色とか

書きかけの言葉はいっぱいあるんだけど、どれもふわふわと漂っていて纏まったり集まったりせず、それでいてどことなく独立しているからどう扱うか考えている。


気づかないくらい自分の生活にありふれていた様々から、たくさんの色を貰っていたのだと思う。
わたしが空の絵を描くときにイメージして描く空は、日本のどこかの景色で、知っている世界のごくわずかしか描くことが出来ない。行ったことのない県や国から見える風景を描けと言われても多分出来ないし、ネットで調べて模写すればそれっぽくはなるだろうけど、実感としてせまってくるものはきっと何もない。
知ってる世界なんてそんなもんだと思う。

自分の価値観でしか世界は見えないな、生まれ落ちた場所を変えることも出来ないから、理解できないとしても事実を知り、そういう事実の存在を認めるところからはじめないといけない。

空を青色以外で描けるようになるためには、夜のことを知らないと。そしたら次は濃紺や黒を使って表せるかもしれないし。
優しさや思いやりみたいなふわっとしたものとか、平等を叫んでみたりとか、結局まずは相手を理解しようとしないとはじまらない。
正義も個人のなかにしかないから、わたしにとって、あなたにとって、良いと思うことを大切にして生きていたらいいと思う。


いつからか、登場人物に固有名詞を付けた文章を書くことが難しくなってしまった。すごく昔にはずっと頭のなかに何人か生きてるみたいだったのに、否定されたり笑われたりするうちに、自分で勝手に彼等の墓石を立ててしまった。
いまでも思い出して、青臭さに恥ずかしくなったりする。


なにかを大切にするってすごく難しいねっていう話でした、最近ほんとうに文が書けなくて悩んでいる

そろそろ梅雨らしいし、一層 体調には気を付けてのらりくらりと生きていきましょうね

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