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須古丸000隊のギルドヒストリー(第1話)

どうも。すこまるです。

はじめに:話せば長いのです

2年ぐらい前に書こうとしていたギルドヒストリーの下書きを発見しました。

メンバー募集をするにあたって
「うちのギルドはこんなルールですよ、そしてこんな雰囲気ですよ」
という話だけではなく、自分のギルドのバックボーンを話したらギルドに対する興味を持ってもらえるかな?
と考えていたらしいです。2年前の私が。

もう移民してギルマスでもなんでもありませんが、せっかくなんで完成に向かって書き始めたいと思います。
ギルドの歴史を語る上で活動初期からギルドマスターをやっている私の自分語りもちょいちょい混ざりますが、その点は必要悪だと思ってご容赦ください。

あと、なるべく真実に寄り添って書きますが私の記憶容量はほとんどHUNTER×HUNTERの名シーンとワールドトリガーのキャラ名を覚えることにリソースを割いているので、稀に虚偽の記述が混じる可能性がありますがご容赦ください。

というわけで早速本編に参ります。

第1話:初心者たちが置いていかれたギルド

私のいたサーバー、s254はこれをまた書き始めた2024/11/22時点でオープンから1293日目の国です。
私はゲームを始めて1292日目なので、1日遅れで参加した感じです。

元々はヤングジャンプのポイ活目的で始めたこのゲーム、とりあえずチュートリアルに流されるままにゲームを操作していました。

そこでよくわからないうちにたどり着いたギルド。
その名を「tekito-」。

…おそらく「適当」という意味なのでしょう。

この後すぐ、たしかギルチャの通知欄を見て私は「なんか同じような名前がたくさんいる…」「これは初期ネームのままだとコミュニケーションを阻害するな」と思って"すこまる"を名乗り始めた気がします。

「人と交流するオンラインゲーム」というものに久しぶりに手を出した(モバゲー以来?)上に、「他人と協力関係を築く必要のあるゲーム」には初めて手を出したのでなにがなんだかでしたが、とりあえず一緒のギルドの人に挨拶せねばと思って恐る恐るギルチャに書き込みをしました。
挨拶をすると、返事をくれる人がチラホラ。よかった、怖い人はいなさそうだ。
ギルドマスターの人は初期ネームの人だった。無言だった。全然喋らない。

会話をしていると、ある人がこう言った。

「サブの人はいますか?」

その言葉に何人かが反応したけど、私には何の話をしているのかさっぱり妖精。

「サブってなんですか?」

って私が聞くと、このゲームではいくつかアカウントを作れることを教えてくれた。

後に私がパズサバにおける"アカウント"と"キャラクター"の定義の違いにすぐキレる魔神となるとは誰も想像していない気がする。

「あんまりサブの人いないねー」
「ギルマスさんも無反応だし…」
「ここはダメそうだなー」
「違うところにいこうかな」

そんな会話が飛び交った後、どんどん人が抜けていった。
その中で一人、アポロさん(偽名)という方が話しかけてくれた。
どうやらこの人もサブらしい。
僕らの生まれてくるずっとずっと前にはもうゲームをやりこんでいて、なかなか詳しそうな雰囲気を醸し出していた。

「たぶんこのギルドはもうダメだと思うよ。色々教えてあげるから一緒に来る?」
と声を掛けてくれた。

大変ありがたいお誘いだったけれど、自分の周りの人を平気で置いていくような先輩風を吹かせる見知らぬ人についていくよりも、自分で色々やってみたいなあというお気持ちが強かったので丁重にお断りしました。

そうやって初心者ばかりが残ったギルドのチャットに、突然退出以外の通知が現れた。

「ギルドマスターの座を〇〇(※私じゃない)に譲渡しました」

初期ネームがどんどん減っていく中で、急にR5の権限を譲渡されたプレイヤーがいる!
そして元マスターは即退出!!

新ギルドマスターになってしまったその人は困っていた。
どうやら別のゲームでマスターをしてたことがあるらしいが、仕事と家庭のことを考えるとマスターをやるのは難しいから誰か代わってほしいらしい。
交代のお願いの全体メールが飛んできていた。

私は少し悩んで「もう連絡きましたか?1日経って誰からも連絡がなければ、私がマスターをやりますよ」と返信した。

これは別に優しさでもなんでもなく「やりたくない人や適当に決まった誰かに任せるくらいなら、自分である程度の決定権を持ってやれる事をやりたい」という悪魔的体育会系マインドによるものであって、決してモテたかったわけではないというのは予め言っておきます。

結局他の人からの連絡はなかったようで、ギルドマスターの座は無事私に譲渡されました。
この時はまさかTwitter(現X)を駆使して1年以上も祖国でギルマスをやることになるとは微塵も考えていなかったのだった。

〜第2話に続く〜

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すこまる
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