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最良の選択とは何で決めるか〜肘内障〜

昨夜22時ごろ寝るのが遅い長女が、次女を寝かしつけしている横で壁に足をかけてゴロゴロしていた。
ミルクを飲ませていた次女が、イヤイヤ!と泣くのでそちらに気を取られてゴロゴロしている長女をしっかりみていなかったら、突然大声で泣き出した。

いたいいたい!と大泣きしながら、明らかにいつもと違う感じで泣きながら、左の腕を触っているので、ちょっと落ち着かせて話を聞くと、またやっていました・・・以前やった肘内障のときと同じ感じ。

あ、これは、また腕が抜けたか・・・肘内障か・・・
肘の関節が抜けるやつ。いわゆる脱臼。そんな仮説がたった。似ている、あの感じと。

なりやすい子となりにくい子がいるらしく、うちの子はすぐ肘が抜ける・・・。去年の10月と今年の6月にそれぞれ右腕をやっていて、気をつけて腕は引っ張らないようにしているけど、自分で遊んでいてなることもある。

さぁどうしようか。なんだかんだで時間は23時ごろ。このまま朝まで、痛いまま寝かせて朝イチ病院にいくこともできるけど、もしかしたら別の怪我かもしれない。悩んだ挙句、救急病院を確認して連れていくことに。

痛い痛いと泣く娘を、なだめすかして我慢させるのは何か違う。まだ小さい。病院に行けば治るから、怪我による痛みは早く取り除いてあげたい。

それが願いで、病院にいく選択肢をとった。

4ヶ月次女ちゃんは、スヤスヤ眠っているので、夫にみてもらうとして、長女と二人でタクシーで病院へ。レントゲンをとってもらったりして、整形外科の先生がいたのでグリグリ、グイっとしてもらって無事に治り、深夜1時すぎに帰ってきた。次女は行った時と対して変わらない格好でスヤスヤ熟睡。素晴らしい!ありがとうよ。

さて。この判断、夜間に病院に連れて行った、どうだったのだろうかと思う。

深夜に救急病院に行くべきだったか、朝まで我慢してもらうべきだったか。

・深夜行ったことで、タクシー代と深夜救急医療費が7700円で約1万円
・我慢してもらって朝イチ行ったら、徒歩圏内で0円。
・夜遅く連れ出して外にいく大変さ
・痛がる娘をなだめすかして夜を超える大変さ
・夜眠い中病院にいくけど、治ったらゆっくり眠れる
・このまま家に入れるけど、一晩中痛くてゆっくり寝れない

費用面を考えると、ヨシヨシとなだめすかして、痛みに耐えてもらって翌朝いくのが正解だったかもしれないし、肘内障ぐらいで救急にいかなくても・・・という気も病院にいる間、正直していた。

夜の大学病院は、専門医が病棟を回っているので、診察の待ち時間もあって時間がかかった。連れていくという選択は、どうだったかなー正解は何だったかなーと考えていた。

一晩あけて今考えると、費用面よりも長女に与えたインパクトが選択するポイントだったかなと思う。

病院の待ち時間の間、

ママどこにもいかない?みんなえりちゃんがいたいのしんぱいしてくれてるねーパパもおにさんもしょこら(犬のぬいぐるみ)も、みんなえりちゃんのことしんぱいしてくれているね。おいしゃさんがなおしてくれるの?ままどこにもいかないよね。ままいたいのなおしにきてくれてありがと

と言っていた。わかっているらしい。病院にいくと治ると。

もう少し大きくなって、一晩我慢できるぐらいの年頃になれば我慢させるのも手だけど、まだ小さいうちに、我慢して寝なさい!というよりは、

すぐに病院に行こう!先生に治してもらおう!ママがついていくから大丈夫!すぐに治してもらえるから大丈夫だよ!

というメッセージの方が、本人の心の充足感・自己肯定感につながるのではと思った。

怪我をしたり、体調が悪い時、辛いことがあったときは、パパママに言えば治してもらえる、我慢しなくていい、大丈夫、パパママを信じたら大丈夫。

そういうメッセージを与えたことにならないだろうか。

骨折でもなく、大した怪我でもないのに、わざわざ救急病院ってどうなの?って思ったけれど、パパママに対する絶対的信頼感を醸成するのに一役買ったと考えれば、アリだった選択肢かなと思う。

何を基準に選ぶか、選んだ後にその選択肢でOKだったと思えるか。
損得を考えるのは一旦無視して、一番大事なことはなんだろう 、というところにパワーを注いで考えると、あとで自分が後悔しない選択肢を選べるのでは・・・という学びにつながった気がする。

ああいう時に、どうすべきだったか、いまだに正解はわからないし、わざわざいかなくても良かったのかもしれないけれど、パコっとハマった時、

もうぜんぜんいたくない!だいじょうぶ!おうちかえりたい

と嬉しそうに言った顔があったので、昨日の段階でのあの選択は間違っていなかった気がする。

今日は二人とも寝坊気味でゆっくりで準備して、元気よく保育園に行きました。保育園の先生に、昨日病院でカメラをとった(レントゲンをとった)話を、武勇伝のごとく話していたのが印象的だ。

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