小さな奇蹟
人生にはたったふたつの生き方がある
ひとつは、奇蹟なんてないかのように生きる人生
もうひとつは、出会うことすべてが奇蹟であるかのように生きる人生
(アルベルト・アインシュタイン)
今朝、街頭監視当番で
交差点に立っていたら、
「人生は奇蹟であふれている」
ということばが頭に降ってきた
今朝も目が覚めて
元気に学校へ向かう子どもたち
「おはようございます」の声が行き交うひととき
子どもたちを送り出す家族がいて
よし行ってきます、と踏み出す子どもの一歩があって
いまこの瞬間を迎えている
それさえも小さな奇蹟
「はたして神さまはいるのだろうか」と疑わざるを得ないようなつらい別れや試練、災害もあるけれど
わたしたちの行動ひとつひとつが
小さな奇蹟を生み出している
その奇蹟が
かけがえのない今日をつくっていく
そんなことを思いながら
交差点から空を仰ぐ
急に天国へと旅立っていった
おばさんを思いながら