日記
短歌が詠めない。字を書くことは私にとって吐露そのものなので、質はともかくいくらでも書いていられる。のに、詠めない。まるで自分の人生に不要なものみたいで悲しい。そんなことないはずなのに。
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味気なさなら一等賞で
惨めさなら一番で
羨ましさが恨めしさになって。
そういう日々を過ごしている。情けない。ずっと情けない。自虐したって何も始まらないし、それで(ある意味)気持ちが良いのは自分だけなのに、自虐って楽だからやめられない。自分に価値も意味もないことをほとほと痛感しつくして、そこに伏すのはそれこそ楽だよなと思っている。楽する生き方の何が悪いのだという心と、それで良いのか?と問う心があって、どちらかに寄れたらそれこそ簡単なのに。生きづらいなぁ。私が私を生きづらくしていると分かっていても、生きづらいなあ。
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浅い関係の友人が結局長続きする気がして、もうそういうことの全てを考えるのが嫌になっている。何も考えなくても最低限気を遣ってつつがなく過ぎる関係性が最高だ。人生は諸行無常だけれど、何もなかったことになんて出来ないしならないししないけれど、それでも一時でも仲良くあった人が去っていくのはいつだって悲しい。
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生きているだけで黒歴史が増えていく。楽しいことは楽しいだけで終わらせたいのに、1人になった途端にスイッチが切れて反省会が始まる。猛省の先にあるのは自己嫌悪と希死念慮だけなのに今日も反省が止まらない。辛くて苦しい方がデフォルトになってしまっている。みんな普通のなかに放り込まれるとボロが出てしまう。楽しい時間であればあるほど後から苦しい時間になって、結局消耗してしまう。こんなのは悪循環すぎるので改善したいのだけれど、有効な手段が見つからないでいる。
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どう足掻いても自分の人生しか生きられないことが悔しい。簡単に解脱したい。
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少しずつ進んでいる、と誰かに認めて貰えて嬉しかった。見て貰えていることがありがたくて嬉しいと思った。逃げ場を確保しながら生きることは決してズルではないのだと言い聞かせる。酸素がないと死んでしまうのと同じくらい当たり前にそう思いたい。
悲しみはいつも波のようにやってくるけれど、同じようにじわりじわりと跡を濁して引いていく。この悲しみもいつか無くなる。そんな刹那なら要らんわと思う。去る方はいつだって去られる側の事など考えていないのだから。
まとまりのない記事でした。似たようなことを書いてしまったかも。頑張っています。頑張ります、ほどほどに。