2020.2.18.火、(思)
やらなきゃいけないこと、やりたいことが1日の間に山積みで、朝から現実逃避したくて「わーー」ってなってた。
だけど「わーー」したところで「わーー」にしかならない。そのうち「わーー」にも飽きて、どうしようかやっと冷静になる。
現実逃避中に桜を見た。庭の隅っこにある私の木。早く咲く河津桜。春の匂い、ちゃんと、目を広げたら色んな景色と音と香りが入ってくる。見逃してるのはもったいない。
おじいちゃんが枯れたカンナを切ってた。その横に福寿草があった。黄色い花。🌼
主に三つやりたいことがある。取捨選択するべきなんだろうな。でも、1時間ずつでもいいから全部やりたい気持ちを押し通すことにした。吉と出るか凶と出るかは分からない。
何も考えず、とにかく動く!動く!!!
おばあちゃんがいい笑顔で見送ってくれた。
「今日寒いかな」
「それだけあったかくしてたら大丈夫だよ」
すっぴんで適当な格好だったけど、それでもそれならよかった。適当な格好の日は適当な気分で楽に過ごせる。
好きな服を毎日着るのって意外と難しいしなんとなく気が疲れちゃうから。
バス停に向かう。
持ってきたかった本を忘れた。ああぁ。
まあいいよ。そういうこともあるよ
この、なんていったらいいんだ、ブロックのところ?ちょっと盛り上がったとこを歩くのが小学生の時すごい好きで。
ここを歩くと塀と近くなってスリルあるし、見える景色が変わってどっか異世界への扉あるんじゃないかと思ってて。
そこを歩いた。ちょっとだけ楽しくなれた。
昨日は大好きな人たちと久しぶりに会った。21時手前の銀座。駅で迷子になりかけてやっと出た出口が思ったのと違う変なところで高そうな町を安い格好で走り抜けてしまった。
いつも人と会う時だいたい聞き手になるのに、その人たちといると私が喋る側にもちゃんとなる。というか聞き出し上手なんだ相手が。
さいあくだ。愚痴ばっかりになってしまった。笑って聞いてくれたけどそういうことをネチネチ話したかったわけじゃない。もっと、聞きたいことや話したいことが他にたくさんあった。何を話したいか準備だって少ししていくのに、会ってしまうとぜんぶぶっ飛ぶ。
酔っ払っちゃったの一言で勇気を出せたけどそれでもああすればよかったこれ聞けばよかったが出てきまくる。アイスを奢ったところでもらってばっかり、受けてばっかり。
そんなことを今更考えたって仕方ないけど考えてしまうものは考えてしまうな。
次会うときはもっとまっさらな気持ちの良い状態で会おう。聞きたいこと、話したいことを話せるように。
でも、やっぱり楽しかったは楽しかった。会うたびにやさしい気持ちになる。
こんな私にも興味を持ってくれている、それが伝わるのがたまらなく嬉しい。私の生い立ちまで、たぶん、大学の友達よりもずっと知ってる。友達ってこういうことなんだなと思う。
あと、めちゃくちゃ目が届く。例えば、最後の一切れのコロッケを食べようとしたときに目の前にスッとソース入った小皿を差し出してくれた。何気ない会話の途中で。
いや、一対一だったらそういうこともあるかもしれない。でも他にも人いるのに、私が最後の一切れに手を差し出したタイミングを逃さないってすごくないか。他の人はもう使わないから使っちゃっていいんだよの意味だよ。
こんなことにいちいち感動している自分は気持ち悪いなと思うけどそういう何気ない気配りも動作も簡単に出来たもんじゃないなと思うのです。だれかに伝えたい。
後悔したことも、楽しかったことも、はぁぁ、と思いながら、吹いてくる風冷たくてマフラー持ってくればよかったよーーと思う。
そういえばさっきお兄のパソコンを借りた。3月上旬になるまで自分のパソコンが届かないから。
借りたっていうか勝手に使ったんだけど、履歴にエロ動画らしきものがあったら面白いのにと少し期待したけど全くなかった。つまんな。
バイト先、「おはようございます」を言おうとしたら「お疲れ様です」と言ってしまうし、次こそ「おはようございます」だ!って意識しすぎたら相手が「こんにちは」を言ってきてそれに「おはようございます」で返してしまった。そこは「こんにちは」だろ!と反省して、今度「こんにちは」を言ったら「おはようございます」で返された。ちぐはぐの後、着席。
「本当に食に興味がないんだね」と言われてしまった。ちがう、おかげさまで興味はあるんです。でも一緒にいるとき立地の件も含めて緊張してしまって、自分の食べ方が汚くないか、食べきれるのかばっかり気になって全然食欲がわかないんですよね。あと緊張を隠すためにクールぶって食べてます。ほんとは興味ありです。いつかはちゃんと興味ありげに食べたい、どういうことだよって感じだけど。
友達と会ったらぜったいに甘いものを食べよう。
南武線の揺れ方おかしい。縦揺れする。
結局やらねばならないこと3を諦めた。後悔しなきゃそれでいい。
最寄駅でなんかすごいリュックを誰かに引っ張られてる感じがして、怖くてドキドキしながら振り返ったらドバドバ手帳やら台本やらが流れ出た。なんで?恥ずかしくて地味に拾う。
木皿さんの本が読み終わって、もしあったら町屋さんの気になってるの買おうと思ってたのに手に取ったのは宮下奈都さんのエッセイだった。買っちゃった。
ぬるいお家につきました。
書いてて思ったけどびっくりするくらいくだらない思考ばっかりだな。ささくれが痛がゆい。
アイスを買います