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【願望】おかあさん軸思考を捨てたい
仕事を辞めようと決意した時
一番最初に頭に思い浮かんだのは、
おかあさんの顔だった。
幼少期は、おかあさんのためにいろんな選択をしてきたことを思い出した。
娘が発表会の合奏で<すず>をするらしい。
私も、本当は<すず>がやりたかった。
でもおかあさんから
「やっぱり合奏の花形は小太鼓だよね」
って言われて、小太鼓にしたんだったなぁ〜。
幼稚園から私のおかあさん軸思考がスタート。
私にはお姉ちゃんがいて、お姉ちゃんに対してのおかあさんの当たりが強いことはなんとなく気づいていた。
とても優しいのだけど、自分の意思はしっかり持っている、大好きなお姉ちゃん。
きっとおかあさんはお姉ちゃんが思い通りにいかないことが、納得できなかったんだろうな。
おかあさんからお姉ちゃんの愚痴を聞かされる度に、私は期待に応えてあげなければ、という気持ちが強くあった。
おかあさん軸を唯一やめたのが、中学生の頃の部活の選択。
おかあさんは小学生から今もなおバレーボールをやっていて、娘の私たちはバレー部に入ることが前提だった。
私もお姉ちゃんも運動が苦手だったけど、お姉ちゃんは従っていた。もちろん運動出来ないから、レギュラーになれることも無く、3年間苦痛だっただろうな。
お姉ちゃんが高校入学の時、合唱部に入りたいと言い出した。お姉ちゃんが入った高校(のちに私も入学)は合唱部が強く、全国大会などに出ていて、入学式に演奏していた。それを聞いたおかあさんは、運動部じゃなくてもいいと言っていた。
きっと『全国大会出場』という肩書きがお気に召したようで、合唱に対してのハードルが下がった。それを上手く利用して、わたしも中学生でバレー部に入らずに合唱部に入りたいと伝えた。
もちろん怒られたけど、「高校生になったら運動部に入るから!」なんてハッタリをかまして入部させてもらった。
唯一この時だけおかあさんの意見を辞めたら、今でも続けている大切な趣味になっている。
でもその後もおかあさん軸はずっと続いていて……
システムエンジニアになったお姉ちゃんは、私服で通勤していた。そんなお姉ちゃんを見て「社会人なんだから、スーツで通わないと。」なんて毎日文句を言っていた。それを聞いていた私は、スーツで通勤するようなかしこまった会社を選択した。
結婚を機に旦那さんが住む横浜に引っ越そうとしたお姉ちゃん。家庭が崩壊するくらいの大喧嘩になっていた。結局おかあさんが折れてお姉ちゃんは横浜に住んでいるけど、当時私は「転勤のない人と付き合わなければ。」と思った。(たまたま今の夫はほぼ東海でよかった。)
そして私が結婚する際、実家から1時間くらいかかる家に住もうと思っていた。それも反対され、結局車で10分くらいのところに住み、現在も同じ区内にマンションを買った。
でも私がおかあさんに縛られている自覚は本当になく、たまたま四柱推命を見てもらった時に言われて気づいた。
「おかあさんとの縁が強すぎます。悪い方に影響する。」
その言葉を聞いて、ハッとした。
仕事を辞めようと決意した時
一番最初に頭に思い浮かんだのは、
おかあさんの顔だった。
おかあさんに怒られるかもしれない、幻滅されるかもしれない、文句言われるかもしれない、私のいないところで悪く言われてるかもしれない。
そんなことを思ったなぁ。
まだ縛られ続けている、でもこれはおかあさんが悪い訳ではなくて、自分自身の問題なんだと思う。
そして私も娘に同じことをしてしまいそうになっていた。
娘は劇で子ヤギの役なのだけど、オオカミの役が可愛くって可愛くって……(イラスト参照)
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娘にオオカミをやって欲しいって言っちゃった。
もう役は決定してるから変えられないけど。
言っちゃった時、ハッとして、「いやいや、娘ちゃんがやりたいやつでいいよいいよ」って訂正した。
思考は伝染するなぁと、反省。
30歳になってまで、こんなにおかあさんに執着しているのはなんでだろうな〜
とりとめのない文章になってしまった。笑
とりあえず、自分の子にも同じように言わないよう、改めて自分に念押ししたくてこのnote書きました。
おかあさん軸思考、どうやったらやめられるんだろうなぁ〜