欲しいものは自分で買えるようになって、なりたい自分になることを頑張るようになったら、誰かと居る意味について問い直すことになってしまった。それについて問い直したら、そもそも自分について問い直すことになって、人生は自己分析の繰り返しで出来ていくのかなと思った。ストレスで体にガタがきまくっていて、体調が世も末みたいになっている。

今年、なんやかんや「いつかやりたい」と思っていたことを叶えることの多い1年だった。特に後半。本当にずっと友達が居なくて、今も少ないことに変わりはないのだけど、環境を変えることもまたひとつの手段なのだと身をもって学べた。人生はやっぱり導きの中にあるのだな、流動的で揺蕩っていて、流されてみることも悪くないのです。


人と関わるとき、どうしても膜を隔てないと自分で居られない。内面に触れられるのが心底怖い。私のことはあんまり知らないまま、どこかで適当に思い出してくれたらそれで嬉しいのです。自分の内面に入ってこられ過ぎると自分が揺らいでしまって、相手との境が分からなくなってしまうのが怖い。大切になり過ぎるのが多分怖い。し、大切にされることも同様にある意味怖い。思った以上にいろんな方向に私は臆病で、まだまだ自分のことを知らない。友人と話して自分の性(心身共に)について掘り下げてみたら、人生単位で事故が多発する原因が見つかって、全然笑えないけどちょっと面白くて良かったです。


自己を開示するのがあまりに苦手だな、何にも持ってないこと、なにも考えていないことがバレちゃうからかな。ほんと、考えが足りないなと思う。勢いだけで生きていたら多分傷ついてることにも傷つけていることにも鈍感で居られる気がします。そんなこともないのかな、分からないで済ませる自分が今日もやっぱりちょっとずつ嫌いで、自己嫌悪する程度に自己愛が残ってるのも心底嫌で、昨日も今日もどこか足りないまま生きています。


そんなことを書き連ねた短歌や詩や短い小説をまとめた本がやっと手元に届きました。届いた喜びも無い訳ではないけど、製作過程を知っているから、「こうした方が読みやすかったかも」とかの感想が先に出てきた。やってみたから学べたことなので次回以降(あれば)活かします。販売手続きも追々。
字を書き始めた頃の文と今の文が並んでいるのを見ると、作為的にそうしたとはいえ個人的に面白味がありました。何の話だ…。

急に寒くなったので暖かいコートが無くて寒さに耐えられずにいます。スープとか飲みたい。では。

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