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あやうく、はじめてのしゅっちょうで飛行機に乗り遅れるところだった

はじめてのしゅっちょうに行きました。厳密には一度、関西の母校の大学の授業にお邪魔したことはあったけど、ちゃんとした出張は初めて。

今回向かった先は大分。大学の授業の時間をもらって講義できることになり、講演する社長とともに二人で行くこととなった。

出張かあ。そういえばお父さんもよく出張に行ってたっけ。
大分ってことは温泉と鶏天が有名だよね、仕事とはいえやっぱりちょっとわくわくしちゃうよね。

なんて、楽しみ(少し億劫だったのは否めないが)にしながら迎えた当日朝。

この後盛大にやらかしそうになっていることに気がつくのはお昼前のことである。
とは言いつつ、やらかしていることの予兆は、朝から早々に現れていた。


AM 6:00「アミーゴおはよう!今日羽田だよね?」

朝私が起きたのは7時。起きて速攻slackを確認すると、同行者である社長から連絡が来ていた。少し焦ったが、フライトは13時だから12時前に着けば全く問題はない。
飛行機の予約の際に口頭で成田と伝えていたが、今度から徹底してテキストでフライト情報シェアしなきゃだなミスった…まあ13時だし大丈夫でしょう、と思いながら、成田の第一ターミナルである事実を申し訳ない気持ちと共に伝えた。

※アミーゴとは私のことです。実際のキャラとは逆の陽キャをイメージされることが多いあだ名。

AM 11:18 電車が運休・遅延しだす

さあて私も行きますかあ!と家を出てから1時間ほどして、乗り換えようとしたところで電車が遅延しだした。どうやら人身事故があったらしく、しばらく遅れるようだった。

とはいえそんなに待たんやろ、とたかを括って待つこと10分。乗ろうと思っていた急行の電車は運休となり、いよいよ不穏な空気が流れ始めた。まともに普通電車で行くと、ここから後1時間弱はかかる。あと何分待つかはわからないが、下手をするとフライトのタイムリミットの30分前に空港に着くことになる。本来ならあと40分ほどで着く予定だったのに。

そうしてようやく私は気付く。
………もしかして、詰んでいる?

取り急ぎ社長に連絡を入れた。
すると返ってきた返事はこうであった。

「ごめん、普通に商談と移動が被って間に合わなさそう」

…はい、詰んだ。私が最初から成田とちゃんと伝えられていれば移動できたのに。
これに乗り遅れても最悪飛行機はまだあるが、なんせ余計なお金がかかる。どうにかなる手段はあるものの、やはり"やっちまった感"というのを感じずにはいられなかった。実際のところやっちまっていたのだし。

AM 11:45 電車が来だす、そして救護が入る

ようやく電車が来た。
焦りと不安と共に電車に乗り込んだが、そんなこと知る由もなく、普通電車は各駅に停まって進んでいく。

ありがたいことに、裏でチームの上司が色々と遠隔でサポートしてくれており、電車内で電話ができない私の代わりに航空会社に確認をとってくれていた。残念ながら一人の客のためだけに融通を利かせて出発を待ってくれる、なんてことは結果的にはなかったが(そらそうなんだけど)、それでも確認の電話でこの時どれだけ気持ちが楽になったか…。その節は本当にありがとうございました。

とはいえ乗り遅れそうなことに変わりはない。しかも社長も。

AM 11:53 一通のメールが入る

とどめを刺すように、今度は車内で救護活動が始まった。

これはもう、流石に詰みレベルMAXである。
確実に間に合わない、と確信した。

が、天は私に味方をした。こんなフレーズ、初めてリアルで使った。
まさかのフライト側も30分遅延の連絡がきた。そんなことある?

そんなこんなで、社長と2人で仲良く出発時間の50分前に空港に到着。なんとか飛行機に乗り込み、無事大分に着いたのであった。

もうやらかしません。

今回の「『はじめてのしゅっちょう』事件」から学んだことは下記だ。

①フライトの時間の伝達を徹底。前後1時間も一緒にカレンダーにブロックしておく(国内)

国内であれば、遅くても一時間前には空港に着いているべきと言われている。で、まず羽田か成田かによって全然移動時間が違うので、一緒に出張に行く人には必ずテキストで前もってどちらの空港かリマインドする。カレンダーもブロックする。

②出発の1.5h前に着くように空港を目指す

今回一番の大やらかしの元凶となったのは家を出る時間。出発時間の1時間10分前に空港に着く予定だったんだけど、乗り換えようとしていた電車がまさかの人身事故で運休・遅延して、やっときた電車に乗り込めた(その時点で到着は出発時刻の30分前の予定だった)かと思いきや救護が始まり、乗れない予定だった。
たまたまフライトが遅延していて30分後ろ倒しになったので間に合ったが、同行していた社長も乗り遅れるところで、危うく二人とも現地につけないところだった。

まあ電車の遅延がドンピシャでぶつかることなんてそうないことなんだけど。リスクヘッジとして次回以降は1.5h前には到着するように向かう。

それにしても移動続きの出張って体力持っていかれるなあ…。1,2日くらいずっと微熱でだるかった…。出張によく行っている人の凄さも実感できた、良い経験でした。

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