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ロマネスク環境の罠と今後〈基本全文無料〉

どうもこんにちはなぎです。今回はタイトルにもある通り、〈龍仙ロマネスク〉というカードが今環境に与える影響と将来性について自分が思ってることを話していきたいと思います。筆者の主観がもろに入ってるので一個人の意見として捉えるぐらいの感覚で目を通してくれると嬉しいです。

あと、今回はゆるーくやっていきたいので前回みたいな常体だらけのガチガチの文は書きません。また今環境終盤にも記事を書く予定ですので、常体の文章が好きな方はそこまで待ってくれるとありがたいです。

基本全文無料ですが最後に余談として記事を購入してくださった方に疑問を投げつけます。対戦よろしくお願いします。



1.龍仙ロマネスクってどんなカード??

この記事に目を通してくれる方が知らないわけないと思いますが、一応効果をおさらいしておきましょう。

極めし、豊穣~

リース(火自然光)カラー 6コスト
場に出たとき4マナ加速、ターン終了時1枚マナ破壊
ブロッカー

まあざっとこんな感じです。強いですね^^

〈龍仙ロマネスク〉の強いところ

このカードが強いところだらけなのは百も承知ですが、まだイマイチ強さを理解できない!っていう方がいるかもしれないので事細かに解説していきます。

1.場に出た時4マナブーストできる
メイン効果なので強いのはまあ当たり前なんですけど、「どうせ効果が派手だから強いんでしょ?」って声が聞こえてくる気がするので一応回答します

そ の と お り

でもこの能力の強さを底上げしてる理由が
カードパワーが軒並みゲームセット級のバグレベルクソデカ後続ドラゴンたちにあります。
6→9と動くことができ次ターンには最大使用可能マナが10になります。
10マナまで使えるって言ったらこいつらですよ

かっこいい
ドラリンレアをすこれ
これの現物ほしい

あらら、ゲームが終わっちゃいました^^
まあすぐに終わるとかではないんですけど、だいぶキツいのは自明です。こんな感じで、その派手な効果に似合った強さを持ったカードであると言えます。

2.自身のマナ破壊が有利に働く
ロマネスクはそのド派手な効果の代償として毎ターン1枚自分のマナを破壊しなければいけません(以下セルフランデス)。一般的に考えたらデメリットですよ、しかし世の中にはこんなカードが存在するんですよね

名前めっちゃすき

はい。相手クリーチャーを破壊した後に墓地から非進化ドラゴンを一体場に出せます。もう一度言います。
墓地から非進化ドラゴンを一体場に出せます。
つまり、ロマネスクのデメリットであるセルフランデスがこいつを絡めると、「マナから好きなドラゴンを一体場に出す」という化け物効果に変わります。
出すドラゴンはデッキによって変えることができますが、上記のドラゴ大王、ナンバーナインにくわえて〈「修羅」の頂 VANベートーベン〉とか出したりします。この3体は誰かしらすべてのデッキに刺さるので気をつけましょう。

紙弱すぎて泣いた

またこいつと合わせると無限に攻撃耐えてきます。出されたら相手の盾がすべて非ドラゴンであることを祈りましょう。

3.いるだけで強い
パワー5000のヤヤデカブロッカーなので、除去したくなる気持ちもありますが、除去したらしたでマナが減らなくなる葛藤に陥ります。

4.火文明ドラゴン
メンデルスゾーンや火の子祭りの外れになりません。

〈龍仙ロマネスク〉の弱いところ

今までは強いところを紹介してきましたが、こいつにももちろん弱点は存在します。

1.3色
主な色事故の要因はこいつです。〈モルト王〉はともかく〈リースドラゴン〉は単色火文明があまり多くないので、引けないとイライラします。

2.やっぱセルフランデス嫌
適度に使う分には強いんですよ。ただ、〈母なる大地〉とかで2体目が降臨してしまうとマイターンセルフ2ランデスとか言うメンヘラが発動します。
ロマネスクはメンヘラです。気をつけよう。

いかがでしたか?後半大分雑な気がしましたが。要するに僕が言いたいのは
デメリットである効果がそれ以上のメリットになっていてもはやただの化け物
ということです。
ここからはこのバグカードの将来性と今後の環境について話していきます。

2.龍仙ロマネスクの将来性

では実際、こいつの将来性はどうなのか?どのくらい環境にいるのか?について解説していきます。
まず、現段階でどんなデッキに入っているのかというと、ドラゴンに重きを置いた〈モルト王〉と〈リースドラゴン〉です。リンク張っておくので是非まだ読んでない方は目を通してみてください。クソ真面目です。


結論から言うと、こいつに将来性はありません

まあ落ち着いてください。理由は2つあります。


1.スタン落ちの存在

龍仙ロマネスクは〈LEGEND OF PLACE 2023〉で再録されたカードになります。そのため、2023年末には現行のNDからはスタン落ちしてしまいます。

そのため、上記2つの”龍仙ロマネスクを軸としたデッキタイプ”は2023年でお別れになります。

モルト王使いさん、ドラゴン使いさん、泣かないでください。
あくまでこの2つのデッキタイプの内の選択肢の1つがなくなるだけであって、コンセプトは健在です。実際、〈モルト王〉は水文明を採用したシータ型や爆発力の火自然型が存在しており、ドラゴンの方も闇文明を採用したネクラ型の開拓が進んでいます。

「それでも、ADでロマネスクを4枚使えるなら。」そう思った新規プレイヤーさんも多いはず。そこで2つ目の理由です



2.龍仙ロマネスク AD殿堂

公式より拝借

はい。見ての通りADではロマネスクは1枚しか使えません。残念。
これに関しては完全に〈バルガライゾウ〉というデッキの存在が大きすぎました。

以上2点の理由から、龍仙ロマネスクは将来性がかなり薄いカードと断言しても良いでしょう。

まとめ

今回は屈指のバグカード〈龍仙ロマネスク〉について話しました。確かに将来性は極端に薄いカードといえるかもしれません。

しかし逆に、今勝ちたい人先に紹介したムーヴに惹かれた人はこのダイナミックな挙動が許されている今、経験しておくのも良いと考えます。

今回皆様に伝えたかったことは、「ロマネスクというカードを使ってみたいなら思い切って生成する!」ことです。

だって、ロマネスクが落ちても強力な基盤は残る訳ですから。個人の判断で、というのはこの記事を締めくくる言葉としては弱いかもしれませんが、今〈龍仙ロマネスク〉を生成しようか悩んでいる人にとって少しでもその判断材料としての役割を果たせたら良いと思いました。

次回の記事では、「シータモルト王」「ネクラドラゴン」の2つについて考察、開拓していくつもりです!お見逃し無く!

それでは!またの機会でお会いしましょう
僕のX(@hbkm___987)のフォローもよろしくお願いします!
以上!!今1500割っててどうしようか悩んでるなぎがお送りしました!!

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