シンプル≠簡単
英語学習を本格的に始めて1ヶ月が過ぎた。
1ヶ月繰り返し学習して来た文法の知識によって
どんなに長い英文だとしても間違いに直ぐに気づくぐらいの実力はついて来た。
基礎が固まりつつある今の自分に必要なのは
圧倒的な練習量、これに尽きるだろう。
夏休みも引き続き英語学習に励んでいきたいと思っている。
「私たちが毎日当たり前のように使っている日本語は、世界的に見ればかなり複雑で難しい言語」
「日本語に比べたら英語はめちゃくちゃ"シンプル"だ」
そんな言葉を時々耳にする事がある。
1ヶ月基礎を磨いて来た身からしても確かに
英語というのはつくづくシンプルな言語なんだと思い知らされる。
最初は苦手意識を持ち複雑そうに見えていた文法の知識も確かにものすごくシンプルなものに感じる。
今までどうしてあんなに複雑に理解しようとしていたのか今の自分からすれば不思議だ。
どうしてあの時あんなに難しく考えて苦しんでいたのだろう。
やっと自分にものにする事が出来た。
と同時に基礎を固めた今の自分だからこそ気付いた事がある。
それはいくら「シンプル」だと言われているからといってそれは決して「簡単」だという意味では無いということ。
無知な状態というのは物事をシンプルに捉える力が伴っていない為にそれを複雑に捉えてしまう。
シンプルだからといって決して
誰でも直ぐにその理屈や知識を体得出来るものではないのだ。
複雑に感じる物事もそれを複雑にしているのは
人間であり、それがシンプルだと身を持って実感出来るのは学習や特訓の量をこなした人間だけ。
結局はその物を複雑に捉えるしかない無知な自分を鍛えていってそれをシンプルに捉える力をつけるべくその知識に"慣れる"しか方法は無い。