Intermission(ほんじつはおやすみ)~手に入らない、という出会い~

数年前にネットで調べて、自分の手元にほしい絶版本が偶然にも地元のお店にあることがわかっていたのだが、あるときには手元不如意につき、あるときには他のことで頭がいっぱいで忘れていて、購入するには至らないまま過ごしー通りかかった今日ふとその店にようやく立ち寄って見れば案の定、その本がワタシをばかり待っていたはずもなく、誰か他のかたのところへ旅立ったあとだった…残念だ、と定型の社交辞としてそう言いはしたが、ワタシは必要になる度にそれを公共の図書館でかり出して読むだろう、これまでそうしてきたようにーだから、手元において置くほどに、彼のレネ・シェーファー氏の体験記に関心する他の人がどこかにおられるのだと思うと、そっちの方が本にとっていいことだ、としか思えなくて、出会い損ねた感じがしない…