黒嵜想

批評家。「声」をテーマにいろいろやってます。 ここは活動と雑文のアーカイブです。有料のものは何かの草稿。 連絡先→ kurosookurosoo(a)gmail.com 【※「ひるにおきるさる」ではありません】

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最近の記事

校正ミスについて:『ユリイカ 2020年8月号 特集:今敏の世界』

本日発売される『ユリイカ 2020年8月号 特集:今敏の世界』に掲載されている拙稿「オヤスミ」において、一部文意不明になっている箇所が見つかり、それが編集側での校正(反映)ミスであったことが確認されましたので、ここで説明させていただきます。 当該箇所は本稿の最終段落(232p)で、校正(反映)ミスとは文章を一行まるごと誤って削除されてしまったことを指し、その原因は僕のゲラ修正書き込みを担当者が見間違えて誤認してしまった(確認済み)ことに因ります。 以下、反映されるべきだっ

    • ジョーカー、破かれた顔(『新潮』2019年12月号)

      (『新潮』2019年12月号に寄稿した映画『JOKER』評を公開します。担当編集者より許可いただいています。) ジョーカー、破かれた顔 黒嵜 想 『ジョーカー』は、ヒーロー「バットマン」シリーズの宿敵である「ジョーカー」の誕生秘話を描く映画である。主人公のアーサー(ホアキン・フェニックス)は、コメディアンになることを夢見ながら、ピエロメイクで各所に派遣される大道芸人だ。向精神薬を服用しながら、同居人の母親を少ない月給でなんとか扶養する彼は、憧れのコメディアンであるマレー

      • プロフィール・活動一覧

        ■プロフィール1988年生まれ、批評家。音声論をテーマとし、雑誌の編集やイベント企画など多様な評論活動を自主的に展開している。活動弁士・片岡一郎氏による無声映画上映会「シアター13」 を企画、声優論「仮声のマスク」を批評誌『アーギュメンツ』に連載、Vtuber 論 を『ユリイカ』2018.7号(青土社)に、バ美肉論をWebメディア「Rael Sound Tech」に寄稿。また、学術雑誌『想文』第一号には 「波線にさまようイドラー仏教音楽声明試論ー」を寄せ、インド仏教最高指