【雑記】黄金から現行の高難度に挑戦した記録
1:はじめに
黄金に入ってからというもの、ヒカセン歴4年目にして初めて周囲の勧めやサポートもあり現行の極や零式に挑戦している。高難度若葉として先日アルカディアLH零式4層を踏破したので、一区切りとして記録を残す。
2:要約
現行の高難度をクリアするために色々頑張るのは楽しく、クリア時の喜びは何事にも代えがたいものだったので、今後もできる限りやっていきたい。
3:本文
3-1 それまでの高難度へのイメージ
それまで高難度、特に零式以上に抱いていたイメージは、3000万人いるらしいヒカセンの中でも戦闘に特化した稀なる兵たちが更に上を目指し日夜研鑽を積んでいる、ものすごく敷居の高い領域というものだった。これは今でも間違っていないと思っており、実際モチベーションの多寡や取り組み方の方向性によって高難度プレイヤーの中でもかなりグラデーションがあるのだと思う。
3-2 挑戦のきっかけ
高難度をやっているフレンドがおり、自分が7.0メイン終わったし何すっかなどと思っていたところ、「じゃあ次は極やね」と自然な流れで提案してくれたので、そうか次は極か~。…極!?となり流れるように実装間もないあたりの極ヴァリガルマンダ初見未予習パに参加したのが事の始まりである。
今にして思うと、この時参加したパーティーの雰囲気が、ワイプしながら全員で試行錯誤しつつ前に進むような非常に和やかなものだったのも、導入がスムーズだった大きな要因だったかもしれない。第一印象って大事だね。その節は大変お世話になりました。
3-3 練習の始まり~極ゾラージャクリア
初見未予習パーティーが解散した後、まず初めに取り掛かったのは心構えについて知ることだった。なぜそんな石橋をミリ単位で叩くような真似をしたかというと、自分が高難度コンテンツとそのプレイヤーに対して敬意を持っていたからである。
個人差はあれど、それぞれがクリアのために基本的なプレイをする以上の努力をしてきている場、いわばドレスコードが要りそうな場にタンクトップと半パンでは参入できないので、高級レストランで小洒落た振る舞いは一朝一夕にはできないまでも、その場の雰囲気をぶち壊しにはしたくないという一心であった。
そんな中、「ff14 高難度 初めて」の検索ワードで出てきた以下のロドスト日記に深く感銘を受け、以降の高難度攻略の精神的指針となったのでリンクを掲載します。大変お世話になっております。バルデシオンアーセナル挑戦時のポップアップみたいに全員に読んでほしい名記事。
そんなこんなで心構えもでき、木人を割り、フレに予復習の方法を聞いたり、カンペを作ってモニターに貼りつつ動画を見、薬と飯を用意しなんとなく動きのイメージが掴めたところで極ヴァリ最初から練習パに参加。緊張で胃がねじ切れるかと思ったが、予習量が自信となり完全迷子になるようなことはなかった。と思う。もしかしたらなってたかも。でもミスっておいは今から切腹しもす!となった記憶がないので多分大丈夫。
予習でなんとなく動きのイメージはできていたとはいえ、実際コンテンツ内でギミックをこなしながら火力を出すのはまた別の問題だったため、練習パにお邪魔しつつジリジリと進捗を伸ばしていった。
ここまでの段階で、既にノーマルコンテンツとの大きな違いを感じた。Nは基本的には一発クリアが念頭にあり、初週のアライアンスレイドやコンテンツサポーターでもない限りはあまりリスタートが発生しない。しかし高難度では基本的にワイプは発生するものであり、その上で何故死んだかを考え、必ず次トライに活かし、その積み重ねでクリアを勝ち取るような進行になっている。
上述のロドスト記事を読むまでは、基本的に死んでごめんなさい切腹しもすという自身の落ち込みしか得るもののないメンタリティだったが、落ち込みではなくなにか学びを掴めといった趣のトライアンドエラーを重ねる体験は、高難度のみならずヒカセンとして全体的にプラスになったので非常に良い体験だった。
そんなこんなで練習を重ねた末に、極ヴァリガルマンダをクリアした。最後の0.何%かを削りきる時のエネルギーと、削りきって画面が暗転した瞬間の爆発するような嬉しさは、味わったことのない感覚だった。
やった~現行極クリアだ~と思ったのも束の間、やっぱりアクセもほしいよねという欲が発生し、再び予習からの練習ループに入った。
ちなみに、極ゾラの練習で散開位置を勘違いした結果ペア割吹き飛ばしギミックを間違え続けてパーティーを抜けさせてもらったことは忘れがたい思い出になった。復習した時に「あ、振り返った状態の位置ってこと!?」となり、ベッドの上で転げ回った。動画も見てたじゃねーかお前。その節は大変ご迷惑をおかけいたしました。
フィジカルの極ヴァと脳トレの極ゾといった感覚で、円ドーナツ順番回避やリンボーダンスに苦心しながらもなんとかクリア。リンボーダンスは前の人が行ったら~とかじゃなくて◯番目に当たるで覚えてるよって教えてくれたフレ、マジでありがとう。7.01実装前に2つともクリアできたので、これも自信になった。
3-4 アルカディアLHノーマルの実装
7.01が実装され、ようやくソリューション9のデカデカPCタワーが再稼働した。新規実装コンテンツは高難度を除き実装日に初見未予習で臨み死んで爆笑しながらプレイする派なので、アルカディアNにも当然参加した。感想は、レイド民はこれの零式をやるのか~…お疲れ様です…だった。演出やキャラ、もちろん曲も良く、この時は零式に行く予定も予感も全く無かったため、2層で外周に飛ばされて死にながら楽しく未予習初見で4層までクリアした。
3-5 アルカディアLH零式の実装
7.05が実装され、遂に黄金パッチ最初の零式がスタートした。私はというと、この新式金策ラッシュを逃すまいとギャザクラに明け暮れ、自身の最高貯ギル額を更新するなどしていた。お買い上げ、誠に有難うございます。
今回はどれくらいでw1st出るのかな~と思っていたら翌朝には踏破スクショが流れてきてかなり驚いた記憶がある。戦闘バランスを描き変えるピクトの筆、恐るべし。
3-6 レベリングと凪の終わり
漆黒の時にアマロ欲しさに全ジョブをカンストさせて以来パッチ間に全ジョブをカンストさせるのが恒例になっていたので、金策も落ち着いたあたりで各ジョブのレベリングを開始した。9月半ばにはレベリング完了の目処が立ったので、今後は次の戦闘新式金策祭までモブハンでマテリアでも貯めるかな~なにしよっかな~などと言っていたら、一言「零式」とだけ書かれた潔いリプライが付き、次の予定が大決定した。
さすがに零式は次元が違うだろうからと思い、準備するからタンマと言ってケーツハリーが揃いつつあった左とは違ってまだエポカルと極アクセ混じりだった右装備を全て新式フル禁にしたり、動画と攻略記事で予習しつつなんか1層と同じような間取りのカイのメモリーで使うエリアに行って謎のイメトレをしたりしていた。心づもりができるまでに1週間かかったような気がする。
3-7 初めての零式、アルカディアLH1層への挑戦とクリア
1~4層の木人も割ったのでフレにとりあえず行くには行ける旨震え声で報告し、9月28日に最初から練習パに参加。殴り始めるまでは緊張でイマジナリー胃腸が無限に捻転していたが、必死こいて予習したためわりと動けた。※個人の感想です ただギミック優先なので火力はまだまだである。
練習が進むに連れスプレッドの位置取りや移動の感覚を獲得し、目的がギミック解決から殴り続けるにシフトした。初めて時間切れを見た時、それまでバーストという概念はあったもののなんとなくバフ周期に祖霊(注:筆者はヴァイパーです)を合わせたら良いのよなと思っていたところ、これバフ中にここまで収めたらもっと強いのでは(当たり前)という意識が芽生えたため、スキル回しを見直した。
そんなこんなでじわじわと進捗を伸ばし、翌日の9月29日に1層をクリア。自分が零式のどれかをクリアする日が来ようとは夢にも思わなかったため、めちゃくちゃ浮かれたし泣いた。ちなみに翌週に初めての消化も体験し、ネックレスをもらってまた泣いた。
振り返ってみると、未予習初見ptに参加した2~3層と比較するとギミックをイメージできるまでが若干長かったような気がするので、とりあえず初見状態で揉まれるのって大事やねと思った。
3-8 T、T、THANK YOU.
1層クリアの余韻もそこそこに、そのままフレの引率で2層の初見未予習回を開始。なにもわからないままにしっかり蜂蜜漬けとなったが、周りの肩幅により3rdまでを観測した。そのため復習が非常に捗った。ソロかペアかの判断時等に独り言を言う恐怖の飼い主になったため、ねこに不審がられた。
また、チキン野郎となって若干前のフェーズの練習に参加する事が多かったので、2層のクリアは10月12日となった。ただ、ペアとソロの判断や散開の位置の重要性、牽制のタイミングなどを時間をかけて教え込んでくれたBの姉貴にはとても感謝している。
3-9 品行方正!ブルートボンバーくん
3層も例により、クリア後そのまま未予習初見回に参加。2層までは勘で次のギミックを見られるような優しさがあったが、ボンバリアンボムの仕組みが全くわからず何度も黒焦げになった。マッチングでご一緒した自信ニキから「4人→2人→8人なんですよね~」という旨の発言があったが、その後も理屈がわからず無事死亡し続けた。その節はお手数をおかけしました。初見未予習なので許せユルス。その回はフューズフィールドでメンバーがきれいな花火になっていくのを溶岩の中から観測して終了した。
溶岩の中でこんがりするしかなかった悔しさをバネに、予習復習を頑張り、毎日練習パに潜入することでなんとか安定して極盛りを超えるようになってきた。ちなみにクリアは11月2日とかなり時間を要した。途中体調を崩したのもあるが、ちゃんとギミックをやってちゃんとバーストして、諸々をしっかり積み上げないとクリアができない真面目な層だった。ガラが悪い割に学級委員長みたいにコンテンツのイロハを叩き込んでくれた気がする。
3-10 遂に4層へ
そんなこんなで1層の初日から1ヶ月と少しが過ぎ、遂に現行零式4層への挑戦権を得た。4層に挑むというだけで感慨深くなっていたが、流石に最終層ということもあり初回は微予習(挑戦直前に動画視聴のみ)で臨んだ。フレが立ててくれたパーティーの募集要項もそんな感じだったので助かった。とりあえず輪円輪までなんとなく把握したし許せユルス!という勢いで、いざ4層。
なんでいきなりイオンクラスターまで行くんですか?????なぜか順調に行き過ぎ、理屈までなんとなく分かったやで~と思った部分を5分で通過してしまい、ちょうどその日に掲載されたナガノ先生の漫画のやつそのままのリアクションをしてしまった。ルールわかんないんだからさァッ
そんなわけで終始ウィケッドさんに全身を電気按摩された初回を終え、楽しい予習復習タイムが始まった。ちなみに今回作成したカンペはモニターの縦幅を大きく超え、カンペ①・モニター・カンペ②でH型になって笑った。というか、多い!多いし長い!覚えることが1~3層の2倍ぐらいあるしギミック到来テンポが1.5倍ぐらいの速さで来るので、まずはそのテンポ感に慣れる必要があった。
ただ、Nの時も思っていたが曲がかっこよく、ギミックを処理した瞬間の気持ちよさも強かったので練習も楽しかった。その甲斐あってか、2日後には死体状態ではあったが後半の赤い空を拝むことできた。そしてもともと良かった曲が更に良くなり、相乗効果で練習がもっと楽しくなった。もう1回ライブやってほしい。思い入れがぜんぜん違う。
今回幸運なことに、基本的に2飯(1時間)以上のセットで練習できることが多く、イオンクラスター(前半)の練習ptで日出を見たときはあまりの進捗に笑ってしまった。その節は大変お世話になりました。
そんなこんなで毎日少しでも練習パーティーを渡り歩くことを続けた結果、後半にもだいぶ慣れてきた。ここでぶち当たったのがクリ目の壁である。
3-11 くらえ~!すんごい誤字~!
目的がクリ目になった瞬間ありえない凡ミスを連発するようになった。特にリワード受領対象者(未クリア)が自分しかいなかったボーナス回でやらかしを連発し、千載一遇のチャンスをフイにしてしまったときは流石に凹んだが、私が緊張を浣腸と打ち間違える事件が発生し、予期せぬメンタルリセットとなった。コンテンツ中(意味深)に浣腸しているわけではありません。念の為。
また、クリ目だと思うと動きがアホになるのが分かっていたので、声に出して「1個1個しっかりやるぞ~」と自己暗示をかけるようにした。結構効果があった。部活の試合みたいだが、本当にそうなのかもしれない。
その日はもう一度クリ目で頑張ってみた後明日へ持ち越しとなったが、「まあまだ7.1まで若干日があるし(震え)」という私の発言に対して「それはフラグだよ」と言って気を引き締めてくれたフレに感謝である。
3-12 至天の座アルカディア零式・ライトヘビー級 踏破
翌日、パッチ日を目前に控え急遽フレが招聘してくれた激ウマヒカセンとともに3人で挑戦したところ、なんと2pt目でクリアすることができた。至天の座アルカディア零式・ライトヘビー級の踏破である。11月9日のことであった。この回ではもう一人初クリアとなった方がおり、みんなで写真を取ったのは良い思い出である。
コンテンツ退出後ははしゃぎにはしゃいでずっと頬が緩んでいたが、正直全く実感がなく、しみじみできたのは翌日の夜だった。
この時の突き上げるような嬉しさは、生涯忘れることはないだろう。
閑話休題 logsに自分のデータが上がっていた件
私はデータ干渉系のツールを蛇蝎のごとく嫌っているため、当然そういったものは使用していない。ただ、高難度をやるようになってから調べた中で、自分がツールを使用していなくても、プレイデータが第三者に名前付きでアップロードされる場合があると聞いて驚いてしまった。
調べたところ、自分のプレイデータがバッチリ掲載されていたので更に驚いた。個人が自分のプレイングを振り返るためなら自分以外の名前とか出さなくて良くないか?しかもそれが本人の承諾を得ずに個人ディレクトリに蓄積されてる仕様が本当に意味がわからなかった。※現在は怒りの非公開設定済
聞いてはいたが、マジでいるんだなあという感想である。
個人的にはプレイ時間内の推奨トータルダメージを圧縮し、この時間内に木人を割れたらOKということにしているインゲームの指標が分かりやすいので、今後もそれに倣っていく。
アンダーグラウンドで色が煽りに使われてしまっている以上、公式でlogsライクなDPSメーターを実装したところで表立った火力煽りが発生する未来しか見えないので、現状は木人が最適解なんじゃないすかね。あとは不正確だけどヘイトリスト。
3-13 はじめての消化
憧れていた言葉がある。それは「消化」。毎週火曜日になるとつわもの達が「消化だわ~」などと言っている様子を見て、常々かっけえな~と思っていた。
当然クリアした段階から各層の消化活動が始まるので、1層のクリア後には1層のみ消化を行った。1層クリアの翌週は一人で適切なパーティーに飛び込むのが怖かったが、「消化終わんないと次の練習できないよ」という有り難い助言の甲斐あって初消化はほのぼの一発クリア(お土産付き)となり、ダブルピースでグルポを撮った。そんなこんなで今では4層までしっかり消化を行っている。ちなみにロット運は未実装です。フリロに浪漫などないと思ったが、今週取り抜けにもロマンがないと知り、泣いた。根気よくいきます。
4:おわりに
以上で黄金から現行高難度に行きだしたヒカセンの記録を終わる。
機会があればね⋯で4年が過ぎていた自分をよっしゃ行くぞと引っ張り上げてくれた上に極から4層踏破まで面倒見てくれたフレ、支え励ましてくれたフレ、ツイッターで暖かく見守ってくれたフォロワー、色々な攻略記事を上げてくれたヒカセンや有志の方々、神の如く分かりやすい動画を作成してくださっている有志の方々には頭が上がりません。そしてもちろん、これまでマッチングしたすべてのヒカセンや、この素晴らしい世界を作り上げ、維持してくれている吉田P初め第三開発室の方々にも心からの感謝を捧げます。あなたがたのお陰で、自分の14ライフに高難度という選択肢が増えました。
とりあえず週末は極100と初の幻討滅に挑戦してくる予定です。ここまで読んでいただいたあなたにも感謝を。⇔それでは良い旅を⇔