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記事一覧
2月 ~ゆきのあめだま~
ちじょうに おりてきて さいしょに
ひろがってきたのは まっしろな せかい!
ママが いってた ゆきが いっぱい!
フワフワの わたあめや マシュマロ みたい。
だけど ふれると とっても つめたい。
キラキラと ひかった ゆきの おはなも みつけた。
まるで おいしそうな ゆきの あめだま。
わたしの はなも しろいのかな?
それとも あか や あお?
ファーゴは そんな はなより
3月 ~やさしいえがお~
ふゆの おわりと はるの はじまり。
しろい ゆきの じゅうたんも
すこしずつ だけど みどりいろに もようがえ
みずうみの こおりも とけだして
はるいろの おとが きこえるよ。
そんな やわらかな ひざしの なか。
まだ とけないで のこっている ゆきのなかから
「ぼくは ここだよ!」
と、いいたげに
やさしい えがおを みせている
きんいろに かがやく はなを みつけた
4月 ~そそいで、そそいで~
みわたすかぎり チューリップばたけ。
いろんな いろが いっぱいに ひろがってる。
ちょうちょも このけしきが すきなんだ。
うれしそうに ひらひら おさんぽ。
そんな あたたかさに みちた このばしょに
なえを うえることに きめました。
ここなら さみしく ないよね?
みずは あげなくても だいじょうぶ って
ママに いわれてるけど ジョーロで すこし あげました。
わたし
5月 ~みどりのせかい~
こもれびが あふれる みどりの せかい。
しんこきゅう すると
しんせんな くうきの においが する。
とても きもちのよい においが する。
たんぽぽを つんで わっかを つくった。
ひのひかりが ときどき あたって
まるで てんしの わっか みたい!
ファーゴにも くびかざりを プレゼント。
さいしょは いやがって
はずそうと していたけれど
いつのまにか それを じっと
みつ
6月 ~こころのあめ~
あめは きらい。
そとで じゆうに あそべないから。
そんな けしきを ながめていると
しらないあいだに わたしの ココロにも
あめが ふってくる。
さみしさが しとしと あふれてくる。
だけど そんな あめの なか、
げんきに さいてる あじさいを みていたら
ふしぎと うれしい きもちになる。
あめは きらい。
だけど あめの なかにも
うれしさ や たのしさ がある。
わたしが
7月 ~ねがいごと~
たなばた。
よぞらを ながれる あまのがわ。
ひとつ ひとつが てを とりあって
いっしょうけんめい かがやいて
あの おおきな かわを つくってる。
おほしさまが なかったら この よぞらも
きっと さみしいよね?
わたしも あの おほしさまに まけないくらい
じぶんの ほしを かがやかせたい!
まずは わたしの はなを さかせること。
あまのがわに そっと おねがい。
ファーゴ
8月 ~ほしのはなたば~
そらに むかって めいっぱい
えがおを さかせる おおきな ひまわり。
たくましく のびた そのすがたは
どんなに おちこんでいたって
わたしに げんきを あたえてくれる。
まるで たいよう みたい。
わたしも ひまわりの ように
みんなに げんきを あたえられる
りっぱな てんしに なれるといいな。
でも ファーゴは そのしたに さく
かわいい ほしの かたちした
ペンタスの はなに
9月 ~じぶんのために~
じゅうごや。
まんまる おつきさま。
つきの あかりで すすきは こがねいろ。
おつきさまには うさぎが すんでいて
おもちを ついているんだって。
いっしょうけんめい
まいにち、まいにち ひたすら ついて。
きょうのひの ために。
じぶんの ために。
がんばって ついた おもち。
だんごにして おいしそうに たべている。
そのおいしさは うさぎだけが しっている。
そのはなしを