第で十分可能なIELTS 6.0に焦点を絞ります。
そんな僕の英語勉強方法を紹介します。
①単語帳は最低限で
英語を勉強していると沢山の英語単語帳に手を出す人がいますが、僕個人的には英単語帳はどれも大体同じで、覚えられるか否かは個人の努力次第だと感じています。
どれだけ分かりやすいと言われている英単語帳でも、まったく勉強しなかったら意味がありませんし、高校で支給される英単語帳でとりあえずは十分かなと感じています。
そんな僕が使っていた英単語帳はユメタンです。
黄色、赤、青とレベルが上がっていきます。
とりあえず青までの単語を叩きこむだけでかなり強固な語彙の土台が完成します。
僕の単語の覚え方は1週間に200語覚えていました。
英語の授業で単語テストとかをすると思うのですが、英単語テスト集を自分で作成していました。さらに、ちょっと難しい応用的な表現についてもまとめたりしていました。
ぶっちゃけ英単語の覚え方は人それぞれなので、一概にどの方法がいいとかは言えませんが、個人的には毎日することが重要だと思っています。
毎日しないと、せっかく覚えてもブランクが空くと忘れてしまうので、覚える量とかける時間は人それぞれですが、一番大事なのは毎日することです。
それと、必ず声に出すことだと感じています。これも一概には言えませんが、僕の経験上、ただ書くよりも付属のCDを使いながら発音と意味をセットで声に出して覚えることで頭に入りやすい印象があります。
あと、発音の練習にもなるので、単語は分かってもリスニングでの発音が分からなければリスニングで点数は伸びないので
英単語のポイントは毎日すること
声に出すこと
補足:
IELTSの対策をするなら、Academic English Wordsって単語リストが重要です。
これはネットで調べたら出てくるのですが、学術的なレベルの高い語彙のリストです。IELTSでもよくつかわれます。
リンクはここに置いてます。
https://www.examenglish.com/vocabulary/academic_wordlist.html
僕はここに書いてある英単語をノートに書きだして、自前でオリジナルの英単語帳を作りました。
英単語帳に関しても、わざわざ買わなくてもネットに落ちていたりするので(ちゃんと大学が無料で出していたり)、お金をかけなくても十分語彙を習得することが可能です。
②リスニングのポイント(スピーキングもかな)
リスニングの勉強方法は、とにかく声に出すことです。
シャドーイングというのですが、耳から聞こえてきた声をそのまま真似して発音したりします。
発音練習のポイントなのですが、出来る限りネイティブやリスニングの教材で話されているスピードと同じスピードで発音することが大事だと感じています。
リスニングについてはとにかく発音することとしか言いようがありませんね。いくらリスニングのCDを聞きまくっても、発音しなければ点数は伸びにくいのかなと思います。
さらに、リスニングとスピーキングの能力は比例するような気がしています。
まとめるとリスニングのポイントはシャドーイングですね。
リスニングの教材なのですが、今のご時世は本などを買わなくてもYoutubeに教材がたくさん上がっているので、Youtubeの動画だけで十分だと思います。
個人的におすすめなチャンネルを紹介しますね。
English With Lucy
この方はかなり有名な方だと思うのですが、めっちゃきれいなイギリス英語の発音を学べます。しかも英語学習者向けに分かりやすく解説しているので、個人的にはかなりおすすめです。
日本ではアメリカ英語がほとんどですが、海外留学をしてみるといろんなアクセントに触れることが出来、聞きづらいアクセントなどもあるので、アメリカ英語に限らず、様々な英語に触れる事はとても大切だと感じています。
Hapa英会話
この方も有名な方かなと思います。
やはり日本語での解説があったほうがわかりやすいと思います。
さらにニュアンスの違いも分かりやすく解説されているので、個人的にはおすすめのチャンネルです。
BBC Learning English
イギリスの放送局のBBCですが、英語学習者向けに教材もたくさんそろっています。
かなり質の高いリスニングの教材が無料で聞けるのはかなりありがたいです。
個人的におすすめなのが、6mins Englishです。
6 分くらいのラジオみたいなものですが、毎週新しい語彙とか表現なんかを紹介してくれるのと、英語学習者向けにフォーカスしているのもあり、ごてごてのイギリス英語って感じはあまり感じないです。
さらに6mins Englishの毎回のトピックが社会的なことだったり、科学的な事だったりで、意外とIELTSのリスニングと重なるものがあります。
アメリカ英語のリスニングならこのチャンネルですね。
リスニングに関してはYoutubeに沢山教材があるので、わざわざ本を買わなくてもYoutubeの動画で十分いい教材になると思います。
番外編ですが、レベルの高いリスニングならTedかなと思います。
内容はわかるのですが、西欧文化圏の人の笑いのツボがよく分からなくて、内容はわかるけど、なんで笑ってるのかが分からないって事が多々起きます。
個人的に一番好きな回です。
How great leaders inspire action | Simon Sinek
このチャンネルだけでなくても、English listening Begginerとかで調べたら初心者向けの動画がたくさん出てきます。
困ったときはGoogle翻訳に聞いてください。
③ライティングのポイント
ぶっちゃけこれが一番難しいポイントだと思っています。
IELTSで難しいのって、英作文でもなんでもなくて、自分が興味がないとか知識がないトピックが出てきたときになんにもアイデアが浮かんでこないことなんですよね。
たとえば僕は政治とかテクノロジーに関して割と興味があって、何を聞かれても大体こたえられるのですが、例えば芸術とか、特に抽象度が高いトピックが選ばれた時は、英語力うんぬんではなく、そもそもアイデアが浮かんでこなくて、何も書けないってことに陥ります。
アイデアが浮かんでいるときは、筋道を立てて書けるのですが、アイデアが何もないときは、書いても論点がずれてるとか、筋道にそってないみたいな感じて、英語力ではなく、論じる力で減点されます。
IELTSのライティングは、難しい単語とかを使わなくても、ちゃんと意見を明確にして、起承転結をちゃんと持たせれば割といい点数は出ます。
要するに、何が言いたいのか、根拠は明確かって事がきちんと読み取れれば問題はなかったりします。(もちろん、6以上のスコアを取ろうと思ったら単語力とか文法は必要ですが、単語力以前に論じる力を磨きましょうという事ですね。)
自分から見たら論が根拠に基づいているつもりでも、第三者の視点から見たら意味不明なことを言っていたりすることがあるので。
日本語での文章力も必要です。
僕がライティングをどうやって勉強していたかというと、僕の学校にはALTの先生が常駐していたので、毎日300ワードのエッセイを書いていました。
お題はもちろんIELTSの過去問からです。
IELTSの元採点官のSimonって方のIELTSクラスタには有名なWebサイトです。
こっちも有名なサイトです。
ここにライティングのお題はたくさん詰まっているので、ここを見てください。
それとライティングを勉強するうえで重要なのが、コピーライティングです。ようは模写ですね。
ただし、ただ写すだけではなく、きちんと起承転結と論点、単語、文法などを考えながら模写することが大切です。
どうしてもってときはこの本を買ってください。
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