機材紹介(スタンドアローン機編)
概要
タイトル通りの機材をざーっと紹介。書いてたら結構長くなってきたので、スタンドアローン機とモジュラーシステムで記事を分けて書くことにした。
ご開帳
てなわけでまずはスタンドアローン機から。記載した以外にSP404mk2とかmoog MINITAURとかもあるんだけど、モジュラー関係ではないので割愛。
No-coast勢
Make Noiseの二つは言わずもがなですね。2つあるならStregaも買ってやれよと思う気持ちはあるけど、
モジュラー揃える方に注力したので手が出ませんでした。いつか中古とかで入手するかも。
moogに代表されるであろう減算方式の、東海岸系アナログシンセは、かつてMS20miniとかも持ってた時期があるので割と慣れていたつもりだが、加算合成を中心に音を作る西海岸的な発想のシンセはこいつが初(正確には「ノーコースト」なのですが)。最初はよく分からん!ってなってたんだけど、マニュアルと動画ツアーでだんだん意味が分かってきて、今では大好きになってる。ローパスゲートの音っていいですね。
0-coastは発売当初から存在は知っていたが、その頃はまだ0-CTLRがこの世に存在しなかったため、いまひとつ心惹かれるものがなく。むしろ、0-CTRLに惹かれたがために0-coastも一緒に買ったまである。個別に詳しく記事にしたい気持ち。
モジュラーシステムのマスターシーケンサーはこの子です。RENE2はケースに入らないからいまんとこ見ないようにしている。
Syntrx
デカいけど最高に好きだよシントレックスちゃん。EMS Synthi AKSに着想を得たシンセですって。
ただし、AKSのKSはキーボードのことらしいが、こちらのSyntrxちゃんにはそんなもんついてませんし、スーツケースにも入ってません。いつか専用ハードケースを自作して、蓋を開けたら即演奏可能にしようと企んでいる。
さてそんなSyntrxちゃん、欲しいなあ生産終了かあと思ってたら中古で出たのを発見し、運命を感じ爆速で確保したのが出会いです。
好きなところは、バキバキの電気サウンドと本体に本物のスプリングリバーブが入っているところ。楽器屋で試奏した際のオシレーター直の音がそれはもう強い。太いじゃなく、強い。リバーブの質感もあって、めちゃくちゃインダストリアルな音が出る。楽器っていうか電気。一箇所スイッチの不良があったので購入即修理依頼をし、実際に手元に来るまで一ヶ月くらいお預けくらったのも今となってはいい思い出。
マトリックスパッチング、やってて非常に楽しい。ケーブル使わないだけで完全にモジュラーいじってる時とやってることは同じ。物理的な制限がないので、めちゃくちゃなパッチングしてジョイスティックいじるだけでもストレス解消になる。
何でもできるわけでは全然ないけど、こいつさえあれば最悪モジュラーなくてもまあ1セットくらいいけるんじゃないかってくらい、見た目も相まっていじってて気持ちが高まる愛機。
ちなみに今は新しくなって黒くなったSyntrx Ⅱが売ってるんだけど、そっちはエフェクターがデジタルのリバーブとディレイになってる。しかもマトリックス部分にピアノシーケンサー機能までついてる。でも旧型には旧型の魅力があり、個人的には旧型の方が好きなわけです。
終わり。次回は。
いざ書き始めてみると、改めてそれぞれのマシンに愛着持っている自分に気付かされた。まあそうでなきゃ買わないわな。買って満足するんでなく、ちゃんといじってやれるよう頑張るからみんなよろしくね。
次回は改めてモジュラーシステムの方の記事を書こうと思う。スタンドアロン機だけでこんな長さの文章書いてるから、モジュラーの方はもっと長くなりそう。