青空に笑う
本日は、京都、清水寺からお送りします。
清水寺仁王門の両脇を守る狛犬が、口を開けてまるで笑っているかのようだ。
これには諸説あり、「仏様の教えを大声で伝えているから」などと言われることも多いようだが、
今日聞いた話は、「寺に向かって、長い清水坂を歩いてきた参拝客のぐったりした様子を笑っている」という説であった。
それも面白いと思う。
坂にぐったり、というより、インバウンドと修学旅行生でごった返す中を歩くのにぐったりしている校長を笑っているのだろう。
青空に向かって呵呵大笑。
からりと明るい狛犬に見えた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?