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強い女になりたい話。


強い女になりたい……。
あまりにも唐突な願いで、切実な願い。

私は元来、強さとはかけ離れた人間である。他人からの評価や言われた言葉を気にし、自分の意見を持たず、ただふわふわと漂っている存在……。
昔からそう、子どもの時からそう。家族や彼氏には気が強い面があるが、それはただの内弁慶だ。私の目指す強さではない。

背筋をピンと伸ばし、自信に満ち溢れ、いつも毅然とした態度で立ち振る舞える……それが私の思う強い女。そういう風になりたいと、今年に入ってからよく考えるようになった。

私は人から嘗められやすい。
これは前職での話。同じ部署内の職員からは直接的に何かを言われるようなことはなかったが、よく関わる他部署の人から目をつけられ幾度か怒鳴られることがあった。それもこちらは間違えたことをしていないのに。
勿論上司に確認したがやはりそれは間違ったことではなく、「じゃあ何で今までトラブルに発展しなかったのか?」ということで、部署間での認識を改めるきっかけになった。私が新人で反論できなさそうな弱い見た目をしているからかな……と思ったりした。
あと、女性にはよくある話かもしれないが理不尽に男性客に怒鳴られたり……先輩の男性職員に代わってもらうと割とすんなり引き取ってもらえたりする。返答としては同じことを言っていてもね。

彼氏曰く、「若い女っていうのもあるし、単純に気弱そうだからそうなる」と。非常に理不尽だが、嘗められないようにするには自分が強くなるしかないようだ。

精神も鍛えねばならんが手っ取り早いのは見た目を変えることだろう、と思い服屋で強そうなファッションを見たりもするがいまいちピンとこない。
ていうかそもそも私が好きな服装が清楚な感じがするものとかふんわりしたものなので、「あぁ~こりゃ弱いわ……」ってなってしまう。好きな服すら着られないのかちくしょう。

そしてふと思ったのは、やみくもに「強い女になろう!」ではなく、
「自分が定義する強い女はどういうものか」
 →「その具体例はどういうものか」
  →「達成するにはどうしたらよいか」
という風に掘り下げていく必要性がありそうだということ。

なんか、そういうのをちゃんと実践してnoteにまとめたりしたら面白そうだよねぇ。


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