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日経平均3万円、実感の無い回復?対応策は?

日経平均株価が2021年2月15日に約30年半ぶりに3万円の大台を回復しました。このニュースを幾つかみると「実感は乏しく、実体経済との乖離が浮き彫り」といった言葉が目につきます。225社の株価を表している日経平均は1銘柄毎の比重が同一では無いため、ユニクロを営むファーストリテーリングやソフトバンクなどの一部銘柄が大きく上昇することで、日経平均が上に押し上げられる構造にあります。よって例えば去年1年間で上昇銘柄数(企業数)は77社、下落は148社と株価が下落した企業の方が多いにも関わらず、平均株価は上昇しています。

「日経平均株価は日本株全体の状況を表してはいない」、「中小・零細には厳しい環境続き、実体経済とも乖離がある」などの意見も聞かれますが、個人として出来る事は、少なくとも少額からでも良いのでスマホやパソコンを使って日経平均株価に連動する投資信託やETFなどを買ってみる事ではないでしょうか?

投資には当然リスクが伴いますが、少なくとも日経平均株価に連動することを目指す商品を購入することで、資産の一部が株価に連動し、「実感が無い」や「株価が上がっても私には恩恵がない」という事から逃れられると思います。

自らが会社の社員となって日々働くことに加えて、余剰資金の一部をリスク性資産に投資をすることで配当を享受したり、中長期的な値上がり益を目指す。 損をすれば何故損になったのか気になりますし、その結果勉強にも繋がります。それが金融知識の向上となり、結果、「例えば投資で騙される」や「詐欺に合う」などの出来事から自らの身を守ることになります。

「私には関係ない」や「投資はギャンブルだからやらない方が良い」と決めつけずに、これを機会に初めてみてみては如何でしょうか?





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