フリーランスコーチのリアルから学ぶWS
7月20日(火)初のプロコーチのためのオンラインイベントをコーチ仲間のりえちゃんと開催しました。
その名もFRECOREAL(フリコリアル)!
FRECOREAL(フリコリアル)とは?
=FREELANCE – COACH - REAL
①フリーランスとして活動するコーチの“REAL”を知る場
②フリーランスとして活動するコーチが自分の“REAL”な(本来の)姿で自分の“REAL”な(本来の)姿で個性を発揮し、お互いを応援していく場
※コーチ仲間のりえちゃんのnoteなどはこちら。
このワークショップ企画についてご紹介と第一回の報告をしたい。
企画の始まりと意図
コーチングを学んで、プロコーチとしてやっていくぞ!と決めた時、同時に「コーチングって仕事になるの?食べていけるの?」という疑問が湧いてくる。組織に属さず、副業でもなく、完全なる個人事業主(フリーランス)でコーチングを仕事にすることの実態って、実は良くわからないのが現状だったりする。
さらに、SNSで“キラキラの成功体験”が目に入って、ちょっとクラクラしてしちゃうよ・・・なんて声ある。
主催者2人(以下、私たち)にもこんな思いがあった。
SNSでは言えない本当のところ、リアルなところはどうなのよ?
先輩プロコーチさん、どうやって生計を立てているんですか?
具体的にどんなことをしてそこまで至ったのですか?
軌跡を教えてくださいよ!
さらに、私たちのコーチング・コーチに対する願いは、
コーチそれぞれが本来の自分の姿で個性を発揮しながら、競い合う関係ではなく、共存する関係でありたい。
「この分野なら〇〇さんに相談してみよう!」というボーダレスな協働関係でありたい
そのためにも先輩コーチの軌跡を直接聞き、リアルな悩みや喜び、おおっぴらには聞けないその人独自の戦略も聞き、そのエッセンスを自分自身に混ぜるような機会、「フリーランスでコーチングを仕事にしている人のリアルな話、実態がわかる話を聞きたいね」ということで、企画したのがこのフリコリアルだ。
第1回目のゲスト:三神良子さん
さぁ、1回目のゲストはどなたに依頼しようか、となった時に、同時にでたのが三神良子さん。
「本当の自分と深くつながる」コーチング
40歳からプロコーチへ←乳がんでやり残しのない人生を送りたい←金融
有料実績1700時間 / mento .THE COACH 登録コーチ/ PCC . CPCC /
成人発達理論 / フォーカシング
短期大学非常勤講師
twitter:3,533フォロワー
プロコーチとしての活動歴約7年、有料コーチング実績1700時間以上、2019年からフリーランスでコーチングをお仕事にされている三神良子さん。
なぜ良子さんはこんなに競合するかもしれないコーチの紹介をするんだろう…。
プロコーチとしてどうやって今成り立っているんだろう…
どんなことを今までしてきたんだろう?
悩みはなかったのかな?
駆け出しの頃、不安や踠きってあったのかな。
もしかしたら“うまくいかなかったこと”がなくて、生まれながらに恵まれたコーチなんだろうか…
知りたい、聞きたい、エッセンスから自分らしさをみつけたい
そんな思いから初回ゲストは決定した。
聞くだけじゃない。気づきから自らの行動をつくるWS
参加者の皆様には事前に良子さんのHPを読んでもらい、聞きたいこと・知りたいことをアンケートしておいた。それを元に、「三神良子コーチのリアル」をインタビュー形式でお話しいただき、質問も混ぜながら、良子さんのエッセンスは私のどんなところに活用できるだろう…と自分自身の学びを得るワークショップだ。
参加者は全員フリーランスで活動するコーチで、クライアントに行動と学習を促す存在だ。良子さんの軌跡や経験と自身のリアルからそれぞれがなんかを学び、具体的な行動を作り出す。doingとbeingのYES&NOをそれぞれ宣言し、それぞれが認知応援しあう。「本来の自分の姿で個性を発揮している姿」をイメージして言語化するワークをした。ちょっとハードかしら?という当初の不安は、要らぬ不安だった。僅かなシンキングタイムで完成度の高い発表をしてくるあたりはアッパレだった。
この場限りという安心安全な場だから聞けるリアル
プロコーチを目指す人はたくさんいる中で、コーチングを長く続けている人は一握り。そんな世界の中で、コーチングへの愛情をずっと握りしめながら活動をされている良子さん。他のコーチに対する応援マインドがとてもあったかい。その軽やかながら熱いエネルギーに、たくさんの勇気をもらえた気がする。
全世界に発信され、どこの誰が見ているかわからないSNSでは話せない「長くコーチングをしているからこその本当の話」を聞く機会となった。
・この話はこの場限り
・お互いを尊重し、応援マインドで関わる
というグランドルールの下だから、安心して話していただけるリアル。
そんなリアルを聞いて、自分自身に落とし込むという、初めてのWSは試行錯誤ながら贅沢な時間になった気がする。
参加者のリアルな感想
※参加者の皆様の意向を確認した上で許可を得て掲載しています
Q1:イベントの満足度(5段階評価)とその理由
・5:場の雰囲気が安心安全で、応援し合おうという雰囲気が居やすかったです。また、改めて仲間の大切さを感じ、支えられてるな、コーチって素晴らしいなと思える素敵な人たちの集まりだったからです。(K.S)
・5:なかなかプロコーチで活躍している人の成功体験だけでなく、リアルな部分のお話しを伺う機会は少ないので、貴重な機会でした。この様な場を作ってくださって、本当にありがとうございます!(A.K)
・4:僕個人としては、人はそれぞれ違うし、人の生き方を参考にすることはあまりない、というスタンスなので良子さんがどうしたか、というところはあまり興味のないところでした(あえて正直に言うとね!)。なので、ゲストに聞こう!というよりは、みんなで答えのない問いを対話して、自分なりに今何を思うのか、考えるのか、という方がよかったかな~、と思いました。(五十嵐順一)
・4:参加者同士でのリアル話をする時間があっても良いかなと思いました。集客はどうしているか等(Y.P)
・5:コンセプトが素敵です。協働関係がある場での安心感と温かさ。ゲストさんのリアルな体験談、参加者全員での分かち合い、この時間で得たことを自分へ繋げるための学びのワークとシェアもあり、大満足です。改めて自分の人生は自分で選択していくことを感じたので、5にしました。(A.N)
Q2:ゲストの話の中で最も印象的だった話は何ですか?どのように感じましたか?
・自分で全てを引き受けない。嫌ならやらない、恐いなら一度やる!みんなで幸せになる。ベテランコーチでもそこまでの苦悩のストーリーや、人のタイプなどあるものと知れてホッとしました。SNSでは稼ぐ価値あるコーチになるために!みたいなつぶやきに疲れてしまいますが、自分のペースでいこうと思えました。(K.S)
・コーチは一見するとライバルとも捉えられがちだけど、お互いの強みを認識して協力し合うことを大切にしているという言葉とそれを実践している実例。私もそうだと頭では思っていましたが、良子さんのそこに対する確固たる熱い想いを聞いて、もっと自分自身もコミットして行動していきたい、この様なコーチ同士の交流の場に積極的に参加していきたいと思いました。(A.K)
・特に、というのはないけれど、どれも「うんうん、そうだよなぁ」と思うことばかりでした。(五十嵐順一)
・リアルストーリーはその人なりが出て、共感されやすい。(逆もあるけれども)(Y.P)
・「嫌はやらない。怖いはやる。」 「本腰入れてやめてみる」
りょうこさんの体験話やそこからの気持ちが自分と重なり共感しました。自分はまさに「怖い」を理由にして動き出せないでいましたし、本気でやめるしたら自分がどうなるのかを、それぞれ正面から向き合う勇気と覚悟を頂いたと思います。(A.N)
Q3:今日のイベントが、今後のあなたのコーチとしての活動に何か影響を与えるとするならば、どのような影響があると感じますか?
・自分らしく、自分の生々しいストーリーをありのままに出し、自分に合うカタチで、人生を歩んでいける気持ちになりました。そのまんまでいこうと、背中を押してもらえた感じです。(K.S)
・コーチ同士の繋がりをさらに大切にしていく。一人でなんでもやろうとせず、連携しあう。自分のどん底の経験が誰かの力になるという言葉も心に残ったので、自分がどんなコーチなのかを紹介する際、自分にしか書けないストーリーを書いていきたいと思います。それが、自分にしかできないコーチングにも繋がっていくだろうなと予感しています。(A.K)
・自分という軸をよりしっかりと持つ。本気でコーチという仕事に取り組む。(五十嵐順一)
・自分のwebsiteのStoryの載せ方のヒントになりました。地道に進めて行くしかないのだな…と思いました。(Y.P)
・自分の強み自覚して、自分を信じ、許し、認めること。自分のどん底体験が誰かの勇気になり役に立つと信じてさらしてみること。経験を重ねても失敗はあるし、諦める力をつけることが必要。自分はベストを尽くしたかを問い、命が喜ぶ学びを謙虚に続けることが大切だと感じました。(A.N)
先人から学び、自ら行動を作りだすワークショップ
フリコリアルは、フリーランスなコーチが、自分のリソースと他からの気づきを掛け合わせて自らを磨き、誰とも似ていないのオリジナルコーチになっていくことを応援するワークショップにしていきたい。引き続き、先輩コーチのリアルから自分自身の良さを発見するWSを第二回、第三回と開催していく。話を聞いてみたい先輩コーチはたくさんいる。
初回で至らない点が多々あった中、大変ありがたいフィードバックをたくさんいただいた。そのフィードバックはとても愛がこもっていて、今後の私たちへの期待の表れだと思っているので、さらにコンテンツを充実させていきたい。
先人からヒントを得て、自分らしいコーチ像を描いて行動する。そんなWSの第二回は9月ごろ実施予定だ。
数字で見える応援が、日々の励みとなります。一瞬でも、あなたの人生に何かハッピーをお届けできたらこれほど嬉しいことはありません。