ハーゲンダッツと暑すぎるタイの話
梅雨があけて茹だるような暑さが続くようになりましたが、みなさん生きていますか?私はかろうじて生きています。
今朝、新幹線のチケットを駅構内で買っただけで滝のような汗が流れ、暑すぎるあまり「出勤せずにこのまま帰りたい」と思いましたが、会社の冷凍庫にハーゲンダッツ抹茶味が入っていることを思い出し、出勤しました。私の原動力は美味しい食べ物です。
暑いと言えば、6月に社員旅行でタイに行きまして、日本とはまた違った辛さの暑さでした...
今回は、そのタイ旅行で体験したことを書こうと思います。
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タイでの社員旅行3日目。その日の予定は、社長と上司と私の3人で午前中にバンコクのホテルを出発→電車に乗ってチャオプラヤー川まで移動→そこから水上バスに乗って、バンコク三大寺院のワット・ポーとワット・アルンの観光だった。
朝食を済ませ、「さあいくぞ〜!」と宿泊先のホテルを出た瞬間、モワーンと体中に湿度がまとわりつき、もう、スチームサウナに入ったような...蒸し器に入れられたような...3歩あるけば全身の毛穴が開くような暑さを感じた。ホテルの冷蔵庫から持ち出した水はすぐに緩くなり、こまめに休憩と水分補給をしても「気を抜いたら死ぬ」と思うほどの暑さである。
そんな暑さの中、汗と皮脂で顔面をドロドロに溶かしながら観光をした私たちは、お昼ご飯を食べる為に適当に見つけた近場の飲食店に入った。
入ったお店はオープンカフェで、冷房はそこまで効いていないものの、扇風機の風があるだけで涼しい。
案内を待っていると、店員さんがにこにこしながら氷が入った謎の器を差し出してくれた。
受け取ったまま「これは、一体何に使うんだ...」と考えていると、ジェスチャーで器ごと身体にあてて冷やすものだと教えてくれた。
店員さんのジェスチャーを真似して、二の腕や首元に器を当てると、ひんやりと冷たさが広がって気持ちが良い。暑さでIQ10くらいになっていた知能が、この器のおかげでIQ60くらいには回復し、ごはんも美味しく食べることができた。
(パッタイ、鶏肉のココナッツスープ、シンプルな卵チャーハン、揚げたレモングラスが乗った手羽先の唐揚げ、飲み物は7UP。辛すぎる料理もなく全部美味しい...最高...唐揚げに乗っている揚げたレモングラスが香ばしくて美味しい...)
この日の冷たい器のおかげで「暑い日は水分補給も大事だけど、身体を効率よく冷やすことも大事だなあ」と身を以て学び、今日は出勤してからすぐに冷凍庫からカチカチに凍ったハーゲンダッツを取り出して、霜が付いているカップを首元にあてた。
火照りはすぐに引いたし、久しぶりに食べるハーゲンダッツは美味しい。
あの時、冷たい器を差し出してくれた店員のお兄さん、ありがとう。昨日ハーゲンダッツをくれたデザイナーさん、ありがとう。
みなさんも熱中症などで倒れないようにお気をつけて。
🇹🇭🇹🇭🇹🇭
ちなみに、冷たい器と美味しい料理を楽しめたお店はこちらです🍽
にこやかに接してくれる優しい店員さんばかりの良いお店でした。
ワット・ポーもワット・アルンも色彩が鮮やかで、「うわ〜」と思わず口に出してしまうほどの大きさでした。
↑ギラギラ輝くワット・ポーの大仏
↑外観が白すぎて日差しの反射が眩しいワット・アルン
別の機会に他のタイ飯についても書こうと思います。
それではまた〜🇹🇭コップンカー