選んでいたのではなく、選ばされていただけだった
選んでいたのではなく、選ばされていただけだった。
人生の区切りに限らず自分の人生や歩み、心の内を、悩んだり苦しんだりしながら1つに決定する。結婚や進路、就職とか大きなことに限らず、例えばスーパーで買い物するとき、そんな日常のどこかしこに必ず「決定」する瞬間がある。
AとBどちらがいいかな、と考えて、好みや気持ちを信号機代わりにAを選んでみる。Cという選択肢があったとしても、そういう考えに至らなければその選択肢は無いのと同じ。視野、世界、常識。
自分が持ってる選択肢のなかから、色んなものを天秤にかけたら、勝手に道が決まっていただけ。そういう人生を歩んできたな、と思う。嫌なことも都合の悪いことも、何もかも人のせいにして「仕方ない」と自分の気持ちを片付けたつもりになっていたけれど、はじめから、押し通すほど強い気持ちで生きてる訳じゃないだけだった。
人に嫌われない、誰かに好かれていたい、良く見られていたい、そんな原始的な気持ちにまだ囚われている。視野を広げる、それは1人でするには限界がある気がするな。今できることって何だろうか。生産的に、未来のためになる技能とか能動的に学ぶべきなんだろうと思う。それができないことすら他人のせいにしている。
誰にも会わないと笑うことも少なくて少しずつ心が褪せていく気がする。自分も他人もない、どこにもなんにもない、もしかしたら既に死んでるのかもなとか思ったりした。
取り留めなく。今日もいい天気だった。