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「大糸線謎解き9つの物語」長野県松本市→新潟県糸魚川の旅と刺身定食 / 青春18きっぷ2024(5回目-前編)



この旅のはじめに

今年も買ってしまった青春18きっぷ。
しかも、台風で2度も予定を断念したので、9/10の使用期限を前に、9/6の時点で3回も残っている。

というわけで前回「奈良井宿」へ日帰り一人旅をしました。


残り2回のうち、1回は近くで使いまして
とうとう最終日の9/10になりました。
2024年夏の18きっぷ最後は
「大糸線 謎解き 9つの物語」へ行ってみることにしました。


「大糸線 謎解き 9つの物語」へ

2024年7月26日(金)〜10月31日(木)の期間で開催されている謎解きイベントです。
この手の謎解きイベントは以前から参加してみたかったものの、今回初挑戦。


大糸線(おおいとせん)は、長野県松本市と新潟県糸魚川(いといがわ)市を結ぶ鉄道路線。
途中の南小谷駅(みなみおたりえき)を境に、松本-南小谷はJR東日本、南小谷-糸魚川はJR西日本が管轄するローカル路線です。

松本から穂高までは乗ったことがありますが、穂高以北は初乗車。
乗車時間は長めですが、一人ですし気楽に楽しんでいきたいと思います。

まずは、いつものBECK'Sでトーストセットで旅のスタート


18きっぷ旅と言いつつ・・
今回は、大人の事情で長野から松本までは
特急で移動します(笑)

7:44 長野発
特急しなの4号名古屋行

当然、18きっぷでは乗れませんので、"乗車券"も"特急券"も別に必要になります。
ちなみに・・・
長野-松本間は、お得な特急券や往復きっぷがあるので場合によってはおすすめです。

信州往復切符だと長野松本の往復が1,500円。
特急回数券はだいぶ値上がりした感があるけど4回分で2,880円。
(2024年9月10日現在)
特急回数券は使用期限があるのですが、以前買ったものが1枚だけ残っていまして・・
そんな事情で、行きは特急を利用したというわけです。
まあ今回は、片道なので乗車券は往復切符が使えないため片道だけ乗車券を購入しました。

8:37 松本着

乗車時間も短いし、座席も快適だし。
特急はいいねえ。
と感じるのも、各駅停車を利用したことがあるからこそです(笑)

界隈では有名な「まつもと〜まつもと〜」の到着アナウンスを聞く


松本着の時間が早すぎて、キットをもらうはずの観光案内所が開いていません。
ということで、大糸線で揺られながら何か飲もうとNewDaysでお買い物。

まだ朝だし・・ビールをプシュッてわけにいかないなあ・・
と思い、お酒に見えない「りんごサワー」と「乾燥させた生ハム」を購入したりしながら少し時間を潰す。

松本で長野のものを買う(笑)・・(ピント合っていない)
これめっちゃ美味しかった! つまみに最高

(でも・・電車が混んでいたため、結局このどちらも持ち帰りました・・)



9つの物語をやるにあたって注意点

無事に観光案内所が開き、キットをゲットしたところでいよいよスタートです。
松本駅から出発でも、糸魚川駅から出発でも大丈夫です。

もし、これから「大糸線 謎解き 9つの物語」をやってみようという方で、謎解き初心者の方向けにこのnoteを書き残しておきたいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。

このほかにシールが付いています


まず。
初心者の私には、これがどういうものか分からない。
公式サイトを見てもよく分からない。
そんな状態だった。

どうやら、専用のキットがあり、松本駅または糸魚川駅で無料でもらえるのはわかっていた。
また、専用のLINEがあり、それを使うこともわかっていた。

しかーし!
それ以上は、何もわからん!
正直、これは不親切だと思う(笑)

私は、"電車に乗るとヒントとなる駅に行った時に何かLINEに送られてくる"のだと思った。
違います。

冊子に沿って答えを導き出し、導き出した答えをLINEで送信すると、次のストーリーと謎解きのヒントが送られてくる。

ぶっちゃけ言うと、松本駅と糸魚川駅でのみ、リアルにヒントを探す必要があるけれど、それ以外は、ただ冊子に沿って謎解きするだけ。

しかも、答えがわからなければヒントももらえるし、何なら答えも教えてもらえる。
これらは、LINEの自動応答で返信されるだけ。

つまり・・
大糸線に乗らなくてもできてしまうのだ。
これを言っちゃあおしまいよ。

でも、それを知らなかった(笑)
しかも、電車が走り出してから冊子を見たので、松本駅でのヒントを見る前に松本駅を出てしまった。

9:20 松本発 大糸線南小谷行

おい〜
まじかよ〜な気分・・・・

そもそも、この謎解きの仕組みが分からない。
わからなすぎる。
私がバカすぎるのか???


謎解きの流れ ※これを知っておかないとダメなやつ


初心者の人へ
【謎解きの流れ】を把握してから始めることを強くおすすめします。

1. 松本駅、糸魚川駅の各観光案内所でキットをもらう。
 (大糸線沿線の駅でもゲットできるらしい)

2. キットの中にある「遊び方」にあるQRコードを読み込む(LINEがないとダメです) 出発駅が松本駅または糸魚川駅のどちらかによって読み込むQRコードが違います。

3. 出発前に「STEP.0」をやる必要があります。付属の「駅名シール」を貼ります。(これは、全部のページを最初にやってOKだけど、これが意味不明)

4. 最初の問題だけは、駅で手掛かりを見つける必要がありますが、LINEで何を見ればいいか送られてくるので迷うことはありません。

5. 最初の答えをLINEで送ると、解いた謎ページに書いてある物語の「続きのストーリー」がLINEで送られてきます。それと同時に、次はどの駅の謎を解けばいいか駅名が送られてきます。(これが3の駅名シールを貼ることによってどのページかわかるというわけ)

6. その後も、各駅の謎の答えをLINEで送る→「続きのストーリー」+「次の駅の指示」がLINEで送られてくる。を繰り返します。

★各謎はわからなければヒントをもらえる仕組みもあります。
★松本駅と糸魚川駅の両駅でのみリアルヒントを探す必要があります(写メ撮るの推奨)
★謎は、超簡単なものもあれば、「はあ!?」とイライラするものもある(笑)ので、家とかカフェとかでじっくりやる方がいいと思った


自宅で解きました

問題の出る駅に到着するまでに前の問題を解かないといけないのかとおもっいたため、全然意味が分かららなかった(笑)
前述したように、途中駅でヒントが送られてくるわけでなく、ましてや降りる必要もないので、最初の駅のヒントだけ写メしたら、あとはどんどん進められます。
私は結局、途中でこの流れに気づき、リアルヒントだけ写メして帰宅してから謎解きを全部やりました(笑)


南小谷で乗り換え まさかの1両編成!

11:42 南小谷 着
松本から2時間20分の各駅停車の旅。
登山客も多く、非常に混んでいました。

終着の南小谷で乗り換えです。

アルクマかわいい♪

南小谷駅で、糸魚川行に乗り換えですが・・
到着ホームの反対側にすでに乗り換えの車両が待機しています。
が!
1両!!  この駅から乗る人もいるとしたら、座れないかも!?
と焦って、大慌てで乗り換え(笑)
席を確保! 実際立っていた人もいた・・・

まさかの1両編成!


南小谷を出発するのが12:07なので15分の時間があります。
18きっぷで出入りも自由なので、駅の外に出てみました。

山・山・山・山・・・
そして・・・川
比較的新そうな南小谷の駅舎


南小谷から糸魚川までは約1時間の乗車です。
ローカル線で一番心配なのは、トイレなので、必要最低限の水しか飲まないようにしていますが1時間なら大丈夫そう。

12:07 南小谷 出発

ここまで乗ってきた乗客のほとんどが乗り換えたと思います。
糸魚川駅までは7駅。
ものすごい山の中を通って行きますが、途中駅で降りる人もいて、
「え!?ここで降りてどこ行くの?何するの?」
と、心の中で叫んでいた(笑)

こんな山の中に線路を敷くのは大変だっただろうなあ・・・
とか、先人へ思いを馳せながら1時間列車に揺られました。
こんな何気ない考え事をする時間も一人旅の良さ。


糸魚川で刺身定食を食す


13:06 糸魚川 着

定刻通りに到着しました。
13時ですから、真っ先にランチです(笑)

って言うか・・・
降りてその暑さに驚愕!

長野も暑いと思っていたけれど暑さのレベルが違う。
違いすぎる。
日本海側はこんなに暑いのか!
いや、長野県がやっぱり涼しいんだな・・・
と再確認できた。

特に南小谷なんて降りた時、気持ちよかったぞ!
いやはや、この暑さは徒歩移動して良い暑さではない・・・
と言いつつ
歩くしかないのだ。

この駅がとんでもなかったとは、後で知る・・(後編で詳しく書きます)


事前に下調べした時は、糸魚川でランチする場所はあまりなさそうだったし、webの情報が新しいのかどうかもわからん状態。
ま、よくあることだね。

一応、調べてはみるけれど、あとは現地へ行って判断っていうのがローカル旅の掟。

下調べした店がやっているかわからないまま、とりあえず歩いて行ってみる。
営業中だ〜やったー!
早速、入店。涼しい・・天国だ・・
「あじさい」というお店です。

まずは、ビールです(笑)
これだけ暑ければ、3倍うまく感じます。
このお店は、中瓶ですね。
前回の奈良井宿では大瓶が出てきたからね、小さく感じる。

お通しは、山くらげと揚げの煮物みたいなの(たぶん)


刺身定食にしました。
200円違いの「あじさい定食」は、刺身と天ぷらがついていたので迷ったけど、天ぷらより刺身が多い方がいいなと。
こちらにして正解。
なかなかの量でしたよ。
でも、ちょっと残念だったのが、お米。
どした?ここ、新潟だよな?と思うくらい、ご飯が美味しくなかった・・・
今、米不足だからかな・・・

刺身定食(1,500円)


ビールのつまみにイカゲソも注文。
そんなに食べられるか?と思ったが、心配無用だった。
あっという間に完食した。

イカゲソ唐揚げ(600円)


メニューはこんな感じ。
土日祝限定の海鮮丼を食べたかったけど、行ったのは平日なので・・・残念。



最後に・・と、この後がとんでもなかった話

今回は、松本から糸魚川まで大糸線に乗り、謎解きイベントに参加してみて・・・終わってみれば楽しかったです。
乗り通す必要がないものではあったが(笑)
これを機にローカル線に揺られてみるのも良いのではないでしょうか。

さて。糸魚川で何しようかなと思いながら来たのですが、なんとこのあと、
とんでもないものを見つけてしまったのです。
全く知らずに来たから、驚きの連続でした。

次回、松本糸魚川18きっぷ5回目後編にて、熱を込めて語ります(笑)
よかったら、後編も見てください。
最後まで読んでいただきありがとうございます♪



追記

そうそう・・・
本編の謎解きが終わってから、「エクストラ謎冊子」も挑戦しました。
 
これらの謎解きのネタバレは書いちゃいけないんだよね?
でも、ヒントないと難しいなあ・・と思うものもあったので、期間が終わったらでもいいから、わからない人向けにヒントとか書きたいけど・・何かいい方法ないかな・・

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