红彤彤的托尼 Tony Chai

Labor Economics/Information Engineering/Evo…

红彤彤的托尼 Tony Chai

Labor Economics/Information Engineering/Evolutionary Ecology / Sinophilist / IEEE SA & IEEE CTS 中国、蛙、そして時々データと経済。 世界总是不停旋转。不过也不要着急,慢慢走欣赏吧。

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「生吃大蒜(生ニンニク丸かじり)」について

「老板,有生蒜没?」 常にこの一句を叫びたい衝動に駆られているのは日本にいる日本人でこの私だけだろうか。いや、もう10人ぐらいいて欲しいと思っている。 中国から帰り、東京で隠遁生活を過ごしている間、私の胃袋に革命が起きている。その1つが、ニンニクの生食である。もはや、一日一欠片が欠かせないのだ。(これでも適量) 革命の発端 世紀の文化的衝撃きっかけは、中国の動画投稿プラットフォーム「哔哩哔哩(bilibili)」でよくうまい陕菜を鱈腹食ういわゆる“美食博主”だ。陕西省南

    • 4年ぶりの帰省初日。僕はレーニンを拾った。

      2021年9月6日。4年ぶりの札幌。帰省。 私の帰省は、こんなはずじゃなかった。そう、私はレーニンを拾ったのである。 レーニンを拾うそのレーニンは、私が高校時代によくお世話になっていた近所の中古レコード屋にいた。そのレコード屋は、閉店後、棚卸し品を段ボールに入れ、無料で提供していることがよくある。「TAKE FREE」である。かくして、レーニンはそこに紛れていた。 何を血迷ったのか、彼を発見したのは、そのとき傍にいた母親だった。 彼女は、昔から筋金入りの骨董品コレクター

      • HAPPINESS -lessons from a new science-

        It's just a memorandum and some footnotes in reference to "HAPPINESS -lessons from a new science-". This work is written by Richard Layard and published in 2005 for the first issue. In fact, what makes me feel like reading this one is David

        • 論:Podcastの魅力について

          序論:podcast流行の大波 in Chinaついこの前の7月7日、South China Morning Post の Youtube公式チャンネルにて、中国でのPodcastの勃興とその動向について簡潔な動画がされていた。 中国のメディアといえば、国家検閲が不可避であることは、3000年以上培われてきた王朝政治の延長線上にある中国共産党の統治哲学に明らかである。ここでも1つ問題として取り上げられていたのは、Podcast も、人口に膾炙していくに従い、中国の厳格なメデ

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        「生吃大蒜(生ニンニク丸かじり)」について

        マガジン

        • 杂七杂八的
          19本
        • 中国
          12本

        記事

          論:西粟倉の鹿肉を如何に嗜むかについて

          岡山が暑くなってきた。 さすが晴れの国である。蒸し暑さに容赦がない。扇風機2つ全開でこの夏を凌ぐことになりそうだ。 序:如何に鹿肉と向き合うかはてさて。 西粟倉の名物の1つには、鹿肉がある。この村には、この鹿肉を取り扱った料理を出している店があるのだが、どうも遠くて行く気が起きない。私には、自前の脚と細い二輪車しかない。物質的に持たざるものはそれなりの行動範囲に身を慎むしかないのか。やや虚しいかな。 しかし、物質的に持たざるものこそ、自分の知恵と学習欲を捻りだし、知的に持

          論:西粟倉の鹿肉を如何に嗜むかについて

          "Why Greater Equality Makes Societies Stronger"

          It's just a memorandum and some footnotes in reference to "THE SPIRIT LEVEL -Why Greater Equality Societies Stronger-". This work is written by Richard Wilkinson and Kate Pickett and published in 2009 for the first issue. In fact, what make

          "Why Greater Equality Makes Societies Stronger"

          Silicon ValleyとShenzhenの時代錯誤

          時代の変わり目に大国が大国から学ぶという過程は非常に面白い。そこで生まれている中国の方たちの言論の一部は、意外と腰の据わった冷静な分析であったりするから感心する。同じ轍を踏むか踏まないかが米国と同じ水準で顕著になるかどうかは別の位相の話だけども。 中国国内の訳本執筆を担当したThe University of Wisconsin-Madison Department of Educational Policy StudiesのAssistant ProfessorであるRa

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          やっとが重なって、またやっと。

          やっと家を見つけた。 上海到着後、中国全国各地からやってくる人々で埋まる8人部屋に泊まる家なし状態が19日間続いた。上海は不動産が高い。値段が下がるのを待った。家賃が1ヶ月1760元でけりをつけた。実は、これ、前回の北京留学時家賃の約半分だったりする。これで、不安定な生活から逃れられると思いきや、毎朝浦東新区の荒々しく発展していく姿を見ることができなくなると思ったりして、少し悲しくなったりもする。 やっと個人1人の空間がある。 条件は、とあるベッドタウンの29階にあるシ

          やっとが重なって、またやっと。

          帰国後2ヶ月間、そして始まりの地

          もぎけんこと茂木健一郎氏が毎日のように絶えず投稿している「noteの方ではできるだけproactiveなことを書きたいと思っている。」から始まる覚書きに刺激を受けているので、ちょっとここらで書いてみる。 今現在、私は上海にいる。留学用の寮は予約出来ないし、外に住むにしても上海は部屋代がかなり高い。反対に、格安物件は外国人に売ってくれない。だから敢え無くあの上海のシンボル东方明珠が聳え立つ浦东新区の格安ホステルに泊まっている。この地にいられるだけで幸せだから許す。 全ては大

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