恒例になる予感
去年の3月末、夫と前撮りをした。
季節的に桜を背景に撮れたらいいなと思っていたら、いいじゃんと賛同してくれて、費用は少し高くなったけど桜が綺麗な場所にロケに行った。
場所は城跡だったので、白無垢を着せてもらった。
天気は良好、ここ最近で1番の天気じゃないか?というくらい晴れ晴れしていた。
私たち以外にも前撮りの撮影をしている人、ランドセルを背負った子、赤ちゃんを抱っこしてる人など平日にも関わらず多かった。
1番桜が綺麗に写るであろう場所が空くのを待ち、カメラマンの指示に従って撮ってもらった。
実はその日の朝、夫とは少し喧嘩してしまって気まずい雰囲気だった。
喧嘩してたことなんか知らないカメラマンは「もう少し近寄って」「見つめあって」などの指示を出す。
笑顔は当たり前に要求される。
でも、撮影していたら喧嘩してたことも忘れて、なんなら「袴姿の夫かっこいいな」とか思えた。
夫も楽しげだったので、忘れていたと思う。
後日もらった撮影データは、合成かってくらい桜満開の綺麗な写真ばかりで、2人ともいい笑顔。
隣で見ていた夫も満足そうだった。
そして、今年の3月末。
桜も満開になったので、同じ場所にお花見に行った。
去年と違うのはお腹に新しい家族がいるということ。
ふっくらしたお腹姿。
せっかく来たから同じ場所で写真を撮った。
来年は生まれてきた子どもも一緒に3人で。
毎年恒例になりそう。
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