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第81回桜花賞(2021)出走予定馬、馬体評価

元ぼくふのわらび餅です。

出走予定馬の馬体評価で注目したエアスピネルがフェブラリーS、モズベッロが大阪杯で好走しましたので、桜花賞も好走する馬をなんとか見つけられるように頑張ります。

いよいよ牝馬のクラシック第1弾、第81回桜花賞(2021)。

阪神ジュベナイルフィリーズの1着馬白毛のソダシ、2着馬サトノレイナスがぶっつけで挑み、また他のトライアルからも有力馬が参戦する桜花賞の1週前の馬体評価になります。

競馬ブックさんのPHOTOパドックを見ながら、あーだこーだと評価したいと思います。

あくまで個人的見解ですので、そこはご了承ください。


注目すべき点は、撮影が1週前追い切りの前か後か、これは非常に重要ですのでそこを踏まえたうえで12頭の評価を。
(前走との比較が出来るのは6頭)

ソダシ
(31日撮影、1週前追い切り31日)

札幌2歳S、阪神ジュベナイルフィリーズ、そして今回と3枚を見比べてみました。

札幌2歳Sの時に華奢だった体は阪神ジュベナイルフィリーズの時には全体的にふっくらとして非常にバランスが良かった。
今回は少し胴も伸びて、またかなりしっかり乗り込んできているので全体的にスラっとした感じに。

1週前追い切りの後の撮影でもあるので、スッキリとはしているんだと思いますが、桜花賞はもう少し丸みを帯びた馬体だろうな、と想像していただけに…。オークスで距離を意識して絞りきった時の感じで。
決して調子が悪く見えるわけではないですし、しっかり乗り込んで体調はいいと思います。

ヨカヨカ
(31日撮影、1週前追い切り31日)

阪神ジュベナイルフィリーズ、フィリーズレビュー、そして今回と3枚を見比べて。

阪神ジュベナイルフィリーズの時より、フィリーズレビューでは全体的にパワーアップしていて、トモの力強さが非常に際立っていました。

今回は休み明けをひと叩きして、また1週前追い切りをCW7Fからしっかりやった後で、全体的に研ぎ澄まされた感じ。肩回りにもしっかり筋肉がついて、腹回りやトモも丸みを帯びて非常に状態が良さそう。

全体的にがっしりしているのと、胴の長さから牝馬限定ならなんとかマイルも。距離延長が大幅プラスではないが、体調の良さや枠順、ペース次第で上位も狙える仕上がり。

シゲルピンクルビー
(1日撮影、1週前追い切り1日)

阪神ジュベナイルフィリーズ、フィリーズレビューと実際目の前でパドックを見た感じからいくと、今回の写真が一番仕上がりが良く見えます。

1週前追い切りをCW6Fからかなり速いタイムを出した後ですが、仕上がり過ぎもなく肩回りの筋肉は盛り上がりトモの筋肉も素晴らしいシルエット。出来は非常にいいのではないでしょうか。

気になる点は、飛節の角度が結構あって(歩きを見たら非常にわかりやすいですが)トモ脚を後ろに伸ばしてグッと地面を蹴る時に、飛節の構造上最後まで蹴れないので速い脚を長く使わなければならない様な展開になると厳しいかもしれませんね。
イメージとしては、内回りの阪神1400が合う感じ。

メイケイエール
(31日撮影、1週前追い切り31日)

小倉2歳S、阪神ジュベナイルフィリーズ、チューリップ賞、そして今回と4枚を見比べて。

小倉2歳Sは夏場でもあり、非常に毛艶も良く筋肉も2歳牝馬とは思えないくらい張りがあり。
冬場の阪神ジュベナイルフィリーズでは毛艶があまり良くなく、胴も短めでマイルは?の印象、チューリップ賞でも同じ様な全体のシルエットでしたが…。

今回は頭の位置がいつもより低いので、別馬?と思うくらい変わった感じ。

全体的にふっくらとして、毛艶も良くて肩回りから首にかけても力強さが増して非常にいい仕上がりですね。

あとはレースでコントロール出来るかどうか…仕上がりはいいだけに。

エリザベスタワー
(31日撮影、1週前追い切り31日)

もともとが筋肉質の馬体で、前走時同様に肩回りやトモに力強さがあり出来は安定。腹回りもふっくらして毛艶も良く、体調は非常にいいのでは。

力のいる馬場が得意そうなパワー溢れる馬体。
坂路で終い重点ながらしっかり鍛えている効果が出ていますね。


アールドヴィーヴル
(31日撮影、1週前追い切り31日)

前走時の写真がないので、比較は出来ませんが、全体的にシャープな造り。胴も長く、また管骨の長さもあるので距離伸びて良さが出そう。

少し腰高ですし、これから更に良くなってくるのではないでしょうか。
綺麗な馬場の東京で、距離延長になるオークスが合いそうだなぁと思わせる1頭です。

パドックで歩きを見て、トモの可動域が広ければオークスで狙いたいですね。

サトノレイナス
(31日撮影、1週前追い切り31日)

阪神ジュベナイルフィリーズの時と比べて全体的なシルエットは変わらずも、肩回りやトモにはしっかりと厚みも出て休み明けですがきっちりと。

タイプ的にはアカイトリノムスメと同じ様な全体的なシルエットをしてますよね。

1週前追い切り、南W5F64秒半ばでラスト1F11秒半ばと十分に追い切りを消化していますし、緩さは全くないですね。

あとこの馬、阪神ジュベナイルフィリーズのパドックで見て思ったのですが、右トモの繋が立っていてグッと沈まない。両トモの繋に防具をつけてますけど、なんか歩きに違和感を感じるんですよね。
しっかり走っているので、あまり気にしなくてもよいかとは思いますが…。


アカイトリノムスメ
(31日撮影、1週前追い切り31日)

全体的なシルエットは同じディープインパクト産駒のサトノレイナスと同じ様な感じ。

胴長でスラっとした感じからは、伸び伸びと走れる東京のオークスで良さが出そうな馬体。

力強さが求めらるような馬場だと辛いので、パンパンの良馬場でスムーズに走れれば。


ファインルージュ
(31日撮影、1週前追い切り31日)

前走フェアリーSとの比較ですが、全体的なシルエットはほぼ変わらずも、肌艶は抜群で非常に体調がいいのではないでしょうか。
1週前追い切りを南W6F82秒半ばからラスト1F12秒後半で消化し、太め感もなく肩回り、トモに少し筋肉がついて仕上がり上々かと。

キズナ産駒ですが、そこまで繋の硬さも気にならないですし、背中が少し短くお腹がゆったりとした造りでかなり瞬発力を秘めているかと。

非常にいいですね。


ソングライン
(1日撮影、1週前追い切り31日)

肩回りの厚みに対してトモの力強さが少し足りない感じもありますが、毛艶良く体調は良さそう。

前が勝ち気味ですし、距離は短いほうが良さそうですね。

同じキズナ産駒、ファインルージュよりも繋は硬めですし、パワータイプかと。


ホウオウイクセル
(31日撮影、1週前追い切り4日)

フラワーカップから日もなく、1週前追い切りも4日に15-15を坂路で。31日の撮影の時点では疲れを取る形で、好調はキープしていますが…。
前が勝ち気味の馬体で、完成度は高いですが更なる上積みはどうか。

大阪杯のような力のいる馬場が得意そうな全体的に力強さが溢れてますね。


エンスージアズム
(31日撮影、1週前追い切り2日)

こちらもフラワーカップから日もないですが、ホウオウイクセルより調教は攻めていて、2日に坂路53.7-12.6を出していますね。

小柄な感じには見えませんが、もう少しトモに力強さが出てくれば更に。

以上が桜花賞の1週前馬体評価になります。

全体的な印象としては、体調が良い馬が多かったですね。1週前の時点での馬体ですので、最終追い切りで更に調子を上げてくるだろうから、当日のパドックが非常に楽しみですね。

1週前の段階で個人的に良く見えたのは

ファインルージュ
張り艶は抜群でした。

メイケイエールも非常にバランス良くなりましたね。
メイケイエールの場合はレースでどう乗るか、が鍵になりますが…。

アールドヴィーヴルも良かったです、オークスで狙いたい。


長々と見づらい文章を最後までご覧いただきありがとうございました。よろしければ是非他の回顧記事等も。


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