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Creative Unityとわたし ある東洋の大学

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ここでは『Creative Unity』という随筆集の"An Eastern University" を一日に一文づつ訳しながら読んでいきます。原著者はRabindranath …
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2023年11月の記事一覧

Intermission(ほんじつはおやすみ)~今宵のつきを~

遠い西の町の人たちも眺めるのだろう…かな。 どのまちにも静かな光が注いで、ひとや生き物の…

Intermission(ほんじつはおやすみ)~停戦希望~

解放されたかたがた、よかった。停戦を、そくじに。

Intermission(ほんじつはおやすみ)~せんそう~

休戦が実施されてほんとうによかった…兵糧攻めの不安にさらされ、家族や親しい人達の命を絶えず気遣い、家財を損なわれ奪われるたりそうおどされつづけて、追い立てられ…からくも失命の難を逃れても、連夜の空爆で眠れない何十日…、と聞いていたワタシは、『ああ、やっとみんなに眠って休んでもらえるんだ…』とおもっていたが、パレスチナの人たちは、休戦の空のしたで、瓦礫の下敷きになったひとたちを、やっと、頭上を気にせずに救出することができるのだそうだ。 そう聞いて自分の不明を恥つつも、でもね、や

Intermission(ほんじつもおやすみ)~いつもかわりなく~

いてくれることを望むのはこちら側の勝手、ということもある、その相手が、自分を手放してもな…

Intermission(ほんじつはおやすみ)~このころは~

突然の寒さに洋服がついていかない、突然の雨に傘が間に合わない。抱えていた米の袋を頭に担ぎ上げてようやく見つけた車庫に逃げ込む。雨宿りも久しぶり。冷たい雨が叩くように降っているのを眺め、小さく震えながら暗いところにこちらも暗く灯った白熱球の漏れた光が暖かい。やがて人声がして、車に乗り込む人たち。訳を話すと怒るでもなく何度も、大丈夫?と聞かれてしまった。通り雨の通りすぎるのさえ待ってることのできない、せっかち…、といっても、もう、西の空は明るくなってきたから、出よう。