O2センサー故障の意外な原因の一つはオイルの入れすぎ?種類別O2センサ故障の原因と対処法
3級整備士の闇です!
第71回の今回はO2センサについて書いていきたいと思います。
エンジンチェックランプが点灯した!ダイアグノーシスで故障コードを読んでみると、故障ナンバー1の原因といえばO2センサーです。
O2センサーは触媒が一番効率よく仕事ができるように空燃比を監視しているセンサーです。
このO2センサーのトラブルって言うのが最近の電子制御エンジンのトラブルで結構多いもの。
O2センサーは一体なんでチェックランプを点灯させるのか!?
という議題でいってみましょう。
いわゆるO2センサーが点灯する原因。
O2センサー系統でチェックランプが点灯するのは大きく分けて3つ考えられます。順を追って見てみましょう。
〈O2センサヒーター系回路〉
O2センサの故障の1つ。ヒーター系回路系統というものがあります。
昔出始めのO2センサにとても多かった故障コードです。O2センサというセンサはきちんと働き出すまでにはある程度の温度が必要です。エンジン始動時なんかは寒いので、O2センサの立ち上がりが遅くなる。これを防ぐためにヒーターを内蔵している。
O2センサの内部画像です。
このO2センサを温めるヒーターの回路が断線してしまった。これが初期のO2センサトラブルで多かったです。センサを働かせるためのヒーター回路が切れちゃったから交換してください。こういった故障コードです。
O2センサを交換する必要があります。初見ですが、この当時のセンサは立て続けに壊れたので製品不良が多かったんじゃないかなって思ってます。最近このヒーター系回路はほとんど見かけなくなりました。
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