AWSの試験に合格した人のQ&A【ソリューションアーキテクト アソシエイト】
AWSソリューションアーキテクトアソシエイト試験 合格しました!
……といってもよくわからない方も多いと思うので、Q&A形式でご説明します。
AWSとは
Amazonのクラウドサービスです。
Amazonはまず、あの世界最大のECサイトを裏で支えている大規模な基盤を作りました。
次にAmazonは、その基盤から余力の部分を貸し出して、コンピュータ(サーバー)やデータ保管場所などを、一般の企業などに1秒いくらや1GBいくらで「量り売り」するようになりました。
今やその品揃えは200種類を超えて、世界最大の計算資源専門商社と言っても過言ではない存在となりました。例えばコールセンター構築や人工衛星、大規模データのトラック運送までやってます。
AWSソリューションアーキテクトとは
AWSに関する知識とスキルを有する人のことです。
特にコスト、性能、セキュリティ、障害時のシステム復旧などの観点を考慮して、AWSを使ったウェブサービスや業務システムなどの設計・構築・提案ができる人をソリューションアーキテクトと呼びます。
(アーキテクト自体には「建築家」という意味があり、そこから転じて情報システムでもアーキテクトと呼ばれる職業が出てきました)
アソシエイトはレベルの一つで、プロフェッショナルよりも下のレベルです。例えるなら准看護師の「准」にあたります。
試験は難しいの?
「AWSの登竜門」と呼べる程度には難しいと思います。これ専門の勉強だけでなく、ネットワークの基礎知識も問われます。
ちなみにクラウドプラクティショナーという一つ下のレベルの資格もあり、こちらは初心者がAWSの一通りのサービスを学ぶためのものです。
この資格を取って、あなたには何かいいことあるの?
受験料+α程度の報奨金は会社からもらえるようです。
ただ今の私に関しては、仕事の規模や性質上、この資格があるからといって直ちに新しい仕事が割り振られたり別の部署に移籍みたいなのは当面無いと思います。
(他の部署ではAWSがバリバリ使われてます)
とはいえ中長期的に見て、何か機会があったときに手を挙げやすくなるんじゃないかと思っています。
じゃあ、何で資格取ったの?
①新しい技術を学びたかったため
AWSは国内外で注目される最先端技術であり、技術的なチャレンジも多いことで知られています。それを学ぶことで、エンジニアの末席にいる者として良い刺激を得たいと思いました。
②勉強のモチベーションとして
いくら「勉強したい」と思っても、自分の性格上、何も目標がないとダラダラなにもせず過ごしてしまうことが分かりました。
なので資格試験という目標を立てることで、勉強を進めるモチベーションとすることにしました。(その作戦は実際うまくいきました!)
③将来に向けた投資として
AWSはいわゆる「つぶしが効く」技術だと思います。関連する仕事がなくなることは当面無いと思います(ただしレッドオーシャンではあります)。他社のクラウド(MicrosoftやGoogle)を学ぶ足場にもなるでしょう。
ただこの観点だと実務経験が欲しくて、そもそもAWSに携われるプロジェクトに辿くことが個人的な課題です。
ちなみにこの資格は3年間のみ有効なので、必要なら更新する必要があります…。
④自信を付けたかったので
これが実は一番大きい要因です。
約10年前に病気でいわゆる「普通のキャリア」を歩めなくなって以来、自分の専門領域においてもなんとなく自信が無い状態が続きました。キャリアに10年間のブランクがあるようなものです。
そのうちに資格という分かりやすい形で、自分の知識や能力を裏付けしたいと考えるようになりました。そして資格を取ることで、病気からの一応の「復活」を祝えるんじゃないかと思ったのです。
どうやって勉強してたの?
9月頃から、Udemyという学習サイトの動画教材を使っていました。
YouTubeを観る時間の一部を学習時間に割り当てる感じで、個人的には本を広げるよりも学習しやすく、通勤時間やスキマ時間を使って進められたと思います。
この教材です。
【SAA-C03版】これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座
単なる知識の詰め込みだけではなく、手を動かす実習が豊富にありました。模擬試験3回分も入った教材で、タイトル通り「これだけでOK」でした。
(ただし模試では合格レベルに到達していなくて、もう少し模試を解いてから試験に挑みたかったのが本音です…)
最後に
思ったよりも長くなってしまいました。
総じて、資格を取ってよかったと思っています。
今後も別の資格を取りたいと考えています。
以下、資格を証明するデジタルバッジです。
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