日記 ~12/25

浅い夢を見て起きることが多い。寝られるようになって幸せだと思う。出来るなら爆睡して快眠の後にスッキリ起きたい。枕の高さは現状パーフェクトです。布団は最高だ~。


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最近用がなくてもテレビをつけることが増えた。それ以外の娯楽が田舎には無いからかもしれない。卑下している訳でもなく事実としてそう思う。 なにも考えない笑いが今の私には必要だ。中学生ぐらいの頃もそう思っていたので、あの頃からなにも変わっていないのかもしれない。成長していたい。

引っ越してからというもの、時間の経過が早いようで遅い。何の代わり映えもしない日々を送っているから思い出が更新されていかない。キラキラした日々を送りたいわけでは無いけれど、なんの変哲も無さすぎて昔のことを思い出してばかりいる。
どうでもいいはずの失敗、思い出して上塗り。やらかし、思い出し。きっともう原型を留めてなんかいない思い出に苦しむのは一体どういうわけだろう。思考の癖だろうから治したいのにもう一人ではどうしようもないし、認知療法をする選択肢以前に病院通いの偏見とか、そういうところから戦わなきゃならなくて辛い。


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仕事を辞めて随分経った気がする。こんなにも苦しいのに当たり前に私の人生なので誰も助けてはくれない。寄り添ってもくれない。結局別々の人生を別々の道でそれぞれ走り続けているのだった。
(ほんとうは色んな人に少しずつ適度に支えを送られながら生きていることも知っている。)

情けない。ずっと情けない。ボキボキに折れた無駄に高いプライドをそれでも守りたい自分が居て辟易する。もういいだろうと思う。自己愛性なんとかとか、色んな風に名前をつけて私を分類することはきっと出来るけど、それをしたところで何かが変わるわけではない。


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ほぼ4年ぶりに雪を踏んだ。ぎゅむ、という感覚と音がして懐かしかった。冬の染み入る寒さを感じるこちらの地方と、突き刺すような痛い寒さ、どちらも冬であって、どちらかを忘れていくのだろう。

クリスマスに帰省するのがもう高校生ぶりぐらいになる。自分より両親がウキウキしてクリスマスの準備をしていて、今更、ようやくやっと、色んな形の愛情を少しずつ受け取れる自分になった。でも子供が欲しいとは思わないから、どうにか両親が生きている間に彼らに恩返しをしておきたいなと思った。


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普通に1月の予定が埋まっていくから結局年が明けたって私の何かが変わるわけでもないよな、と思う。最近は面接に辟易したり履歴書を破きたくなったりしている。真面目に生きてきた方だと思うけれど、肝心な所でがんばれないとこんな風に痛い目を見るんだなと思う。がんばれなかった自分を責めても仕方ないと思うのは甘えだろうか。

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誰と比べるでもなく幸せな思い出を貰ってきた方なのだろうなと思う。幼い頃の家庭環境はあまり良くなかったけど、良かったころは季節行事もたのしくて、いまだにクリスマスにいつもと違うこと(ケーキを食べるとか)をして過ごしたくなる。毒されない、具体的には思い出せない思い出があって良かったと思う。幸せって後から思い出すときに具体性に欠けるなと思う。

それじゃあよいお年を。年内はあと何回か更新すると思います。

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