【私の感想 11-2】草津温泉で癒された話。そのに、熱帯圏編。
前回の続きです。
要約すると、「一年間の苦労を慰安する為草津に来て、美味しいモノを食べたのでカピバラを見にとある施設に向け出発した」です。
で、カピバラなんて草津にいるのかよ?
という話ですが、います。それが、草津熱帯圏という施設です。
下調べしない自分が事前調査したのが発端ではなく、会社で上司と「今度草津に行くんですよ」と雑談していたら「なら熱帯圏行くといいよ、カピバラいるよ」と教えてもらったのです。カピバラは一目見たいじゃない!
で、草津熱帯圏。沢山の熱帯生息の生物を飼育する施設で、なんと年中無休。行けば大体やってます。
しかも公式サイトのクーポン(紙出しが必要です。電子上の画面見せるだけだと無効です!)を使えば、大人1,100円の入園料が880円に! 交通の便が悪いのと良い、価格設定のバグり方と良い、スペイン村に通ずるものがある。
クーポンを見せてお金を払い、昔懐かしなデザインのチケットを受け取った後、最初に目にするのはガラ・ルファ。通称『ドクターフィッシュ』と呼ばれるヤツです。
手足をちゃんと洗ってから、しっかり手足を綺麗にしてもらいました。お蔭でスベスベのお肌を手に入れました。
いやあしかし、くすぐったいんですよね、ドクターフィッシュ。私くすぐったいの苦手なんですが、それに慣れれば段々心地良くなってくるのです。この特異点を超えられるかが勝負。
たっぷりここで15分くらい処置を受けてから(だいぶ長居しましたね……)、いよいよ本題の熱帯圏へ。一旦外に出て、サル山を通り過ぎて、ドーム状の建物に向かいます。そして見つけるエモい看板。良さが詰まってる。
熱帯の環境を作る為、二重扉になっているのですが(雪国とかでよくあるアレ)、中に入った瞬間、メガネが曇りました。寒暖差が凄まじい。コートも着ていたのですがとても着ていられない。突如私は南国に足を踏み入れました。
踏み入れれば早速お出迎えするのは、アリゲーターガーと呼ばれる魚です。続いてワニゾーンが続きます。かなり色んなアリゲーターがいる。
最初は爬虫類エリアが結構続きます。ワニの次は亀、それからトカゲエリア。ここのキャプションがめっちゃ面白いんです。一発目がコレですよ。
修羅か?
ちなみに右部分の光でかき消えた部分は「(DV?)」と書かれていました。嫌だ、野生生物界でそのワード見たくねえよ!!
今も亀夫婦は別居中。仲良くしてね……。
その後も、「大人しかったはずなのに、ある日を境に暴れん坊になった」という小説になりそうなキャプションのトカゲや、「民家の家の壁に張り付いてたところを保護した」(ちなみに1mくらいの大トカゲ)とか、とんでもエピソードが盛り沢山。それを読むだけでかなり楽しい。
それら爬虫類ゾーンを抜けると、毛むくじゃら動物ゾーンに突入します。ここら辺は「かわいい!」って思う方も多いのではないでしょうか。
そして此処こそが、私の目標地。すなわち、カピバラ!!!
鳴き声も初めて聞いたんですが、「きゅるきゅる」って鳴くんですよ。うーん、かわいい。
餌(100円で1カップ分)をあげることもできるんですが、「餌くれー!」って感じで鳴くんです。もっとあげたくなっちゃうじゃん!!(他の人があげられなくなっても良くないので泣く泣く1カップで引き下がる)
(ちなみに後ほど調べると、どうやらこの鳴き声は仲間同士のコミュニケーションの為の声らしいので餌をねだってる訳ではないようです。つまりは「おい!餌あるぞ!」と言ってるのかも。それでも仲良くて可愛い。)
あと、触れます。すっごいごわごわしてました。意外に硬いんですねあの毛。
他にも、マーラというかわいい動物もいまして、その子にも餌をあげました(カピバラと同じもので良いらしいのでカピバラ分から捻出)。
更に先に進むと、鳥や猿のコーナーになります。大人しい子とは触れ合えたり、鳥(インコ)に関しては会話に挑戦したりできます。
……とまあ、こんな感じで色々触れ合いながら過ごして、気づけば1時間以上経っていました。この施設ヤバい、ずっと居られる……。
とは言え、今回泊まったホテルは夕食の時間が決まっていますので、時間内に戻らないとまずいわけで。さらに施設も閉館時間を迎えつつあったので、泣く泣く帰りました。
外に出ると、めちゃくちゃ寒い。そりゃそうだ、気温は-2℃。熱帯圏の20℃以上とは大違いな訳です。寒暖差で風邪引きそう。
ということで、路面凍結に気をつけながら、いそいそと帰るのでした。早く、早く温泉に浸かりたい……! そしてコース料理を……!