オカダマニラでFIRE!!!———決着まであと2か月!?!
2022年もあっという間にお盆を過ぎてしまいました。その間の私は毎度のように社畜にまみれていたのと、神田カレーグランプリ2022が始まってしまいスタンプラリーに心を奪われていたのとで前回より一か月近く更新が空いてしまいました。
2022年7月8日、安倍元首相が暗殺されてから日本も激動の時代を迎えたと感じています。日本は世界一平和だと勝手に思っていましたが、外国と変わらなくなってきました。奇遇にも先日ベニグノ・アキノ氏の暗殺の件を書いたばかりですが、二・二六事件の原敬や五・一五事件の犬養毅に次ぐ誰もが教科書で知っているような暗殺事件を現代の日本で目の当たりにするとは思ってもいませんでした。
安倍元首相の政治的な成果は歴史に委ねるとして、国家を統べる権力者というのは常に命懸けなのだと再認識する次第です。
さて、その間のオカダマニラはというと依然として3か月近くも岡田派が占拠を続けており、岡田派VSユニバ派がお互いを牽制しあうリリースを出すだけの膠着状態が続いています。こちらも国家を巻き込んだ権力争いになりつつある予感をしています。
しかし、ここにきて解決の兆しが出てきたと思われる事象がいくつか散見されてきたので事実関係を整理していきたいと思います。
1.ユニバ社のリリース
まずは直近の2022年8月15日にリリースされた日本のユニバ側のIRを見てみましょう。
2022 年 12 月期第 2 四半期報告書の提出期限延長申請に係る承認のお知らせ
内容としては、
2022 年 5 月 2 日、TRLEI(タイガーリゾーツ社)はフィリピン最高裁に再審理を申し立てた
TRLEIの議決権の所有に関する証拠書類が下級審では提出されていなかったため、当該事件を高等裁判所にいったん差戻す
高等裁判所が TRLEIの議決権所有に関する証拠書類を確認し、TRLEI の議決権所有に関する事実認定を行うこととなった
高等裁判所は、TRLEIから提出された証拠書類が公証化及びアポスティーユ※されていることとそれらの内容を確認し、TRLEIの議決権が誰またはどの企業が保有するのかという作業(事実認定)を行う
その事実認定後、高等裁判所は、その事実認定の結果を最高裁判所に戻し、最高裁判所でその事実認定された証拠書類に基づき判決等を交付する
高等裁判所は、今後30日以内に事実認定を終了し、事実認定結果を最高裁判所に戻す
そこから最高裁判所でさらに 1 ヵ月程度の審議後、判決等の交付
上記を前提にTRLEIの財務諸表、連結キャッシュ・フロー計算書等の作成に要する 期間、監査法人による監査期間などを考慮して四半期報告書の提出を 2022 年 11 月 14 日とする
アポスティーユという聞きなれない単語が出てきましたが公的証明書の外部省お墨付きということですね。
おそらくこのIRが出たお盆時点でアポスティーユは高等裁判所に提出されているでしょうから、現在高等裁判所で事実認定中、1か月後の9月中旬には最高裁審議開始、10月中旬には最高裁判決という流れになるでしょう。1か月余裕を見て遅延している四半期報告書は11月中旬ということなのでしょう。
2.岡田派のリリース
まずは、2022年7月27日のTRLEIのリリースより。
UEC's Misstatements or Inappropriate Statements in the Disclosure and the True State of the Facts
ユニバ社の2Qの開示遅延のIRについて、投資者の投資判断に重要な影響を及ぼす可能性のある重要な虚偽の記載があるとのこと。
岡田派によるオカダマニラの占拠を違法だ適法だ、開示を出した出さないと、両者の主張が180度違っているので議論をしても意味がないですね、まったく。
ちなみに岡田派によるオカダマニラの2Q実績開示を見てみると、
売上で200億円、EBITDAで50億円(いずれも1PHP=2.45JPY換算)を超えています。EBITDA/売上比率は24.3%と改善しており目指すべき30%に近づきつつあるようです。来場者数も100万人を超えていますが、下期偏重だとしても2019年の来場者数は600万人÷4Q=150万人に対してまだ少ない状況です。ホテル稼働率も98.1%に対して86.4%ともう少しですね。
各数値の連続性や整合性はあるようなのでユニバ社がこの開示を受け入れられないのは単純にガバナンスの問題ですね。
3.岡田親子の確執
2022年7月27日に出された息子岡田知裕氏の声明を報じるニュースです。
要約すると、
岡田知裕氏は、パチスロビリオネアである父和生氏に対して、日本人とフィリピン人の共犯者と共にカジノホテルを立ち退くよう求めた
父和生氏らによるオカダマニラでの占拠を非難し認めない、彼らの最高裁SQAOの曲解は終わらせなければならない
父がOHLの少数株主であるからといって、オカダマニラを支配する権利はなく、ましてや誰かを役員に任命する権利はない
フィリピンの高等裁判所に救済を求め、岡田和生派の実に恥ずべき企業強奪を収束させるため弁護士団と協力している
次に2022年8月7日TRLEIのリリースです。
“MY ENEMIES DELIBERATELY MANIPULATED AND DECEIVED MY SON AND DAUGHTER”… KAZUO OKADA
これも要約すると、
家族の絆はたとえ不幸にして離れ離れになっても変わることはないと信じている
息子は悪意のある第三者にそそのかされているだけで本心からそう思っているわけではないと思っている
知裕氏名義のユニバ社株式の実質的な所有者は自分である
ユニバ社とオカダマニラは私のビジョンとリーダーシップのもと、さまざまな方々の協力を得て、50年以上にわたって成長してきた企業体、これは誰に聞いても疑いようのない真実
というようにこちらも真っ向から意見が食い違っています。どうしようもないので誰かに裁いてもらうしかありませんね、、、やれやれ(村上春樹風に)。
4.気になるニュース
オカダマニラについてはたくさんニュースが出ていますがまずはこちらから。
最高裁は原状回復命令を維持するも高裁に所有権の証拠を集めるように指示
原状回復命令は当事者を紛争以前の最後の、実際の、平和的な、争いのない状態に戻すという文脈で厳密に実行されなければならず、混乱は決してSQAOの意図するところではない
TRLEIはオカダマニラの支配権は最終的に日本と香港の裁判所によって解決されていると主張
フィリピンの裁判所は外国の判決に注意を払わない
外国の判決は、我々の証拠に関するルールの下で事実として証明されなければならない
一番最後が肝要です。一般的に国内の問題や事象は自国によって判断されます。日本や香港でこう判決出たからと言って、それが正しいかどうか、というよりは国益にかなうのかを含めて自国で判断すべきですよね。だから現状我々には不法とも思える占拠がまかり通っているのです。(なのでこのnoteのスタンスとしてできるだけ中立的な表現に努めています)
いまさら私が言うまでもないですがこれをカントリーリスクと言います。突然約束を反故にされたり、資産を没収されたり、逮捕勾留されたりが日常茶飯事なのが発展途上国のスタンダードに思います。
GGRAsiaから別の記事が出ていましたのでもうひとつ。
大半が同様な記事でしたが以下の記述に気になるものがありました。
最高裁は、高裁に以下の証拠を入手するよう指示をした・・・
TRLEIの財務状況とその資産散逸の疑い(ユニバ社側主張)
賃貸人、サプライヤー、請負業者への不払い(岡田派主張)
米国でのTRLEIの上場の意図の疑い(岡田派主張)
オカダマニラの土地に対するTRLEIの賃借権の放棄(岡田派主張)
TRLEIにとって超法規的または不利と主張されるその他の行為(岡田派主張)
上場によってTRLEIは総収入の90%を失い、倒産に追い込まれ、投資の回収は不可能ではないにしても、非常に疑わしいものになる(岡田派主張)
なんとなく岡田派の流した記事のようです。最後の主張なんて2割の増資で倒産するわけないのですが、、、やはりトニーボーイに絡んだ土地の賃借問題は根っこにあるようですね。
5.ジェイソン氏の動向
特に26Capital の動きはありませんでしたが、岡田和生氏のオカダマニラSPAC上場に疑問を呈するツイートに対し、ジェイソン氏が返信しています。
ジェイソンらが資本参加するSPAC上場はゲーミングの将来と株式価値の上昇と成長をもたらすと。わかりきったことですが言わずにはいられなかったんでしょうね。そもそも岡ちゃんらも2016年当時フィリピンで裏口上場を計画していたのでただ単に悪口を言いたいだけのような気もします。
調子に乗って私もイケメンジェイソンに応援ツイートをしてみたところ「いいね♡」をいただけました。企業の社長と直接やりとりできるtwitterってすばらしい。
オカダマニラの支配権はどう考えたってユニバ社にあるのですが、岡ちゃんのリリースにあるように手塩にかけて会社を大きくし苦労の末やっと実現した夢のカジノリゾートを息子たちに奪われてしまった哀れな父に同情票が集まっている可能性だってあるかもしれません。知らんけど。
今回の解決の糸口は、当然にオカダマニラの支配権だとしても、最終的にフィリピン国やフィリピンのステークホルダーに対して明確にメリットを提供するスキームが築けているかに尽きると思います。
正義は人の数だけ、国の数だけあります。
そしてそれができるのは、知裕氏とイケメンジェイソン氏だと私は思っています。
10月になんらかの判断がなされたとしても、捻じれた親子対決が続く限りまた別の紛争が起こるでしょう。父親と息子は男同士反目しあうのが性だと思いますが、そろそろこの壮大な親子げんかのけじめをつける時期が来ているんじゃないですかね。
賛否両論あると思いますので是非コメントください。
6.本日のオカダマニラ
記事が長くなったのでお休みします。
7.本日のFIRE
今年も神田カレーグランプリ2022が始まりました。かねてよりカレーばかり食べてている私ですが、何を隠そう昨年のカレーマイスターです。
ということでスタンプラリーが始まってしまったのでパブロフの犬のようにカレー屋に通っています。ということで私がひそかに何年も通い続けている名店を。
今日も社畜の合間を縫って神田カレーグランプリのスタンプラリーです。今日のランチはもう何年も行けてなかったお茶の水のカーマです。
定番のチキンカレーですが、クミンとクローブか香るシャバシャバのルーに煮込まれたチキンに煮込まないじゃがいももいいし付け合わせのぶどうとパイナップルのピクルスも好き。デリーに似た大根と玉ねぎのアチャールもつい食べすぎてしまいます。シンプルだけど隙のない中毒性の高い一皿。
好きなものを食べながら一人ぼーっといろんなことを思い出すのは私だけでしょうか?
カレーは塩分が高い料理ですが、こんだけ暑いと少し歩いただけでも汗をかきまくるのでやはりカレーは夏ですね。
当ブログでは全国の、特に東京の本当に美味しいカレー屋さんを感謝と応援の気持ちを込めて紹介していきます。社畜の私はカレーに救われて、癒されて毎日を生きています。あんまり難しいことは考えず、んまそう!と思ったら是非お店に足を運んでみてください。
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