日記
雪道の歩き方を体が覚えていてくれた。染み入る寒さではあるが痛くない寒さなだけマシな気がした。どっちもどっちではある。
孤独は人をダメにするなぁとつくづく思う。今たまたま「無敵の人」にならないでいられているのは、圧倒的なまでに所属を与えてくれる環境があるからだと思う。どこにも属さず独りで居たら簡単に人はダメになるし死んでしまう。たまたま今日も生きている。それが苦しくなるときもある。
通算でいくつの会社に落ちたかもう分からない。数えることもやめた。ショック感も薄れてきて、うんうん分かってた、次、みたいな気持ちになる。結局いいこのままでしか生きられないので、この歳になっても親の言うことに従わないという選択肢が出てこない。抗ったって面倒なことになるだけだと悟っている。
社会に有用な人間になりたかったな。鬱になったらやっぱりそれでもう元通りにはならないみたいだ。残念だ。他人事みたいだ。
誰もいない部屋で静かに冷蔵庫が働いていたのだと思うと、それもまた生活のやさしい一部だと思った。
今年の年始は父と桃鉄をしていた。ルールを覚えてハマッたようで、「やらないの?」とか照れくさそうに誘ってくるのが、自分の親ながら、なんとも言えない気持ちになった。こういう小さい親孝行(多分)を続けていきたい。
今年から多分忙しくて毎週更新はむずかしくなるかもしれません。とか言いつつ続けられているので続けられるかもしれません。分かりません。
まぁ、なるようにしかならん。頑張ります。