ワーキングホリデー体験談:カナダの片田舎で死ぬかと思った話
2000年6月1日から2001年5月31日まで、カナダのバンクーバー(とバンクーバー島)で1年間のワーホリ生活をしていました。
バンクーバーは、自然と都市が程よい近さで、気持ちよく生活ができます。
ハリウッド映画やドラマのロケ地でも有名なので、作品を見ていると、撮影場所が分かるという楽しみもあります。
このバンクーバーには3か月ほど滞在し、残りの9か月のほとんどをバンクーバー島で過ごしました。
バンクーバー島はこんなところ!
大きさで言うと、九州よりもやや小さいくらい。
バンクーバー島31,280 km²/九州36,750 km²
人口は80万人くらいの島です。
カナダブリティッシュコロンビア州の州都は、バンクーバーではなく島側にあります。その名をヴィクトリアと言います。
ヴィクトリアは、風光明媚な観光地で、島の南端部にあります。
花の街と称されるだけあって、いたるところに花が咲いています。
私の住んでいたCoombsクームスという集落は、ヴィクトリアから150キロ北上したところにあり、ヤギが屋根に乗っているお店で有名でした。(っていうか、これしかない)
一番怖かった思い出
ある夜、仕事終わりに飲みに行くことにしました。
仕事場の同僚グレン、一緒に暮らしているワーホリ仲間の浜ちゃんとすけさん、4人で遊んだ後の帰り道。
グレンは、「この道は、ポリスいるから、裏道通るね~」と言いながら、助手席からグイっと運転をし始めました。
彼は助手席からハンドルに手を伸ばし運転し始めたのです。
「この道だと、スピード出せるから!」
と言って、すれ違いギリギリの田舎道に入ったあと、足を延ばしてアクセルをべた踏み。
運転している浜ちゃんは、顔面蒼白、道のわきは、大きくえぐられているのを知っているので、わきにそれたら横転確実です。
スピードメーターを見ると160キロの表示。
車のライトも意味がないくらい、あたりは真っ暗です。
ああ、終わったな!!と思いました。
一応事故らないで家に帰れたものの、
「もう二度とあいつと車には乗らない。」
と心に誓いました。
カナダ人、ネジがぶっ飛んでますね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?