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女一人旅「リゾートしらかみ」で秋田→青森/五能線の旅/穴場カフェ、郷土料理、地酒と堪能しまくり


前回のおさらい

2024年秋の大人の休日倶楽部パス一人旅。
一人旅ならではの出会いもあり初日から大満足でスタート。
初日の様子はこちら。


市場で「ほっけ定食」

秋田で1泊した朝は、市場で朝ごはんのつもりです。
昨夜の「永楽食堂」にも「秋田市民市場」にも近いからという理由もあり、今回はドーミーインに泊まりました。

早速、朝ごはんに出かけます。
市場へ向かっていると、こんな建物が(笑)

カリモク?家具屋さんか!?


ホテルから数分で秋田市民市場に到着。
市場の中はこんな感じ。
平日の7時くらいと中途半端な時間のせいか閑散としていた
市場の中にあるこちらのお店で朝ごはん♪
朝定食Cのホッケ
旅のご飯ってバランス偏りがちだから、こんな定食はありがたい。
もちろん、ホッケもめちゃ美味しかった♪
納豆定食と朝定食が80円しか違わないんだけど・・
おかしくない?
それとも、すごい納豆なのかな(笑)
まぐろ丼も惹かれたけど・・
ランチで寿司を食べる予定だし
朝定食と価格もだいぶ違うのでやめました


まさかの・・・モーニング

美味しい朝定食も食べたし、コンビニでコーヒー買ってホテルへ戻ろうかなあ・・・
と思いながら歩いていると・・・
素敵なカフェを発見。
ここでコーヒーを飲んでいこうっと♪

あれ?市場へ行く前にスパイダーマンがいたビルの1階だ


「Cafe 赤居文庫 本と珈琲とインクの匂い」


先に言っとくわ。
めちゃくちゃ好み!
めちゃくちゃ素敵なカフェだった!

写真も撮りたかったけど・・
そんな雰囲気じゃないのよ。良い意味で。

だから、ほんの数枚だけ音しないカメラで撮影させてもらったけど
あとは、まったり過ごしました。

小さな窓の外が道路で、歩く人とは目が合わない高さなのがいい
窓の手前にはずらりと古本が並んでいます
スイーツを食べてみたかったけどこの時間は、やっていなかった
特に「珈琲醤油小豆ロールケーキ」が想像つかないので食べてみたかった・・
なんと!コーヒーを注文しようとしたらモーニングが・・・
いやいや、朝定食を食べてきたところだから!!
お冷もちゃんとレモン水
good morningカードが添えられているのが嬉しいね
カップも素敵
はい。絶対食べ過ぎだけど、ハーフにしてもらって
モーニングいただきましたwww
食後のデザートみたいなもんよ(違う)


まあ、流石に食べ過ぎなのですが、このあとたくさん歩くことにして
美味しくいただきました。
このカフェ好きだな〜
コーヒーもすごく美味しかった。


千秋公園と久保田城址を散策・・そして土砂降り

大満足でホテルへ戻り、チェックアウトしてホテルの目の前の「千秋公園・久保田城址」を散策。

ホテルの目の前が蓮池
お堀の跡なのかなあ
左のベージュの壁の建物が今回お世話になった
中通温泉こまちの湯ドーミーイン秋田
蓮いっぱいのお堀(?)をはさんだ右側が千秋公園
あきた芸術劇場ミルハス
写真より実物の建物の方がはるかに美しい!
時間があれば入ってみたかった
小雨が降り始めて、大急ぎで登っていきます
結構な坂・・・急げ・・
途中にカフェもありました


久保田城址は、天守のないお城だそうで、現在は「御隅櫓(おすみやぐら)」が資料館になっているようです。

私がここに到達した時には、だいぶ雨と風がひどくなってきてしまったので、中に入ることなく引き返しました。

こちらが御角櫓(おすみやぐら)ですが木が生い茂っていてうまく写せない
本丸の正門「一ノ門」(再建)
最後の藩主、佐竹義堯の銅像が本丸跡に建立されています
紅葉し始めた木も
敷地内にあった神社にもお参りしました

急足で降りてきた頃には本降り・・
まあ、天気予報でも今日は雨予報だったので仕方ありません。
とりあえず荷物を預けてあるホテルまで急いで戻りました。
戻った途端に、土砂降りと大風。

あまりの雨風に、他の方もロビーで仕事などをしていました。
こりゃ、外に出られませんぜ。

私はこの日、この旅のメインでもある「リゾートしらかみ」に乗車予定です。
秋田を14時に出るので、それまで秋田を観光する予定でした。
が、この土砂降りです・・・
観光は、朝の千秋公園と久保田城址のみで他は諦めることにして、ロビーでPC作業をすることにしたのでした。

ランチは市場で回転寿司・・ですが・・・

ランチは、朝行った市場内にある回転寿司に行く予定でしたので、ホテルのロビーで仕事しつつ、雨雲レーダーで小降りになる時間をチェックし、その隙に移動!

しかーし・・肝心な寿司の写真はありません。
なぜなら・・・
寿司職人さんたちが中央にいて、その周りをぐるっとカウンターが囲っていてそこを寿司が流れる形。
で・・・
寿司職人の人たちが、怖い・・・(笑)
怒っているわけじゃないのだろうけれど、とてもじゃないけど写真撮れる雰囲気じゃなかった。
どおりで、事前にネットで調べた時も、全然画像とか出てこなかったから、なんでだろ〜とは思っていたのよね。

お寿司は美味しかったです。
100円とかではないですが、リーズナブルなものもあります。
流れてくるのを取ってもいいですが、基本頼んで握ってもらう感じでした。
みんな愛想がない(?) ので・・・
頼むのも少々躊躇しました(笑)
まあ、職人とはこういうものなのかもしれないが・・・


とりあえず外観だけ撮りました

朝、食べ過ぎているので、4皿食べてお腹いっぱい。
定食とかなら食べられなかったから、食べる分だけ頼める回転寿司はちょうどよかったです。

私は、飲食店って、素材や味が良いのはもちろんだけど、接客や店の雰囲気も込みでお金を払うと思うのね。
そう考えると、美味しかったけれどちょっと残念な気持ちが残ったランチになりました。


観光列車「リゾートしらかみ」で五能線の旅

さて、気持ちを切り替えて、観光列車に乗りましょ。
今回乗るのは、秋田から青森まで日本海岸を走る観光列車「リゾートしらかみ」です。

雨の合間を縫って秋田駅へ移動
大きな秋田犬がお出迎え
ナマハゲのどでかい面
赤と青が必ず対になっているのかな


「リゾートしらかみ」が走る五能線(ごのうせん)は、海岸線を走る列車として電車好きの間ではかなり有名です。(多分)

昨年もいろいろな観光列車に乗りましたが、このリゾートしらかみは、秋田と青森を結ぶので、長野在住の私にとっては、そもそもここまで来るのが大変。
なので、こりゃ乗る機会はないな〜
と思っていたのですが・・
今回、大人の休日倶楽部パスで東北まで来られるとなったら、乗ってみたくなりました。

何せ、通しで乗ると5時間38分かかります(笑)
はい。通しで乗ります。
なので、色々買い込んでから乗り込みましょう。

駅内のコンビニでも地酒!
こりゃ惹かれるねぇ(笑)
あ、でも、飲んでないです
さあ、いよいよ乗り込みます


3人以上ならこんな席もおすすめなのです
今回は一人だから無理〜
車内販売はありませんがセルフ売店があります
売り切れないうちにいくつか買っておきました
これが「青池」の車両
(秋田ではなく途中駅で撮った写真です)


観光列車「リゾートしらかみ」は、3種類の列車があり今回私が乗るのは「青池」というタイプ。
本当は「橅(ぶな)」に乗りたかったのだけれど、行程上難しかった。
こうした観光列車の切符の買い方や、列車の種類に関しては、今書いている「一人旅初心者のための電車旅ガイド」に詳しく載せる予定なので、ここでは省略します。


平日ですが、満席です。
年齢層は高めです(笑)

私は一人なので隣は知らない人が座ります。(そりゃそうだ)
後で分かったことだけど、中国人観光客のようでした。

いよいよ発車。観光列車だから窓が大きい〜
さて。一人宴会始めますかw
のんびり車窓を眺めながら、ゆっくり飲む
私的電車旅の醍醐味


列車はしばらく走ると海岸線にでます。

予約した時、すでに海側の席は満席で取れなかった(泣)
ので、反対の席から海を見る
先頭車両には展望席もあります
あいにくの天気なのが残念すぎる
目の前が海!!
新潟で乗った「海里」や「越乃Shu*Kura」もこんな感じで海岸線を走ったなあ
途中駅で「橅」とすれ違い
あっちの方がずっと新しいんだよね〜
乗りたかった〜


リゾートしらかみは観光列車なので、途中で観光ができます。
「千畳敷」という駅では15分程の停車時間があり、目の前が海なので海岸まで行くことができます。

この時には、雨も上がり、結構な人が降りて海岸を散策していました。
私も少し歩きに行きました。

晴れてきた〜
真ん中の赤いところは、岩に穴が空いているの!
こんな大きな岩の真ん中に、小さく丸く穴が空いているなんてびっくり! 

5時間38分という長丁場、一人で耐えられるのか?
と思いましたが、途中でこうして降りることもできたし、景色も変わるし、景色に飽きたら本を読んだりして過ごしましたので、心配するほどのこともなかったです。


「くまげら」の車両ともすれ違った〜


14時に秋田駅を出て、青森に着くのは19時38分です。
なので、秋田市民市場でランチをした時に、市場で手作りおにぎりも買っておきました。
青森では飲みに行くため、空きっ腹は良くないので、おにぎりをひとつ食べておきましょう〜
これも美味しかったな〜 

米が美味かった


ついに・・・
19時38分。定刻通り青森に到着です!
いや〜
大丈夫だったけど、そりゃ長いわ(笑)
眠くなってたわ(笑)

新青森ではなく青森です
噂のリンゴジュースのみの自販機!



青森の地酒と郷土料理

青森駅から徒歩数分の宿を予約してあります。
急いでホテルにチェックインし、荷物だけ部屋に置いて速攻で出てきました。
今夜の夕飯(飲み)の店も予約済みですから、時間までに行かねば!

予約した店はホテルから徒歩2分程度のお店。
炭火串焼 助六 青森駅前アウガ隣店


暗過ぎて全体が見えないけど
日本酒の樽が店の外壁に張り巡らされている
迫力の店構えです
おや!? なんですって!?!?
知らないで来たけど、これヤバない!?


入店〜〜〜
カウンターに通してもらいました。

やっぱり・・まずはビール。
画像の後ろにちらっと写っていますが、乾杯ハイボールと言って、最初の一杯がハイボールだと290円ですって!

でもまあ、私はビールなんですけどね。
でも、ビールも390円だった!安っ!

こちらでもお通しが3皿
東北では3つってのが定番なのか?
なんてことないものでも3種類あると嬉しい
ささみの串焼きから
ナスも美味しかったな〜
つくねはからしと黄身
玉ねぎ
ん?焼き過ぎた?これがスタンダード?
砂肝・・も、からし


そして、入ってくる前に店前で見つけた"あの張り紙"案件を発動(笑)
「貝焼き味噌」か「せんべい汁鍋」のどちらかを500円にしてくれるってやつ。
どちらにしようか悩んだけど、やっぱり青森といえば貝焼きで。

結構なボリュームだった
ホタテもゴロゴロ入ってる〜


青森といえば、ニンニクも有名。
田子町(たっこまち)はニンニクの町だよね。
そのニンニクを丸々素揚げしたメニューがあり、隣のおじ様が食べていたのよ。
美味しそうでさ〜
はい。真似っこしました。
これ、激うま!!

田子町のニンニク揚げ
トロッと柔らかくて、甘味とほんのり苦味のある最高のアテ


ここまでハイペースで食べてきて(笑)
ビールが終わるので日本酒に行きます。

「八鶴」シリーズの「純米吟醸無ろ過生はちつる」
こんなのうまいに決まってる。米の甘みを感じる地酒。
例の張り紙により日本酒も全て600円!
「特別純米 田酒(でんしゅ)」辛口ですっきりした飲み口
これも美味しかったな〜
前の酒が終わる前に注文して飲み比べしましたw


いや〜美味しかった!
ここまででなんと1時間しか経っていなかった(笑)
お腹空いていたとはいえ、早過ぎ(笑)
1時間で飲んで食べて、大満足。

会計の間に、こんな粋なサービスもあります
鶏そうめんをお願いしてみました
あっさりして、飲んだ後に最高!
ラーメンよりずっとヘルシー(たぶん)


二日目を振り返って

今日は、今回の旅のメインイベント
「リゾートしらかみ」で秋田から青森まで5時間38分の電車旅。
天気が悪くて夕日が見られなかったのが残念だけれど、とても良い思い出になりました。

今日のホテルは「ホテルパサージュII」


青森駅からすぐです。
助六からもすぐです。
酔っても帰ってこられますww
明日の朝、のっけ丼を食べに行くにもアクセス良好。
1階にはコンビニが入っていて何気に便利です。

十分な広さと清潔なお部屋
テレビはこの位置

というわけで・・
二日目は、大雨にやられるし
途中で道を間違えて焦るし
というアクシデントもありましたが、美味しいものをたくさん食べて、美味しい地酒も堪能して最高でしたね。

明日の朝は、また市場へ行きます。
今回の旅は市場巡りが目的でもあり、非常に興味深いし楽しいです。

三日目へ続く。

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