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Saleseforceのslack買収の裏側を調べてみたら、やっぱりマイクロソフトは凄かった。

世界中が驚いたと言っても、過言ではない?

そんなIT業界のビックニュースが入ってきました。

グラコロ販売開始!!! ではなく、

Salesforceのslack買収。

しかもその額、、、

えーと、277億ドル(約2兆8900億円)というわけわからない金額ですね。

日本で言えば、日本電気や、三菱重工業がおよそ3兆円企業です。

では、散々読み知っているかも知れませんが、

さっそくこの買収劇の裏側をまとめていきます。

ポイントは、マイクロソフトという世界王者です。

Slack vs マイクロソフトの現状

全然知りませんでしたが、

マイクロソフトのteamsが爆速で伸びています。

チームズの利用者数は10月に1億1500万人を突破し、1年で約6倍に増えた。

>>>Salesforce、Slackを2.9兆円で買収 Microsoftに対抗

日経新聞の記事によると、コロナの影響もあって、

teamsは一年でなんと6倍にまで成長しています。

(ちなみに、全然関係ないですが、zoomは利益が90倍にまで上昇したそうです。)

下の図を見るとわかるのですが、

Slack VS teamsは teamsの圧勝です。

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一瞬で、抜き去ってますね。

詳しくは以下の記事でご確認ください。

>>>なぜSlackはTeamsに抜き去られたのか

Salesforce vs マイクロソフトの現状

Salesforceにとっても、マイクロソフトの影が後ろからちらつく存在になっていました。

セールスフォースにとっても、マイクロソフトは脅威になりつつある。同社が「ダイナミクス」と呼ぶCRM事業の売上高は年30億ドル。セールスフォースの売上高と比べれば5分の1以下だが、他の業務ソフトとの連携を武器に営業攻勢を強めている。

上記も同じく日経新聞からの引用です。

 >>>Salesforce、Slackを2.9兆円で買収 Microsoftに対抗

Microsoft Dynamics 365は、CRMシステムとERP(統合基幹システム)を統合したもので、経営に関わる情報資源をすべて一元管理できるシステムです。

多くの人が慣れ親しんだ、office製品やskypeなどのMicrosoft製品とシームレスに連携できるのが強みです。

ちなみに、日本国内においてはセールスフォースに次いでシェア第2位だそうです。

SalesforceがSlackに注目した理由

そんなわけで、

お互いにマイクロソフトという競合がいたために、

今回のM&Aが成立したという見解がおおいようです。

ちなみに、Slackは、このコロナ禍にあって、

仮想オフィスとの役割も担うようになりました。

コロナ感染対策で在宅勤務を迫られ、スラックに「仮想オフィス」の役割を託す企業が増えていた。1日に発表した20年2~10月の売上高は6億5200万ドルと、前年同期と比べて45%増えた。

同じく、日経新聞からの引用。

>>>SlackをSalesforceが買収 新興クラウド勢の転機に

前年同期と比べて、約1.5倍とはすごい数字です。

まとめ

マイクロソフトという大きな競合に対して、

今回の、SalesforceとSlackのM&Aがなされることとなりました。

しかも、その額約2.9兆円。

セールスフォースは今後、Slackという仮想オフィスの役割を担うツールとの連携を強化することで、

サービス力を強めていくのだそう。

コロナ後のことを見据えた動きがこれから大企業でみられると思いますが、

そのさきがけにもなるニュースかもしれませんね!

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