発達障害の子供の特徴(小学生~中学生頃)
私と元夫は小学生の時から同じ学校でした。
元夫も発達障害で、私と同じASDとADHDの特性を持っています。しかし、同じASDとADHDでも子供の頃の様子は私とは全く違うものでした。
元夫から聞いたこと、私から見た彼の様子をご紹介したいと思います。
落ち着きがない
これが一番目立つ特徴でした。子供の頃から落ち着きがなく「じっとしている」ということができません。そのため、授業中に立ち歩いてしまったりすることも多かったようです。
通知表にも「落ち着きがない」ということは中学生になっても毎回書かれていたそうです。
悪い意味で目立つ
私から見た彼の印象は「悪い意味で目立つ人」でした。いつも何かしらの問題行動を起こして先生に怒られているイメージでした。
人にちょっかいを出す
彼は誰にでも話しかけていました。小中学校で同じ学年だった人で一度も話したことがない人はいなかったそうです。
ただ話しかけるならいいのですが、時にはちょっかいを出すこともありました。
中学1・2年の時に同じクラスだったのですが、私にやたらちょっかいをかけてきていました。最初は私のことが嫌いだから嫌がらせをしているのかと思っていました。私はあまり覚えていないのですが、母に彼のことで愚痴をよく言っていたそうです。
次第に「もしかしたらこの人は私のことが好きなのでは?」と思うようになりましたが、本当にその通りでした(笑)
しかし、最初は嫌われていると思っていたので、「人との関わり方」が積極的ではあるけれどやはり普通ではなく、私も戸惑ってしまいました。
人にちょっかいを出すというのは大人になっても変わらず、それでトラブルを起こしてしまったことも何度もあります。
周りからおかしいと思われやすいが・・・
元夫のようなタイプは「落ち着きがない」、「衝動的な行動をとる」、「人との関わり方がおかしい」など目立つ行動が多いので気づかれやすいです。
しかし、当時はまだ発達障害というものが知られていなかったので、彼も大人になってから発達障害だと分かりました。
大人になってからわかっても手遅れだと彼も感じているそうです。
今でも、自分でコントロールできない多動や衝動性に悩まされているといいます。
発達障害は早期発見が大事
長女もおそらく元夫と同じタイプの特性を持っていますが、早期発見により療育を受けることができたので、症状が改善した部分も大きいです。
今は発達障害というものが広く知られるようになってきたので、早めに気付いて対策をしてあげることが大事なのではないかと思います。